曖昧さ回避
- 「夜に行われる事」若しくは「夜に使うもの」を示す単語。「夜行列車」「夜行便」など。
- 百鬼夜行を連れた妖怪「夜行さん」。
- 泉昌之のマンガ作品。
- ヨルシカの楽曲の一つ。→夜行(ヨルシカ)
- 漫画『結界師』に登場する組織の一つ。読みは「やぎょう」。→夜行(結界師)
- ゲーム『妖怪ウォッチ』に登場する妖怪→夜行(妖怪ウォッチ)
ここでは3について主に記す。
概要
孤独のグルメの原型とも言える作品で、山高帽の男が夜行列車の中であれこれ考えながら弁当を食う、という話。
基本的にはただ食べるだけ…なのだが、しょっぱいサバで均衡が崩れた際に日本式の食事を「飯とおかずの鬩ぎ合いだ!!」と大袈裟に語ったり「やっぱり男はキンピラゴボウよ!!」などの迷セリフから何故か笑いが込み上げてくると泉作品ファンからも支持されている。
その後
主人公である山高帽の男らしき人物は、泉昌之作品にて度々再登場しており、『パチンコ』『花粉』など様々な短編の主人公を勤めている。ハードボイルドを装っているが実は間が抜けている、というキャラクター性は本作と殆ど変わっておらず、同一人物であってもおかしくないが詳細は不明。
『食の軍師』のエピソード「駅弁の軍師」では、この話を下敷きにした…というか現代風にリライトした話になっている。