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ライン・ヴァイスリッターの編集履歴

2024-09-14 18:58:42 バージョン

ライン・ヴァイスリッター

らいんゔぁいすりったー

スーパーロボット大戦シリーズに登場するオリジナルメカ。ヴァイスリッターの改造機。

スペック

形式番号 PTX‐007‐UN

製造 アインスト

生産形態 エクセレン・ブロウニング専用機

全高 21.9 m

重量 65.5 t


概要

初出はスーパーロボット大戦COMPACT2

ヴァイスリッターアインストの力によって変異させられた異形の機体。

パイロットはエクセレン・ブロウニング


機体全体が生体パーツに置き換えられており、アインストグリートに似た植物の蔓のような部位が随所に見られ、ペルゼイン・リヒカイトに似た構造となっている。全体的に禍々しい形状と化しているが、操縦系統やセンサー類、一部の武装など、さほど変化せず原形を留めている部位もある。額部にアインスト思念受信機と思念波攻撃用の赤い半球状のパーツが内蔵されており、アインスト支配下時はカメラアイ部の色が赤く、額の受信機が破壊されてからはヴァイス同様に緑色に点灯する。

その誕生経緯ゆえ、エクセレン以外のパイロットは搭乗できない。


性能は機動力が圧倒的に向上しており、その重力制御・時空制御によって支えられた速度は残像を超えて物理的に分身を生み出すほど。また主兵装であるハウリング・ランチャーは従来のオクスタン・ランチャーを遥かに凌駕する可変性と出力を誇り、威力も以前とは段違いである。


またアインストの生体パーツを使用しているために機体構造が一部を除いて完全にブラックボックス化しており、人類の技術では解析不能となっている。それだと整備面で問題が起きそうだが、本機はアインストシリーズ同様に自己再生・自己調節機能を有しており、放置しておけば勝手に修復・調整・補給を行うメンテナンスフリー機体となっている。

その機体特性は軍部にも注目されており、OGなどではそのコンセプトを踏襲する形でフリッケライ・ガイストが開発されたとされている。


ちなみに「OGs」ではエクセレンから「(ヴァイスリッターの設計者である)マリオン博士も真っ青の超絶マ改造」と呼ばれている)

当のマリオン博士は、得体の知れない改造を施された本機を解体したいとすら語っているが、一方で「未知の技術が使われているとはいえ、自分の考えたヴァイスリッターのコンセプトに則ったうえで強化されている」「搭乗者のエクセレンが運用して問題ないとコメントしている」点を評価し、渋々ながら運用を許している模様。


武装

スプリットミサイル

3連ビームキャノン

以上の武装はヴァイスリッターと同じ。


ハウリング・ランチャー

オクスタン・ランチャーが変化したものと思われる主武装。

長射程ビームを撃つEモード、高威力実体弾を撃つBモードと、基本的なモードは以前とほぼ同じだが、Wモードに相当するXモードでは銃身先端が変形、獣の顎の中に3本の口径の異なる砲身が出現し高出力ビームを撃つ。最強武器がビームである関係上、海の適性が大幅に下がっており、場所によっては最大火力が下がった。一方、OGMDのカスタムボーナスはビーム兵器の威力を底上げするため、Xモードの威力も向上する。


ランページ・ゴースト

詳細はリンク先を参照。


ゲーム中での性能

性能面では相変わらず高い機動力と空中飛行能力が特徴。特に機動力は大きく上昇しているほか、その他のスペックも軒並み上がっている。また、特殊能力としてビームコートやHP回復(小)が追加されているが、回避を得意とする機体特性の関係上、ほぼ無意味。武装の中には分身しながら攻撃する演出も見られるが、意外にも特殊能力としての「分身」が実装されたことは無い。


武装の性能はヴァイスリッターの癖を尖らせる傾向に伸びており、「COMPACT2」以外では格闘武器を持たない(切り払いもできなくなってしまう)。3連ビームキャノン以外に接近戦、移動後使用が可能な武器が無く、ハウリングランチャーは遠くの敵にしか使用できない。特に「IMPACT」のXモードは射程5~9という異様な使いづらさだった。

スーパーロボット大戦OG」シリーズでは汎用武器で接近戦にも対応可能だが、「IMPACT」では敵を近寄らせないことが重要。遠距離攻撃がメインのνガンダムガンダムF91などと組ませると良い。V-UPユニットとの相性は良好なので、援護でのダメージ向上が見込める。

OG2」ではカスタムボーナスがヴァイスリッターから引き継ぎのため、強化されるとミスマッチな欠点があったが、素のヴァイスリッターの出ない「OGs」や「OGMD」、「30」では機体特性に合うよう見直された。


敵としてのライン・ヴァイスリッターとも交戦する機会があるが、やはり機動力が高く、精神コマンドを使わなければ攻撃を当てることすら困難。おまけにHPも数万と非常に高く、装甲やEN等も味方時より高いので、基礎性能面では隙のない機体となっている。

特に「COMPACT」「IMPACT」では「聖戦士ダンバイン」系勢力との決戦シナリオで敵増援として現れるので非常に厄介。倒せば貴重な強化パーツを落とすが、撤退HPも高めに設定されている。ただし、接近戦が苦手という弱点は味方時と同じなので、精神コマンド「必中」を使えるスーパーロボットなら対処しやすい。


作中の活躍

「COMPACT2」、「IMPACT」ではアインストに操られたヴァイスリッターがゲシュペンストを引き連れて早乙女研究所に出現した際、研究所内へのアインスト侵入を阻止したうえでエクセレンを説得すると入手できる。入手は真ゲッターロボと択一となっている上、入手すると合体攻撃が出せないため、デモを登録するとき以外は真ゲッターを選んだ方がいいだろう。


「OG2」ではアインストに連れ去られてから数ステージ後に登場する。必ず入手でき、合体攻撃が出せるようになり、火力が上がったので使いやすくなった。OG2でアインストは打倒されるので、以降のOGシリーズでは敵に回ることもなく常連機体として登場している。


どちらでも数回に渡って自軍部隊と交戦したが、キョウスケ・ナンブがエクセレンを救うため(OGではそれに加えてアクセル・アルマーに勝利する為)に用意したアルトアイゼン・リーゼとの交戦の末、アインスト思念受信機を破壊されたことでエクセレンの洗脳が解除。以後は自軍で運用されることになった。


OG2では最終的に元のヴァイスリッターに戻った(その為、OVA版ではライン・ヴァイスリッターが登場しない)が、OGs以降はライン・ヴァイスリッターのまま運用され続けている。


関連タグ

スーパーロボット大戦

ヴァイスリッター

パーソナルトルーパー ゲシュペンスト

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