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センシティブな作品

概要

ゼルダという人物は、『ゼルダの伝説』シリーズの各作品でそれぞれの設定で登場し、ストーリーの中核を担う存在であるが、このうちトゥーンレンダリングによるグラフィックを採用しているトゥーン系列の作品ではトゥーンレンダリングのゼルダが登場する。

ゼルダ無双 ハイラルオールスターズ』で従来のゼルダと別キャラクターとして登場したことにより、区別のためトゥーンゼルダの名が与えられた。

トゥーンリンク同様、基本的には少女の姿で登場する。

このデザインのゼルダが登場する作品

『風のタクト』以降の作品でも子ども版のほとんどがこのデザインとなっている。

担当声優は、『大地の汽笛』のみ大前茜氏、それ以外の作品では橘ひかり氏となっている。

作品名発売日ハードその他
風のタクト2002年12月13日GCとある人物の正体として登場する
4つの剣2003年3月14日GBA正式名称は『ゼルダの伝説 神々のトライフォース&4つの剣』。デザインが異なる
4つの剣+2004年3月18日GC『4つの剣』の続編"ではない"が、デザインは同じ。漫画版ではオリジナルのデザイン
ふしぎのぼうし2004年11月4日GBAゼルダ史によると、トゥーン系では最古となる作品
大地の汽笛2009年12月23日DS『風のタクト』の人物の子孫として登場する

作品ごとのトゥーンゼルダ

滅亡したハイラル王国の王族の末裔で、テトラと名乗り海上世界で海賊団の首領をしている。シリーズでも珍しい「姫ではないゼルダ」である。

ガノンドロフの命により耳の長い女の子を探していたジークロックに捕まり拉致されそうになったところをリンクに救出され、リンクの妹アリルが自分に間違われて捕まったことからリンクを船に乗せた(当初は「自分たちには関係がない」と断っていたが、たまたま島にいたオドリーにいきさつを説明されたことにより)。

先祖代々知恵のトライフォースのかけらを受け継いでおり、やがて知恵のトライフォースが自らに宿ってゼルダ姫として覚醒。のちにガノンドロフに見つかりガノン城に連れ去られる。最終決戦ではリンクが持っていた弓と光の矢を使って共闘し、トリックプレイで勝機をもたらした。決着を付けた後は海上世界へと戻った。

こちらの作品ではこのようなデザインとなっており、「風の魔神グフー」によって拐われてしまう。

リンクとは幼馴染みという設定。

この作品ではグフーに石化されてしまう。

デザインは『風のタクト』のゼルダに似ている。

『風のタクト』の続編にあたり、テトラとして登場。風のタクトと同一人物である。原作ではゼルダ姫としての登場はしないが、漫画版では石化されたテトラの意思として登場する。

テトラ海賊団が新天地で起こした新ハイラル王国の王女。テトラの玄孫にあたる。

かつて封印された魔王マラドーの復活をもくろむキマロキら魔族によって体を奪われてしまうが、残った魂がリンクに同行しサポートする。

魂だけであることを生かして神の塔の番兵ファントムにとりついて操ることも可能。この能力はスマブラのゼルダへと受け継がれた(詳細は項目「大乱闘スマッシュブラザーズ」にて)。

体は復活したマラドーの魂の受け皿にされていたが、リンクと共闘し体を取り戻し、マラドーを滅ぼした。

この作品ではリンクとゼルダの絆がより深く強く描写されているのが特徴。ゼルダが体を取り戻した際はリンクに抱き着いて赤面させている。エンディングでも二人で手を繋いでいる。

その後、スタッフロールにてそれぞれの日常へと戻ったことが窺えるシーンが流れる。

リンクは機関士、ゼルダは王女としての立場に戻り、結果的に二人は離れ離れとなってしまう。

スタッフロール後に映されたのは、どこか寂しそうに淡々と執務をこなすゼルダの姿。

しかし、ふと何かに気づくと窓に向けて駆け寄り、笑顔で手を振る。

聞こえたのは、大地の汽笛か剣の音か。それが聞こえる時、窓の外には大切な人の姿があった。

CV:橘ひかり

テトラと兼任

聖域の守護者の体を借りて戦い、その巨大な剣で力強く敵を薙ぎ払う。

鉄球に変身して繰り出す突進攻撃は一切の敵を寄せ付けず、光の魔力による強力な攻撃は広範囲の敵を一掃する。

(ー公式サイトよりー)

