松伏町

まつぶしまち

埼玉県東南部に位置する町。

概要

人口は2023年現在、約2万8,000人。1969年に町制移行。

町のゆるキャラに町内の公園に建っている風車をモチーフにした「マップー」がいる。

町域は南北に細長く、北東部の台地を除いた大部分が江戸川と古利根川には挟まれた平均標高約5mの沖積低地でほぼ平坦な地形である。古くから米作が盛んで、現在は野菜・花卉栽培や畜産も行われている。

1960年代以降はモータリゼーションでのバス路線やマイカーの充実化によってベッドタウン化が進み、人口が急増。メーカーの工場も相次いで進出した。一時期、吉川市との合併が検討されたが松伏町の反対多数で否決されている。

近年は工業団地の拡大やそれに伴う交通量の増大を念頭に越谷レイクタウン方面へ繋がる東埼玉道路（八潮～松伏間）などの延伸・拡張工事が急ピッチで進められており、早ければ2025年春以降に開通を予定している。なお東埼玉道路は将来的に春日部方面への延伸も計画されている。

上記の開発と並行して工業団地付近にバスターミナルやサイクルステーションを備えた道の駅の建設も計画されているが、現段階では時期未定となっている。

鉄道路線は通っておらず、越谷市などと共に東京メトロ有楽町線の延長誘致活動に参加しているが実現の見通しはたっていない。高速道路・一般国道は開通していないが、先述の通り周辺の市の駅まで路線バスやマイカーの利用が主流である。