ZUNとは同人サークル・上海アリス幻樂団の主宰。本名は太田順也。
弾幕シューティングゲームシリーズ『東方Project』の原作者。
当記事は主に『東方Project』関連情報を紹介する。経歴などは本名・太田順也を参照。
概要
1977年3月18日生まれ、長野県白馬村出身、東京電機大学卒。
辛党で大の酒好き。ビール党。眼鏡とハンチング帽がトレードマーク。
ちなみにハンチング帽は沢山持っているらしいが、普段被るのは二、三種類。
2011年夏に入籍している。例大祭の日に結婚式を挙げた。結婚相手は2004年頃から『東方Project』の開発に協力してきたプログラマー、「きーさん」である。(東方Project作品のスタッフロールにも登場している。)
上海アリス幻樂団は個人サークルであり、例外はあるものの一人で『東方Project』を制作している。コミケや例大祭に参加する際は、売り子と共に作品を手渡ししたり最後尾札を持ったりと精力的に活動している。また、雑誌・テレビ番組のインタビューには顔出しで登場し、ファンからは毎度その痩身ぶりを心配されている。お酒関連については伝説で語られている面が多かったが、実際ブログで酒の話題が多い。
フィギュア化もされている。ファンによる東方の二次創作では、稀に一キャラクターとして出演させられている事がある。人間ながら飲み勝負で萃香に余裕で勝てたりといろんな意味で無敵なキャラとして描かれている。夢は『隠居BAR』を作ること。
COOL&CREATEよりイメソン(?)としてYOUNG MAN (Y.M.C.A.)のパロディ曲『ズンサン-O.T.Z.Y.』を作成されている。
代表作『東方Project』制作の動機について
「全ての国民がパラダイスみてぇなコンテンツを作りてぇ」
そもそもの制作の動機はZUNが自分の作曲したコンピュータ楽曲を聴いて欲しかった、というもの。
そして高校時代に想像していた世界(今で言う東方の舞台幻想郷の前身)を形にしたいという動機もあったそうだ。(そして当初の予定ではSTGではなく「格闘ゲーム」だったそうだ)
しかしいきなりSTGだったり格闘ゲームの制作は難しい。
そこで比較的1人でも楽に製作できるゲームから製作し始めたのだ。
そこで第1作『東方靈異伝』は弾幕シューティングではなく、ZUNがそれ以前に制作していたブロック崩しゲームをベースとして、多少の弾幕要素を含めたものだった。
当時すでにWindows3.1からWindows95の時期だったが、まだ開発環境がプロシューマー向けが多く、ゲーム開発に適し、かつ安価なものがなかった。その為、PC-9800版となったのだが、PC-9821ネィティブではなく、オーソドックスなPC-9801版となった。このことからステレオ音源(PC-9801-86)対応ではなく、制約も多いモノラルFM音源(PC-9801-26K)に甘んじることになった。この音源は、ホビー用として拡張されたPC-8801mk.IIやファミリーコンピュータにも劣るものだった。
PC-9800の撤収後、2002年にPCM音源を前提としたWindows版への移行とその際のリニューアルには、そうした背景もある。
二次創作や事業などに対して
原作者以外による『東方Project』の創作(二次創作)や、事業活動における方針を、2004年から一定期間毎に追記している。現在の最新版は「東方Projectの版権を利用する際のガイドライン 2011年版」。
内容は
など。
また、今まではPCでしか遊ぶことができなかった同人ゲームを、プラットフォーマー各社の協力のもとPS4・PSVita・ニンテンドースイッチといった家庭用ゲーム機で遊べるように制作するプロジェクトである『Play,Doujin!』のサポーターを行っている。
関連イラスト
リンク
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本人関連
同人サークル「上海アリス幻楽団」
新海誠 長野出身、ゲーム業界出身、インディーズで作品発表、メガネで痩せ型、作品に神社が出てくるなど共通点が多い。
『童祭 ~ Innocent Treasures』・・・自身のテーマ曲で、ZUN作曲の中では唯一の作詞がされている。