NHKのアナウンサーについては→山口達也(アナウンサー)
経歴
日本のアイドル、ベーシスト、俳優、タレント、司会者。
ジャニーズ事務所所属のバンドTOKIOのメンバーだった時の担当楽器はベースを担当していた。
元々は城島茂とともに「城島茂バンド(ジョーバンド)」を結成。
のちに、松岡昌宏、国分太一、長瀬智也をバンドに引き入れTOKIOとなる。
2008年に武道館ライブにて婚約(2016年8月に離婚)。現在子どもが2人いる。
2018年5月に不祥事によりTOKIOを脱退、ジャニーズ事務所を退所している。
2023年3月に「株式会社 山口達也」を設立。
エピソード
とても冷静な性格の持ち主であるが、メリハリはついており暴走することは少なく、
「メンバー同士で熱くなっても、後ろからクールダウンしてくれる存在」と長瀬は語っている。
その反面かなりのドSでおもに城島が被害にあっている。
ボーカルである長瀬が「憧れる」というほどの歌唱力を持ち、ツインボーカルの曲も多い。
下記に亘るその活躍っぷりからリアルチートの呼び声も高い。
身体能力もこれまた高く、自衛隊からスカウトされるほどの筋肉質な体、ジャニーズ一の俊足を誇ることから電車と競争、100人刑事などの対決系の企画では重要なポイントゲッターとなることも多い反面、警戒されて早々に敗退しまうこともある。また、1997年の『24時間テレビ』でチャリティーランナーもつとめており100kmを完走した。
鉄腕ダッシュの17年を振り返る映像内では「最も頼れる男」という称号が付いている。
棟梁・達也
『ザ!鉄腕!DASH!!』において達也のその器用な手さばきからついたあだ名。
民家を再生するために本職の棟梁に師事していたのだが、その棟梁が舌を巻くほど短期間に技術をモノにしている。そのためDASH村での古民家移築や、DASH島の舟屋建築で最も難しい継手を二度もこなしたり、現場指揮に携わったりとどう見てもタレントとは思えない姿をよく見せつけ、上記以外にも、DASH島内にある寂れた古井戸をほとんど一人で再生させている。
そのせいかビックリするほど痩せてしまったり、こんがりと日焼けした様子が朝のニュース番組で映しされてしまいネットで話題になった。
船長・達也
DASH海岸では自ら潜水するために、国家資格である[潜水士のほかに、
DASH島に資材を運搬するために一級小型船舶操縦士免許を取得している。
操縦の難しいロータリーボートを初見であるにもかかわらず乗りこなしたり、養殖用の生簀に向かう際、さも当然のように漁船を操縦したりしている。
苦手な物
自ら苦手な物にチャレンジして克服していることが多く、泳げなかったのに趣味をサーフィンにし、メンバー一の海男となっている。
ただ、ぬるぬるとした感触の物はいまだにダメで、
DASH島でよく獲れるヌタウナギを調理する城島の姿を見て悶絶していたほど(ヌタウナギに限らず、魚をさばくのが苦手)
また、イノシシ除け用の罠に引っかかってすっ転んだり、畑に納豆を埋めていた部分も耕してしまうといった普段のきっちりした仕事ぶりからは想像できないほど中途半端なミスを犯すこともあり、ドジっ子なのか?と思わせるような場面も多い。
不祥事(2011年)
2011年8月28日、道路交通法違反の疑いで警察官に停止を促されたことをきっかけに有効期限切れによる無免許運転が発覚。書類送検された。
結果的には不起訴に終わり罪には問われなかったものの、当時達也は自動車会社のCMに起用されており、放送中止などの影響が出た。自動車と密接に関係するヤマト運輸も、契約こそ継続したものの、以降は「運転」を意識させないような演出をするようになった。
不祥事(2018年)
2018年2月12日、『Rの法則』で共演していたタレントの女子高生に対して、キスを無理強いしたり、頬を舐めずり回したりするなどの狼藉を働いたとして、強制わいせつ罪の容疑で書類送検されていたことが、その年の4月25日になって判明。この事態をメンバーにも告げずに水面下で示談交渉を進めていた最中の報道であり、本人も謝罪会見を行い無期限謹慎処分を受けた。
自身は典型的な「アルコール依存症」状態にあり、この不祥事も「過度の飲酒が祟り、肝機能の数値が悪化したこと」よる入院生活を終えた直後の出来事であり、焼酎1本を飲み干した上で及んだ犯行であったとされている。
この時「山口メンバー」という聞き慣れない名で報道されたことが一部で物議を醸したが、本題から逸れるため詳細はリンク先で解説する。
その他、理由はどうあれ人気アイドルを突然お茶の間から消したということで、被害者側に対するバッシング等も起きた。
この事件を受けて急遽『Rの法則』は休止となり、そのまま打ち切りとなった(ただし、元から評判の悪い番組であり、「最後の一押し」をしたに過ぎないとの指摘もある)。
合わせて、達也がレギュラーで出演していた他の番組も休止あるいは出演シーンのカット、TOKIO関連のポスターが撤去されるなど対応に追われ、損害は20億円にのぼったという。
