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霊子甲冑の編集履歴

2012-10-31 13:14:27 バージョン

霊子甲冑

りょうしかっちゅう

「サクラ大戦」に登場する、蒸気と霊能力によって動く人型マシーンの総称

概要

サクラ大戦の世界では、南北戦争の際に亜米利加で「スタア」というロボット=人型蒸気が開発されている。

日本の神崎重工は、「スタア」を基に国産の人型蒸気「富士」「天神」を完成させたが、まだ動力が不十分であったため、実用化には及ばなかった。


光武

そこで、蒸気機関に霊子水晶を併用し、人間のもつ霊力を動力とする「桜武」を建造。

第一号霊子甲冑が誕生した。頑強な軍人たちをもってしても全く起動できなかった桜武だったが、

居合わせた神崎重工の令嬢神崎すみれが易々と起動させてしまったことで、若い少女に霊子甲冑を起動させうるほどの高い霊力があるという事が判明。

彼女の発案によるさらなる試作機「三色スミレ」を経て、虎型霊子甲冑「光武」が完成。

帝国華撃団花組に配備され、黒之巣会との実戦に投入、戦果を上げた。

その後の葵叉丹との戦いで破壊されるも、翌年の黒鬼会戦には「光武改」として、更にその二年後には「光武二式」として改修され、使い続けられている。

また、巴里華撃団では光武改を参考に「光武F」「光武F2」が開発された。


神武

光武に代わり葵叉丹率いる降魔軍団と戦ったのが兎型霊子甲冑「神武」だった。

特訓による花組隊員自身の強化もあり、大型・大出力の機体は降魔を退けるのに十分な力を発揮した。


天武

黒鬼会との戦いのさなか、陸軍の帝劇占拠という事態打開において出撃した辰型霊子甲冑「天武」。

操縦者だけでなく都市の持つエネルギーをも出力にする第三世代の機体で、高い出力だけでなく操作性においても従来の機体を遥かに凌ぐ物だったと言われている。

しかし決戦時に京極の呼び出した怨霊の要塞「武蔵」の影響を受け、都市エネルギーが暴走、使用不可能となってしまった。


双武

空中戦艦ミカサを占拠した大久保長安との決戦に際し、花組隊長とそのパートナーのふたりに用意された最終兵器。巳型霊子甲冑「双武」。

初の二人乗り霊子甲冑で、操縦者・副操縦者の息が有っていなければ操縦できないが、天武の霊子機関を暴走防止に小型改良した物を三基も搭載しているため、その威力は凄まじい。


