「え、えへへ……私には、このくらいしかできないので……。」
プロフィール
人物
アリウス分校の特殊部隊アリウススクワッドに所属する生徒。
見た目から物憂げな印象を与える人物で、部隊内では狙撃手を務めている。
どんな時でも暗いうすら笑いを浮かべ、頻繁にネガティブで自虐的な言葉を頻繁に発する、自尊心が低い卑屈で小心者な悲観主義者。
幸せな未来を信じられず「人生とは苦しいもの」という悲観論を持っており、「痛いですよね」「苦しいですよね」といった言葉を自他に投げかけるのが口癖。言葉だけ切り取るとサディストっぽいが、実際はこれも独り言の自虐である。
一方、何かと自己嫌悪に陥って「うわぁぁぁん!」と悲鳴のような泣き声を上げることも多く、陰湿な振る舞いに反して、感情の振れ幅が大きくリアクションも激しい(上記の泣き声は感涙でも上げる)。
描写上でも、シリアスな雰囲気を一貫させている他三人と比べコミカルな印象が強い。
また、諦観から成る珍しいタイプの打たれ強さも持ち合わせ、他人からの支援やサービスを「後々対価をふっかける気」と毎回ネガティブに受け取り勝手に絶望するが、「どうせ最後なら」とやけっぱちで欲を張り追加注文する等、案外図々しく良い意味で生き汚い。
2022年の夏コミ広告では先生に冷たい飲み物を買ってもらったので、ついでと称して汗拭きシートやモバイルバッテリーをせがんでいる。
読書と書籍の収集が趣味であり、特にファッション雑誌を好む。ゴミ置き場から廃棄された雑誌を漁るのが日課であり、気に入ったものは大切に保管している。ただ、寒さに耐えきれずに燃料にしてしまうこともあり、その度に悲しみを噛みしめている。
またWEB小説なども読み漁っているらしい。そのためか、無学なアリウス生にしては語彙力に富んでいる一面も。
マスクを着けているアリウスの生徒としては珍しくマスク類を身に付けていない。マフラーかシュマグらしきものを首に巻いているのでそれがマスク替わりなのだろうか?
ただ、水着verではサングラスだけになっていたため、ヒヨリだけ積極的に顔を隠す気が無いようだ。
アリウスではアツコと並んで童顔だが、胸は結構大きい。身長も155cmとそこまで小さいわけでもないなど、過酷な栄養環境で育った割には肉付きが良い模様。
なお、お腹周りは少々だらしない体つきをしており、メモリアルロビーでは「おへその形がコンプレックス」と語りながら潰れた形をしたへそを見せてくる。
このコンプレックスは、上記のファッション雑誌を愛読していることや常に綺麗なへそと腹筋を晒している人物が近くにいたこと、或いは彼女自身置かれている環境が影響していると思われる。
またスクワッド内では末っ子のような可愛がられ方をしているらしく、サオリやアツコなどからも、少々甘やかされ気味な対応をされている。
一方普段の言動故に「自分と仲間を天秤にかけられたら、前者を取るだろう」という仕方ない評価には、かなり心外でショックを受けていた。
メンタルはともかく、単独でのサバイバルスキルは意外と拙く危なっかしいので、心配した先生も何かと目をかけている、というよりも甘やかしている。それもあってか、先生に対しては少しづつ娘のように心を開き始めている様子。
衣装
ハンバーガー店の制服
韓国のチキン・ハンバーガー店「MOM'S TOUCH」の制服。同店とのコラボで登場。両手にレジ袋を複数ぶら下げ、ハンバーガーを頬張っている。
なお、日本市場には同店は渋谷に期間限定ポップアップショップを展開しただけで本格的な進出はしていない。
水着
サオリ、アツコと共に3.5周年に合わせて登場。
やはりというかなんというか、極貧生活をしているには似合わない立派なものが鎮座している。4.5thPVでは背中しか映っていなかったが、それでもデカさがわかるレベル。
他のメンバーのようにマスクは装着せず、頭に乗せた丸サングラスを装着する。
また上記のお腹に関して、少し引き締まった印象を与えるため、絞った疑惑がある。
ちなみに当の水着は懸賞(期限切れ。本人は気が付いていない)に応募したもので、実はヒヨリを喜ばせたい先生がこっそり買い与えたもの。スリーサイズを把握していなかったためか、少し小さいらしい。他にもサングラスとか色々買い与えている。
武器
固有武器「アイデンティティ」のモデルはNTW-20。説明から20mm口径は確定。
立ち絵や戦闘開始前のSDキャラでは巨大なガンケースに格納されていて確認できないが、専用武器欄やEXスキル使用時に外見を確認できる。
