※この項目はネタバレを含みます
概要
- 数字タグ。この場合の読みはにせんはっぴゃくはちじゅうななである。
- 「機動戦士ガンダムSEED」に登場する兵器イージスガンダムが、とある動作をするために必要なパスコード。本ページで記述。
「2887」の2の概要
2887とは、『SEED』PHASE-30で登場したイージスの自爆用コードである。
コズミック・イラ世界のガンダムである第1期GAT-Xシリーズには、鹵獲防止ないし機密保持のために自爆装置が搭載されている(PHASE-01のブリッツ強奪時にニコル・アマルフィが手間取っていたのはコレの解除)。
ガンダムに自爆装置といえばその7年前のシリーズがあまりに有名すぎるが、あちらが一定の条件を満たした自動操縦式だったりプッシュボタン式だったりするのに対して、こちらはテンキーにパスコードを入力する方式を採用している。
劇中ではアスラン・ザラがストライクのパイロットであるキラ・ヤマトを殺害するためにイージスの両手足でエールストライクを拘束し、ゼロ距離からスキュラ(高威力ビーム砲)を発射するつもりだったが、それまでの戦いにてエネルギーを浪費していたため発射寸前にバッテリーが尽きて戦闘能力を失ってしまう。
そこでアスランは間髪入れずに自爆装置作動用のテンキーを引き出し、パスコード「2887」を入力し早々に離脱する。
―EMERGENCY―
GAT-X303 AEGIS
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General
Unilateral
Neuro-link
Dispersive
Autonomic
Maneuver
N099 Synthesis System
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TIME REMAINING
――――― COUNT DOWN ―――――
0:10:000
EMERGENNCY PROGRAM:LA-NA2
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逃亡するアスランを見たキラは事態を察したものの、そのままイージスの自爆に巻き込まれるのだった…。
なお、爆発演出の規模に対して所詮は機密保持用の自爆でしかないため威力の方は大したことなく、フェイズシフト装甲により強固なストライク本体だけでなく、通常装甲のエールストライカーも殆ど原型を留めており、裂け目から爆風に晒されたコックピット内部も樹脂製部品が融解した程度で済んでいる。
ちなみにアスランは後継機のジャスティスでも最終話で戦略兵器『ジェネシス』の反応炉を破壊するためにジャスティスを自爆させている(アスランに自爆癖があると言われる原因)。こちらは核エンジン(核分裂炉)を積んでいるため、バッテリー稼働のイージスよりをはるかに上回る破壊力があり、スペースコロニーサイズのジェネシスを粉々に破壊している。
また、この事からザフト開発のガンダムであるファーストステージシリーズにも自爆装置が積まれていることが逆説的に判明した。なお、機密保持用の爆発とは規模と威力が桁外れに違うことからか、装置の起動こそ同じくテンキーなものの、パスコードは(入力時の効果音からして)8桁となっている。
ドールズフロントライン
当ゲームのイベント『偏極光』に登場する沿岸砲に付いている「2887」という数字は紛れもなくこのイージスの自爆コードが由来である。また、別イベントである『静止点』では、援軍のキュクロープス部隊の小隊名としても登場し、戦闘した敵を一度だけ大幅に弱体化することができる。ドルフロを生んだ中国ではSEEDが最初に放送されたガンダムであるため。