「私が作ったゲームのルールは、私が決める。見るがいい、私の才能の集大成を!」
マキシマムゾンビ!
マキシマムガシャットォ!
ガッチャーン! ゾンビマキシマーム!
ボーン!ボーン!アンデッドボディー!
ヴェハ·ハ·ハ!ヴェハ·ハ·ハ-!
「不滅の主人公が、あらゆる敵を薙ぎ倒す……究極のチートゲーム」
ハイパー不滅!
ツムリ「そんなバカげたゲーム、デザグラでもやったことありません!」
「グレード不滅…変身!」
コーリィィィィィィング!
ウォォォー!ウォォォー!
フッカーツ!フゥゥメェェツゥゥ!
蘇れ!尽きぬ命!
アンチェイン最強ゲーマー!
ハイパー不滅!ゲ・ン・ムー!
「私は……不滅だァァァァ!!」
概要
『仮面ライダーアウトサイダーズ』ep5「創世の女神と第三のシンギュラリティ」に登場する、仮面ライダーゲンムの新たな姿。
ゲーマドライバーにマキシマムゾンビガシャットをセットしてレバーを展開、ハイパー不滅ガシャットを合体して上部スイッチを押すことでカバーが開き作動することで変身する。
変身の際には無双ゲーマー同様に黎斗が高く飛び上がり、稲妻状の紫色の光と共にゾンビゲーマーレベルXの画面を突き破り徐々に装甲やスーツを纏い変身が完了する。完了時にはデカデカと「不滅」の文字が翼のように広がる。
一方で同系統のアイテムの組み合わせで変身するムテキゲーマーと異なり、前段階であるマキシマムゲーマーレベル99に相当する形態(マキシマムゾンビゲーマー)は出現せず、直接この姿になる。
そして段々ネタ化してきているゲンムの強化形態の変身音。今回もそのぶっ飛び具合は健在であり、
マキシマムゾンビガシャットの待機音はおそらく意訳すると「不滅の身体が誕生する」···なのだが「ボーン!」は発音の癖が強すぎる故に字幕無しでは意識しなければどう聞いてもかつて黎斗が上げたあの奇声にしか聞こえず、玩具ページで公開されるまでは視聴者は完全にこちらだと勘違いしていた模様。さらに黎斗の印象的な笑い声がガシャットから流れている事も相まって、もはや黎斗が自分自身をイジり始めたと言わんばかりである。
なおこの「コーリング」は黎斗の思考からすると、おそらく「降臨」とのダブルミーニングである可能性も高い。
容姿
無双ゲーマーとゾンビゲーマーレベルXを掛け合わせたような見た目をしており、散らばる星が印象的で腰ローブが追加されている。
能力
一言でいうとまさしく名前の通り不滅であり、黎斗曰く「ダメージを通すことは不可能」。また、仮面ライダークロニクルというゲーム空間内において倒せない(おそらくガシャットを使用したライダーが展開したゲームエリアからゲンム本人を追い出すことで攻撃が通用するようになるものと思われる)。
この姿の黎斗はヒューマギアであることを差し引いてもあまりダメージや痛覚の概念がないのか、劇中では首が真後ろに折れ曲がってもコミカルな反応で治している(現に本人が「痛くも痒くもない」と連呼する場面もある)。
その耐久力・防御力は極めて高く、格上である仮面ライダーゼインに何度も叩きのめされても全く力尽きることなく喰らいつき、腹にリバイスラッシャーを突き刺されるどころかゼインとアルティメットバイスが同時発動した「バイスギファードフィニッシュ」をマトモに受けても変身解除にすら至らない恐ろしい程のタフさを見せ付けた。
要するにゾンビゲーマーレベルXが脅威の回復能力に加えて更に耐久力、防御力も獲得したと言えるであろう能力である。
この不滅ゲーマーの防御力に関しては流石にあのゼインですら想定外だったらしく、最終的にはアルティメットリバイ・バイスの圧倒的パワーによる物理攻撃ではなく、仮面ライダーゼロツーの超演算能力で「仮面ライダーゲンムを倒す未来」を予測せざるを得ず、ゲンムとの戦いだけでゼインカードを3枚消費させられる羽目に遭った(『アウトサイダーズ』5話時点ではあるが、ゼインに対し一度の戦闘でこれだけのカードを使わせたのはハイパー不滅ゲーマーのみである)。
反面、無双ゲーマーが持っていた時間停止(ポーズ)などは一切使用されておらず、搭載されているのか不明。
そのため、現状確認できる範囲では攻撃力に関してはやや力不足と言った所。派手に暴れるのではなく防御力に振ったということか。劇中ではかつてのゾンビアクションゲーマーや無双ゲーマーと同様の不規則な動きでゼインに襲い掛かっていたが、劇中では一貫して彼に終始圧倒されていた(この時の黎斗の目的を考慮すると、そもそもこの時にゼインを倒す気がなかったために簡単に対処しやすかったとも思われる)。
武器はガシャコンバグヴァイザーを使用する。
アイテム
アップデートしたプロトマイティアクションXガシャットオリジン内のゲームで隠しアイテムとして手に入れたライダーガシャット。
フォーム名から、新たなゲンム版ムテキゲーマーといえる。
檀黎斗によると「私の才能の集大成」であり「不滅の主人公があらゆる敵をなぎ倒す究極のチートゲーム」らしい(ツムリには「そんな滅茶苦茶なゲームはデザグラでもやったことがない」と突っ込まれているが、そもそもこの両者は「ゲーム」の定義自体が微妙に異なるものである)。
劇中未使用技
- クリティカルデッドエンド
ハイパーワザ!
クリティカルデッドエンド!
ハイパー不滅ガシャットのスイッチを二度押すことで発動。
無双ゲーマーとの関係
変身音、アイテムの類似性、防御面に特化した性能など、ゲンム版ムテキゲーマーと言うべき形態としてはこちらが近い。
一方で無双ゲーマーも外見、変身音、フォーム名、ゲームデザインなどが明らかにムテキゲーマーをオマージュしたものであり、この二つのフォームの立ち位置は不明瞭である。
ゲーム性から考えるに攻撃特化の無双ゲーマー、防御特化のハイパー不滅ゲーマーか。
ゲンムのパワーアップがアクションゲーマー→ゾンビゲーマーという形で行われていること、無双ゲーマーには前者の、ハイパー不滅ゲーマーには後者の影響が強いことを考えると、「ゲンム版ムテキゲーマー」というラインにおける基本形態が無双ゲーマーであり、そこから“レベルアップ”したのがこのハイパー不滅ゲーマーなのだと思われる。
余談
- スーツはおそらく無双ゲーマーとゾンビゲーマーを改造及びリペイントし、組み合わせたものと思われる。
- フォーム名がフルで記載されるのは仮面ライダーポッピー ときめきクライシスゲーマー・仮面ライダーパラドクス パーフェクトノックアウトゲーマーに続き3人目。
- 首が真後ろに折れ曲がったのは、アクション部の提案。なおスケジュールの都合で撮影前にマスクを上下逆にしたときのアクションがとうなるか検証する時間もなかったため撮影当日に行い問題なく行けたため採用されている。