ちなみにNTW-20は約26㎏もある非常に重い火器で、持ち運びの際に分解されて二人掛かりで運ばれる物なのだが、これが分解されずにガンケースに入った状態で、自身の身の丈ほどある巨大なリュックと共に背負って駆けつけてくるEXスキル演出がある。
ガンケースが最上部にある状態で駆けつけてくる。きちんと背負っているのであれば最上部に重量物を位置して重心を上に持っていくと移動は比較的楽に感じるが、重心が高い分バランスを崩すと転倒しやすくなる。なお、下の荷物はEXスキル撤退時の様子から集めた雑誌が入っている模様。
アリウス分校最強のアリウススクワッドの狙撃手だけに、目も腕前も一線級。
ただ、彼女の活躍した「エデン条約編」では分隊長として前線指揮することも多く、狙撃手としての腕を披露することなく物語が終了してしまったため、実際の実力は未知数。
ただ上記のように重量級のライフルに加えて巨大なリュックを背負って荷物持ちをしている他、ローディング画面ではさらにミサキを背負って移動しているため、かなりの怪力と目される。
性能
通常版
「み…皆さん…はっ!し…支援します!」
初期レアリティ | 攻撃 | 防御 | 役割 | ポジション | クラス | 武器種 |
---|---|---|---|---|---|---|
☆☆☆ | 爆発 | 軽装備 | SPECIAL | BACK | サポーター | SR |
EXスキルはフィールドに駆けつけて直線状に飛ぶ銃弾を放ち、最初に命中した相手にダメージを与える。また、同時に同じ編成内にアリウススクワッド所属のユニットの人数に応じて攻撃が命中した相手の防御力を一定時間減少させる。注意点はサオリのスキルではアズサが対象に含まれたのに対し、ヒヨリはアズサが対象外かつ自分自身もカウントに入る。装備品にバッグが含まれるため、ストライカー枠の防御力の底上げも可能。
登場から発砲までは数秒のタイムラグがあるため、色々な意味で雑魚戦闘には向かず、ボス戦で活躍するタイプといえよう。
ノーマルスキルは40秒おきに敵1人にダメージと防御力減少、サブスキルは会心ダメージ率増加、パッシブスキルは味方の攻撃力増加となっている。なお他の防御力デバフと重なった場合は上書きしてしまうため、編成には注意。
水着版
「狙うは…一等…!」
初期レアリティ | 攻撃 | 防御 | 役割 | ポジション | クラス | 武器種 |
---|---|---|---|---|---|---|
☆☆☆ | 貫通 | 重装甲 | STRIKER | BACK | アタッカー | SR |
EXスキルは直線状に5発の弾丸を発射し、同じ敵に全弾ヒットすると追加ダメージが発生する。また使用時にEX充電ゲージが満タンの場合、それを消費して再度EXスキルを(再度コストを支払って)使用可能になる。
場合によって高い瞬間火力を発揮する単体アタッカー。その特性上、通常版同様ボス向け。
ノーマルとパッシブスキルは会心ダメージ増加系なので、会心率増加系バフと相性がいい。
サブスキルは時間経過でEX充電ゲージをチャージする効果で、満タンになると会心率が上昇する。
使い勝手的に最強アタッカーの一角である水着ハナコやドレスヒナに近いものがあるが、EX充電ゲージが時間依存なために時間に縛られがちなのが欠点。
余談
- 「集団リンチ中に失礼します…」
アリウスの水着イベント「Sheside_Outside」でのセリフ。
アツコとミサキが、雇われのサオリにキツく当たるDJを拉致して「お話」をしている最中、周囲を警戒していたヒヨリがスケバンの接近を知らせる時に発した。
あまりにキヴォトスらしい殺伐とした世界観を見事に表した一言で、印象に残った先生が多かった様子。
- 梔子ユメ
ちょうど、アビドス編3章が公開されていたころに散見されていた二次創作ネタ。
同章に登場する重要人物「梔子ユメ」とヒヨリが、髪色や長髪、胸の大きさなどから類似性を見出す先生が多く、主に二次創作において限界な小鳥遊ホシノがヒヨリをユメに見立ててコスプレさせようとしたりするネタである。
関連イラスト
関連タグ
若葉ヒナタ…同じように重量物(推定60㎏越え)を有するユニット繋がり。ヒヨリは背負っているのに対し、こちらは手持ち鞄。
伊草ハルカ…性格面で似たキャラ1。こちらは忠誠心で物騒になる。
霞沢ミユ…性格面で似たキャラ2。こちらもスナイパー。
静山マシロ…同じく20mm級の狙撃銃を装備しているキャラ。