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紀伊(列車)の編集履歴

2024-07-08 21:04:23 バージョン

紀伊(列車)

きい

かつて存在した国鉄の列車愛称

急行時代

1968年から東京駅王寺駅鳥羽駅紀伊勝浦駅間を関西本線紀勢本線などを経由して結んだ夜行急行列車

もともとこの区間を運行していた「伊勢」、「大和」、「那智」の3本の急行を統合する形で運行を開始した。

1972年に「那智」に由来する紀伊勝浦駅行のみの運行となり、「銀河」1往復と東名間を併結。


特急時代

1975年に格上げされ、14系を使用した寝台特急となる。

ちなみに併結相手の「銀河1・1号(1978年改正以前のため上りも1号)」は発着駅を大阪駅から米子駅に変更し特急「いなば」になった。

1973年の伊勢線開業時、並行する特急「くろしお」や急行「紀州」が伊勢線経由に変更される中、唯一亀山駅経由のまま運行された。

1982年名古屋駅での機関車付け替えで衝突事故を起こす。原因は機関士の飲酒運転だった。

利用率低迷もあり1984年に廃止。寝台特急としては僅か9年という短い運転であった。

急行時代から東名間を「銀河→いなば→出雲3・2号」と併結運転していたことや作業合理化もあり特急化後もヘッドマークは掲出されなかったが、運行末期にはテールマークのみイラスト入りのものになっていた。

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