概要

3DS版では追加DLCキャラとして登場。

その為、「レジェンドモード」(所謂ストーリーモード)には一切絡まない。

大地の汽笛』の人物であり、『風のタクト』のゼルダは、テトラとしての登場である(詳細はリンク先にて)。

区別のため初めて「トゥーンゼルダ」の名称が与えられたが、ゲーム内では「ゼルダ」として表記される為、バトル中で大人版のゼルダ姫もいる場合、情報がややこしいことになる(トゥーンリンクも同様だが、あちらではこどもリンクも存在する)。

ファントムに憑依した姿で操作するが、台詞時ではトゥーンゼルダとして表示される(SFアニメ等にありがちな、巨大ロボの操縦者に見えなくもない)。

使用解放まで(Switch版)

「アドベンチャーモード」の「大冒険マップ」の右側の「夢幻の砂時計」サイドのスタート地点の隣にあるバトルをクリアすることで使用可能となる(「アドベンチャーモード」は「レジェンドモード」の最初のバトルをクリアすることでプレイ可能。「大冒険マップ」のスタート地点は、右側の「夢幻の砂時計」サイドと左側の「大地の汽笛」サイドの2箇所)。

少なくとも2回のバトルではあるが、どちらも「目的の敵キャラを倒すこと」とシンプルな内容なので、レベルさえ上げておけばクリアも難しい訳ではない。

ただ、「レジェンドモード」を進めないと手に入らない攻撃アイテムがあり、それを使わないと道中にあるバトルでの巨大ボスへの弱点が付けない為、「アドベンチャーモード」も進めにくくなる。

そのため、トゥーンゼルダのプレイアブル化はストーリーをクリアしてからでもよいが、ストーリー自体もかなり長く、全ての攻撃アイテムを回収するまで28バトルをクリアする必要がある(ストーリーでテトラの使用解放も同じタイミング。1バトルにつき、10~20分以上掛かる)。

また、「大冒険マップ」自体の難易度が「辛口」であり、このまま進むとかなり痛い目にあうため、他の難易度が低めなマップなどでレベリングすることを推奨する(因みに彼女の初期レベルは15)。

活躍

前述通り「レジェンドモード」での出番はなし。

「アドベンチャーモード」の「大冒険マップ」の一部のバトルでは援軍として登場し、単騎でバトルエリア(主に自軍の砦)を徘徊しながら周囲の味方を回復するという、サポート役を担っている(ただし、彼女自身は回復しない)。

また、彼女を1P(もしくは2人プレイ)として操作した場合は援軍としての登場はしない(代役もなし。これはトゥーンリンクやメドリなど、途中から援軍するキャラ全員同様)。

使用武器

  • 守り人の剣

最初から使用可能な武器。

属性は光で、Lv.4+では炎属性が追加。

他の追加DLCキャラ同様、3DS版ではLv.4までだったが、Switch版にてLv.4+が追加された。

ファントムに憑依したガタイ姿とは思えない程攻撃の速度は早く、弱攻撃だけでも高火力となっている。

全てのレベルの武器は「大冒険マップ」の右側の「夢幻の砂時計」サイドで用意されているが、トゥーンゼルダのキャラクター制限が掛けられている。

こちらのマップでは入手難易度は高いが、キャラクター制限の解放が可能なアイテムカード「黄金の汽車」が存在している(とにかくキャラ制限が多い他のマップでも欲しいと言わんばかりである)。ハートの器とは違い、武器の解放は本人でなくても可能な為、鍛えたキャラで挑むのもいいだろう。アイテムカードの購入(Switch版のみ)は出来ないが、一度入手してしまえば、探索で「ウィンドストーン」を利用して量産も出来る(しかも暫くすると復活する)ので、在庫切れにならないように気を配ろう。

