『経営科も 普通科も サポート科も ヒーロー科も 皆社会の後継者であることを忘れないでくれたまえ』
『私は思う この困難な一歩を道と成した時 そこにオールマイトをも超える最高のヒーローが誕生するのだと』
僕のプロフィールさ!
知略で敵の窮地に追い込む! 皆大好き知的なネズミ!!
"個性"が発現した唯一無二の動物にして人格者
―――僕のヒーローアカデミア 公式キャラクターブック2 Ultra Analysisより
僕の概要さ!
人物さ!
数々の有名ヒーローを世に輩出してきた名門校・雄英高校の校長を務める人物。
外見だけでは分かりにくいが、オールマイトやエンデヴァーらが学生であった頃から雄英高校の教師を務めていることから、実年齢はかなりの高齢であると思われる。
雄英高校の生徒達を心から愛し、生徒の将来を第一に優先する人格者であり、"個性"道徳教育の分野において世界的な貢献をしてきた偉人でもある。
その肩書に反して気さくで明るい性格をしており、教師陣や生徒に対しても上下関係を感じさせないフランクな態度で接している。
また、オールマイトからは「話し始めると長い」とひそかに思われている。校長先生の話がやたらと長いのはお約束であるようだ。
外見は二本足で歩くネズミのような生き物。右目周辺に傷がある。
実は生物学上の人間ではなく、動物に"個性"が発現し、人間とコミュニケーションを取ることができるようになったことで人権を獲得したという世界的に見ても非常に珍しい事例であるらしい。
作中では「根津校長」としか呼ばれないためフルネームは不明で、そもそも下の名前があるのかどうかも判明していない。
また、実は本当にネズミなのかどうかも作中では明かされておらず、当人も「ネズミなのか犬なのか熊なのか」と疑問に思うことがあるらしい。
古くからの友人であるリカバリーガールによると、昔は人間から実験動物のような扱いを受けていたそうで、ふとした時に腹黒い性格が表に出ることがある。
そうした過去に関しても作中では多くは語られておらず、色々な意味で謎の多い人物となっている。
基本的にヒーローとして現場に出ることは無く、作中では警察組織を始めとした関係機関と連携を取りながら、生徒達を守るために陰ながら尽力する活躍を見せる。
社会を揺るがす様々な大事件に見舞われながらも、その怜悧な頭脳をフル活用して、雄英高校のカリキュラムを臨機応変に対応させる。
世間の批判の矢面に立つことも多く、マスメディアからの厳しい追及に対しても的確に応対する冷静さを見せる。
本人は自らの功績を誇ることは無いものの、雄英高校の教師達やオールマイト、エンデヴァー等は彼に対して最大限の敬意を払って接しており、そのことが彼が優れた教育者であることを窺わせる大きな要因となっている。
僕の個性さ!
個性は『ハイスペック』
動物が人間以上の頭脳になる世界でも類を見ない個性。
必殺技
- ブレインブレイク
活躍さ!
ストーリー上は雄英高校の入学試験の際に初めて姿を見せているが、時系列的に見れば、オールマイトとオール・フォー・ワンとの決戦の後、入院中のオールマイトと病院で対話するシーンが彼の初登場となる。
怪我の後遺症に苦しむオールマイトに対して、サー・ナイトアイと共に引退するよう説得を試みたものの、オールマイトは周囲の反対を押し切ってヒーロー活動を続けることになる。
その数年後、緑谷が中学3年生の頃には、オールマイトを雄英高校へと招聘し、彼に雄英高校の教師となるように要請を行った。
敵連合のUSJ襲撃事件の際は、ヒーロー活動のために授業を遅刻したオールマイトに対して休息を兼ねて説教を行っていた。
その後、飯田の伝達を受けた後には多くの教師たちを引き連れて現場へと駆け付け、敵連合を退けた。
試験中は鉄球重機を使い遠距離から建設物を連鎖的に倒壊させ生徒の逃走経路と行動範囲を奪い取り制限時間まで妨害し、2人をミッション失敗に追い込む。逃走経路は一つだけ残していたらしいが、余裕で手のひらで転がしてみせた。
その後、立て続けに発生した敵連合の林間合宿の襲撃事件後には、相澤、ブラドキングと共に雄英高校で記者会見を開いた。
しかし、これは捜査状況を隠匿するために警察と連携して行った作戦であり、同時刻に敵連合アジトをヒーロー達が襲撃し、爆豪勝己を救出、更には格納庫に保管されていた脳無の大部分を確保するに至った。
神野事件後は、社会情勢の不安定化を理由としてヒーロー科を寮制にする決定を下し、保護者への説明のために担任教師やオールマイトらと分担して家庭訪問を行っている。
それから冬にかけてしばらくの間出番が無かったが、その裏では雄英文化祭の中止を要請する警察と交渉を行い、条件付きで文化祭を開催する許可を得ていたことがミッドナイトの口から明かされている。
超常解放戦線との全面戦争後は、雄英高校を一般市民への避難所として開放した。
その際、USJ襲撃事件以降、秘密裡に雄英高校の防衛システム・通称「雄英バリア」に改造を施していたことが明らかとなり、多くの人々の安全を守ることに貢献している。
また、彼が構築した雄英バリアのシステムは、その後パワーローダー、セメントス、発目明を始めとしたサポート科の生徒達の手によって更なる改造が施され、死柄木弔との決戦場・通称「天空の棺」へと進化を遂げる。
第二次決戦後は、社会の混乱によって卒業が延期となっていった三年生達のために、季節外れの卒業式を開催した。
全面戦争以降のヒーロー達の戦いの裏では、海外各国への必要物資の要望や復旧計画の策定、支援の配置、病床の確保分配等、多方面への働きかけを行っており、これによって第二次決戦後の日本は超人社会の歴史に類を見ないほどの急速な復旧を遂げることとなる。
余談さ!
- 公式設定での身長は85cmという設定となっているが、作中で描かれるサイズ感はまちまちであり、相澤先生の操縛布に隠れるサイズのこともあれば人の腰の高さ程度のサイズで描かれることもある。
- 物語の第4話において、オールマイトは緑谷へのビデオレターの中で「自分がこの街にやってきたのは雄英高校の教師になるため」だと明かしている。実は物語の第1話において、緑谷達の街に偶然オールマイトが現れたのはこのためであり、つまり彼は間接的にオールマイトと緑谷が運命的な出会いを果たす切っ掛けを作った人物ということになる。
僕のイラストさ!
関連タグさ!
スプリンター先生:知能の高い鼠である点が共通しており、影響を受けていると思われる。
ミッキーマウス:おなじみディズニーの黒い方。雄英には体育館γ、通称“トレーニングの台所ランド”略称TDLというの個性訓練施設が存在する。
寺尾台校長:中の人繋がりの校長。