アイゼンクライト

かつて悪の秘密結社ブルーメンブラッドにより開発された「アイゼンゾルダート」を、接収した賢人機関と独逸ノイギーア社が神崎重工の協力を得て改修・発展させた機体。

I型・II型「パラレレ」に次ぐアイゼンクライトIII型「クロイツ」が欧州星組に配備されていた。


魔操機兵

サクラ大戦の世界では、善の霊能力を霊力と呼び、悪の霊能力を妖力と呼ぶ。

霊力によって動作する霊子甲冑に対し妖力によって動作するものを魔操機兵という。


神威

「神の脅威、神威」。光武の設計者である山崎真之介こと葵叉丹が悪の道に進んだ後に開発した光武の発展型。

神武に近い大型の機体で、オーラコンバーターの様な大きな霊子機関を装備している。叉丹のほか殺女もそれぞれ専用機を使用した。

熱き血潮にでは終盤の叉丹、殺女にはコンバーターの様な部分に開閉可能なマントのような意匠の羽型のバインダーが追加された。


闇神威

黒鬼会によって蘇生された山崎真之介真宮寺一馬に用意された、神威の強化型。

葵叉丹が開発した物なのか、木喰によるものなのかは不明。

重装備の機体の各部にさらにパーツが増加されている。腕部に、二連の機銃らしきものが装備されているが、いっさい使用されなかった。


蒼角

黒之巣四天王・蒼き刹那の専用機。生身の時と同じくトンファーを武器とする。

水色で、猫背の大型機で、巨大な円筒型霊子機関二基装備している。

熱き血潮にでは刹那が爪で戦うように変更されたのを受けトンファーが廃止され、余計ハイゴックのようになってしまった。


銀角

黒之巣四天王・白銀の羅刹の専用機。生身の時とは違いチェーンソーではなく鉄球を武器とする。

銀色で、蒼角とほぼ共通の形状をしている。

熱き血潮にでは刹那と共に追加シナリオで幽霊(?)として花組と再戦する。


孔雀

黒之巣四天王・紅のミロクこと細川ミロクの専用機。

左手が機銃になっており、脚部はなく下半身のスカート部は着物の裾のような形状である。胸からも手が生えているのが特徴。

熱き血潮にでは光る、半透明の扇子を武器とする。


天照

黒之巣会首領天海専用の黄金の大型魔操機兵。銀角・蒼角の下半身から孔雀の上半身が生えた形をしている。胸の手はなくなったが、乳首が物凄く尖っている。

熱き血潮にでは百式改の様な顔に小林誠ジ・Oの様なボディ、さらには背後にありがたい(?)光輪が出るようになった。

天海の能力により、倒されても自分自身を復活させる事が出来る(こっそり叉丹がやってるのかもしれないが)。


神皇

怨霊の空中要塞・武蔵の最深部に安置されていた、太古の超大型魔操機兵。

誰が、いつ建造したのかは不明。京極慶吾と合体し、意外と軽快に動き回る。


シカミ

大久保長安によって遠隔操作される大型魔操機兵。能面をモティーフとしている。

機械を狂わす黄金の蒸気を噴射する能力を持っているが、単独行動する能楽師の幽霊がどこでどうやって最新鋭のメカを作成したのかは謎に包まれている。


ハクシキ

シカミと同型の大型魔操機兵。同じくケンタウルス型のボディで、上半身と下半身が繋がっていない。

より強力な黄金蒸気散布能力をもち、耐久性にも優れる。


脇侍

かつて徳川幕府で開発されていたというからくりの武士の設計図を基に、黒之巣会の主戦力として葵叉丹が完成させた無人兵器。

各拠点の無人工場で自動生産され、刀や火縄銃、ロケット砲など装備・用途によって各機種に分類されている。


脇侍改

黒之巣会の脇侍を回収・分析し木喰によって開発された改良型無人兵器。

バリエーションの数は脇侍の倍以上。


ヤフキエル

ダグラス・スチュワート社が秘密裏に開発した対降魔用・無人自動操縦型霊子甲冑(実質は魔操機兵)。

陸軍の一部と結託したブレント・ファーロングが花組を排斥し主力とするために日本に導入された。

背中の翼を腕に装着することができ、鋭いブレードは降魔を一撃で切り裂く威力がある。

しかしながら、その外見は装甲のみのフェイクで、中身は降魔の肉で出来ており、実態は降魔その物。降魔との戦いは全てマッチポンプだったのだ。

最終的にはブレントの巨大人型蒸気を中心として出撃中のヤフキエル全機が合体し巨大降魔となった。


ヤフキエルII

中身が生ものなのかどうか「荒野のサムライ娘」と「君あるがため」で設定が食い違っている。

ブレント亡きあとの亜米利加で製造された新型のヤフキエル。背部にウイングとカノン砲を装備している。

量産型として機構を簡略化したタイプの他、背中の羽と別に腕部にブレードを装備した重装備仕様のヤフキエルII-X、その強化型のヤフキエルII-WXが存在する。


ゼラキエル

ダグラス・スチュワート社で開発中の、ヤフキエルIIを大型化させたような形の巨大機動要塞。

圧倒的火力を誇る。作中では上半身のみが登場した。


オファニム

こちらもヤフキエルの量産タイプとされているが、かなり小型でちびっこサイズのガウォーク(どちらかというとオーガスのほうの)と言った形態のマシーン。

短剣や角、あるいは火焔放射など多彩な装備バリエーションがある。

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