Lv.4+(3DS版ではLv.4)の解禁でのバトルだが、内容は「敵軍と裏切りものを撃破せよ!」と難易度はかなり高め。ハイラル王を総大将に、テトラ、メドリが味方として初期配置されており、裏切り指揮官を3人撃破するとトゥーンリンクが援軍として登場する(ただし前述通り、彼を操作してプレイすると登場しない)という、トゥーン系列同士によるドリームチームの構成である為、まさにトゥーンゼルダの為のバトルステージといっても過言ではない。トゥーンリンクは、バトルエリアを徘徊しながら周囲の味方のやる気を上げてくれるので、影響受けた者の生存率が上昇する。ただし、元々内部の兵士での裏切りにより味方たちが苦戦しやすいようになっているバトルの為、常にエリアマップに目を配ること。

武器一覧

種類属性レベル武器名その他
守り人の剣Lv.1ファントムソード初期装備の武器。
Lv.2ワープソード「大冒険マップ」で解放
Lv.3アイアンソード同上
Lv.4裏アイアンソード同上
Lv.4+炎アイアンソードSwitch版で追加された武器。炎属性が追加。「大冒険マップ」で解放

その他

  • 『大地の汽笛』での担当声優が引退した為か、この作品では橘ひかり氏がテトラと両者の声を担当する。
  • 元々、「大冒険マップ」自体がトゥーンゼルダ用として構成されており、彼女の全てのレベルの武器(ついでにいうと、トゥーンリンクの武器「サンドロッド」も同様)と、ハートの器も全て揃っている為、彼女をしっかり育成したいのであれば、このマップでの攻略が必須となる。また、ラスボスとのバトルがSランククリアするまではトゥーンリンクとタッグを組む構成(キャラ制限)となっているため、育成しても損はない。
    • ただし、前述した「キャラ制限を解放する」アイテムカードを使用する場合は話が変わるが…。
    • また、Lv.4+武器の解放が掛けられたバトルとは違い、トゥーン系列のドリームチームではない(「コホリントマップ」でのバトルと被ってしまうのを避ける為か、何故かテトラが省かれている)。
    • 本作に登場するトゥーンリンクは『風のタクト』や『夢幻の砂時計』の人物であり、『大地の汽笛』とは別人(ただし味方や敵での場合、こちらのマップでは剣ではなくサンドロッドを武器として所持している)。
  • 「大冒険マップ」のイラストピースでは、トゥーン系列同士のメンバーが描かれている。

外部出演

大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ

ファイターとの繋がり

4作目『大乱闘スマッシュブラザーズfor』からゼルダの下必殺技が変更され、ファントムを形成して攻撃するというものになった。トゥーンゼルダが憑依しているわけではなく、ゼルダ自身が生み出して攻撃を指示する(生み出している途中に攻撃されると一部のパーツ状態になる)。

このためトゥーンゼルダは登場しないが、ファントムの呼び出し方次第では大地の汽笛のように「ファントムを盾にして攻撃を防ぐ」ということが可能となる(ファントムの盾には無敵判定が付いている)。

ただし、飛び道具である為、反射技やむらびとしずえの技でしまって逆に利用されることもあるので過信は禁物。

フィギュア(X・for)

大乱闘スマッシュブラザーズX』及び『大乱闘スマッシュブラザーズ_for_Wii_U』では、『風のタクト』としての登場であり、つまりテトラと同一人物である。

大乱闘スマッシュブラザーズ_for_3DS』では、『大地の汽笛』としての登場。そちらでは通常の姿と魂の姿の2つが存在する。

スピリット(SP)

大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL』では、スピリットとしていくつか登場している。

分類:アタッカー(防御属性)

階級:LEGEND級

スキル:たまに切りふだもう一回/超過(最後の切りふだを出した後、たまに続けてもう1度使えるようになる)

その他:テトラの超過スピリットの為、入手にはテトラのスピリットをLv.99(MAX)まで育成する必要がある。

分類:アタッカー(防御属性)

階級:ACE級

スキル:代償いろいろ強化/超過(蓄積ダメージが30%で始まるが攻撃・防御・スピードアップ【小】)

その他:ファントムの超過スピリットの為、入手にはファントムのスピリットをLv.99(MAX)まで育成する必要がある。また、こちらでは魂の姿として登場。

すれちがいMii広場

「ピースあつめの旅」の2013年5月に追加された「ヒロイン」で、ピーチ姫ロゼッタポリーン、『スカイウォードソード』のゼルダと共に、『大地の汽笛』のゼルダ姫が登場している。こちらも魂の姿である(その時点では、トゥーンゼルダとしての最後の登場だからだと思われる)。

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