データ
別名 | フィンディッシュタイプビースト |
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身長 | 52m、14cm(SD時) |
体重 | 3万9千t、150g(SD時) |
出身地 | 不明 |
スーツアクター | 福島龍成 |
概要
第7話「閉ざされた世界」に登場。
『ウルトラマンネクサス』に登場したスペースビースト・ガルベロスの暗黒強化種。
外見は体色が褐色から青系統に変化し、両手両足の爪が赤色になっている点以外は通常のガルベロスとほぼ同じ。
設定上は口から放つ火炎弾や幻影投影能力が強化されているが、映像作品中では一度も火炎弾を使用していない。
ウルトラマンタロウからは「宇宙の狂犬」と呼ばれており、この事からサンダーダランビアなどと同様『ギンガ』以前にも出現していた可能性が高い。
活躍
劇中では元プロボクサーの大里剛がダークライブし、ウルトラマンギンガとボクシング風の対決を繰り広げた。この時は多数のスパークドールズ達が観客に、タロウが審判兼実況者となっており、付近の山に張り巡らされた送電線がリングのように演出されている。
第1ラウンドでは両腕の長いリーチを活かして礼堂ヒカルのウルトライブしたブラックキングを下すも、ウルトラマンギンガとの第2ラウンドではほとんど一方的にやられてしまい、三体の分身を出現させて幻惑しようとする。
が、なんとギンガも分身して対抗、逆に何十体もの分身に取り囲まれるという想定外の事態に陥り、混乱した隙にギンガファイヤーボールを放たれて倒された。
余談
タロウがかつて一体化していた東光太郎はボクサーを志望しており、本エピソードでタロウが審判を務めているのはその設定のオマージュである。
脚本を担当した長谷川圭一は、多少でも新規怪獣の要素を出すためにアレンジしても苦情が出ないであろう平成怪獣を登場させたと明かしている。
スーツはオリジナルのガルベロスのスーツを塗装したもの。
元々が年季の入ったスーツであった為か、あまり状態が良くなかったらしく、『ギンガ』の撮影終了後は牙を軟質の素材に交換されてアトラク用に回された。
大里剛を演じた虎牙光揮氏は、過去の特撮ではゴジラ×モスラ×メカゴジラ東京SOSにてオペレーターの秋葉恭介、劇場版仮面ライダーカブト GOD SPEED LOVEにて大和鉄騎/仮面ライダーケタロスを演じている。
関連項目
レンボラー:同じくボクシング対決をした怪獣。
グレゴール人:即席のリングを作った宇宙人。