ゲキブルー
げきぶるー
概要
「獣拳戦隊ゲキレンジャー」に登場する深見レツ(演・高木万平)が変身するヒーロー(スーツアクター:竹内康博)。
獣拳ジャガー拳の使い手、「技」の戦士で、三人の中でも数多くのゲキワザを使いこなす。
また、その技を利用して水上や壁面、空中といった特殊な空間での戦闘する事が出来る。
キャッチコピーは技が彩る大輪の花 “ファンタスティック・テクニック”(スーパーゲキブルー時は『過激にファンタスティック・テクニック』、酔拳時は『酒が彩る大輪の花』)。
武器
- ゲキファン
激獣バット拳を修得したレツに与えられた全部で2枚ある鉄扇。敵を直接切ったり、敵の攻撃を受け流したり、投擲するなど応用が効く。これを使って飛行も可能なようで、劇中では『昇昇舞』(しょうしょうまい)、切断技『宙宙斬』(ちゅうちゅうざん)といったゲキワザを発揮した。
- ゲキトンファー
レッド、イエロー、ブルーの3人共通武器。ブルーは基本型のゲキトンファーで戦う。
- スーパーゲキクロー
グリップを模した鉄爪型の変身アイテム。初期メンバーの共通強化アイテムで、レツは青いカラーリングの物を使用している。過激気を習得し、正しい心を持つものだけが使用を許され、スーパーゲキレンジャーにパワーアップする事が出来る。
側面のスイッチを押すと爪が展開されて、スーツがパージされてスーパーゲキレンジャーの変身が完了する。
サイブレードに合体させて切れ味をアップさせる事が出来る。
ゲキワザ
- 転転弾(てんてんだん)
レツのゲキビースト・ゲキジャガーが回転しながら敵を蹴散らす。
- 華華弾(はなはなだん)
回転してゲキトンファーを敵の頭に浴びせるゲキワザ。
- 舞舞打(まいまいだ)
三角飛びを加え、空中を舞うようにトンファーを叩きつける。
- 舞舞掌(まいまいしょう)
空中を舞うようにゲキトンファーを浴びせる。
- 舞舞跳(まいまいちょう)
垂直の壁を華麗に登るゲキワザ。ゲッコー拳モリヤに対抗して生み出した。
ゲキビースト
- ゲキジャガー
ゲキワザ・来来獣(らいらいじゅう)でレツが作り出すジャガーのゲキビースト。
ゲキトージャの左足を構成する。
- ゲキバット
ゲキブルーが来来獣で作り出すコウモリのゲキビースト。
- ゲキガゼル
スーパーゲキブルーが来来獣で作り出すガゼルのゲキビースト。
ゲキファイヤーの左足を構成する。
スーパーゲキブルー
(画面真ん中の青い戦士)
ゲキブルーがスーパーゲキクローでパワーアップした姿。青と黒中心だった通常形態から一転、青と白を基調としたスーツに変化しており、顔もネコ科を思わせるシャープなデザインになった。
身体中にあるバーニアから過激を噴射させる事で飛行を可能としている。
必殺技は高速で低空飛行し、敵に強力な一撃を撃ち込む『スーパージャガー撃』。きりもみ回転を加えた『スーパージャガー撃スペシャル』というバージョンもある。
スーパーサイブレードを使ったゲキワザとして、過激気を研鑽し、高速で乱れ切りを放つ『ファンタスティック過激気斬』(ファンタスティックかげきざん)という必殺技がある。
秘伝ゲキワザとして過激気を高めて放つ一撃『激烈断掌』(げきれつだんしょう)があり、拳断にて理央に放つが、サンヨの妨害を受けて失敗に終わる。
第42話において、ゼンリョクゼンカイキャノンで召喚。
共に召喚されたバトルケニアとキバレンジャーとはネコ科繫がりが見られる。
ちなみにゲキブルーが選ばれたのはゲキレッドは冬映画でゲキイエローは第32話でそれぞれ召喚されたのに対し、ゲキブルーはまだ召喚されていなかったためと思われる。
余談
OPではジャガーの生息地であるアマゾン川流域を連想させる水辺でリンシー達と戦っている。