処分を受け、謝罪会見で「いつかまたTOKIOとして活動できれば…」と無念を滲ませたが、国分太一は不祥事を受けて心を痛めていたこともあり、自身のレギュラーであるワイドショー番組『ビビット!』において、「そんな甘い言葉を聞きたくなかった」と落胆した。長瀬智也は会見で「被害者の方に(達也を慕う)純粋な気持ちがあったと思うと、胸が苦しいです。なので被害者の方を責めたり、特定するような人が出ないことを心から願っています」と発言。松岡昌宏は「彼の(『TOKIOに戻りたい』という)甘ったれた意見は一体どこから生まれるもんなんだろうか」と憤りを見せた一方、「彼の甘えの根源がTOKIOだとしたら、そんなTOKIOは一日も早く無くした方がいいと思います」と涙を堪えながらコメントした。
また、被害者の家族も「娘はもちろん、誰一人の人生の未来も、この事件によって奪われてほしくないと切に願っております。娘について、また関係する方々についても、どうかそっとしておいていただきたいと重ねてお願い申し上げます」とコメントを発表している。
事件の責任を取る形で、達也はメンバーにバンド脱退を申し入れ、メンバーとジャニーズの話し合いの末、2018年5月6日付けでジャニーズ側は辞表を受理し、契約を解除した。
事務所から退所する形になったが、ジャニーズ側は彼を育ててきた立場として、社会に責任を果たすために彼の更生に今後も協力する姿勢を表明している。
事件自体は後に起訴猶予処分(刑事:犯行そのものは事実として認定するものの、本人の取り調べにおける言動や犯行後の態度などを踏まえて、「再犯の可能性が低く、更生の余地が十分にある」として、刑事処罰を解除する)と示談による和解(民事)という形で一応の決着を見ている。
ジャニーズ事務所退所後
2019年8月29日発売の『女性セブン(小学館)』で告白記事が掲載され近況などが語られた。その後『週刊ポスト』『女性セブン』の情報を配信するNEWSポストセブン等で、この取材に基づくインタビュー内容の紹介がなされている。
「事務所を辞めて以降、TOKIOメンバーとはもう会っていない」「謝罪の意や更正する気持について発言しつつ、何かを訴えかける仕事がしたい」と語っているほか、その仕事については「それは芸能活動とは限りません。自分なりの表現の仕方があると思います」という言い回しになっている。
さらに『おまいう』というネットスラングを引用し、大きな過ちを犯した身から、自分のようにならないように、というメッセージを含んだものにしたいと語る。記事の末尾では「今回取材を受けましたが、私は一般人なので今後は話すつもりはありません」と述べている。
2019年9月4日開催のジャニー喜多川(7月9日死去)のお別れ会にも参加しなかった(ジャニー喜多川さんお別れの会 山口達也の姿「関係者の部」で見られず)。
城島が結婚を発表した直後の9月29日に放送された鉄腕DASHで城島が三瓶明雄氏の墓前にて結婚を報告したシーンで「6人目のTOKIO」と言うテロップと共に他のTOKIOメンバー、三瓶氏と共に写真に写っている姿がテレビに映った。
この時城島は「どんなに離れようが何をしようがメンバーってずっと一緒」と語っており、間接的にではあるが達也にエールを送った格好になっている。
また2020年にグループが長瀬の独立を機に「株式会社TOKIO」を設立することを発表。そのインタビュー記事にて城島・国分・松岡が自身の脱退以降はじめて山口の名を出し現在でも交流があることを公表。そしていずれは5人とも合流することを示唆した。
不祥事(2020年)
このような空気の中、2020年9月22日に酒気帯び運転で現行犯逮捕という報道が駆け巡った。よりにもよって自動車とアルコールの合わせ技に、彼の更生がまだまだ道半ばであるということが改めて示されることとなり、芸能界復帰もより一層前途多難になってしまった。
この時は一般人になっていたということもあり、基本的に「山口容疑者」と報道されたものの、今度は事故直後から「速報」として現場の写真や映像が繰り返し流されたことが物議を醸した。
明らかに「山口達也」の知名度を利用したセンセーショナリズムであるという点もさることながら、その早さと規模が異例としか言い様が無く、警察や検察の情報管理体制に対しても疑問の声が上がった。
ともあれ、後に達也は略式起訴を受けることになり、一般人でその義務はなかったのにもかかわらずコメントを発表。「これ以上信頼を裏切らないように…」などの文面を綴った。実兄も「今後は本人がアルコール依存症を克服し、再び社会生活を送るための力となれますよう、今まで以上に支えていきたいと思います」などとコメントしている。
城島茂もこの事件や山口に対して「つらい」「直視できない」と落胆。しかし「人として終わってほしくない」「辞めて一人になって寂しかったのか、家族と離れて離婚もあったので切なかったのか。いろいろあったのか、つらかったのか」「ゆっくりでもいいですよ。一歩ずつ、一歩ずつ、本当に確実に。未来に向かって、自分の明日に向かって進んで行ってほしい」と切なる想いも語った。
その後は再び一般人に徹して消息不明だったが、2023年3月にTwitterアカウントを設立し、そこで「株式会社 山口達也」の設立を報告。
事業内容は、自身の経験を活かしたアルコール依存症やその他の依存症に対する講演活動や、企業向けの危機管理セミナーの開催など。
またホームページには自身のアルコール依存症が完治しないと宣告された事や、飲酒運転防止インストラクターなど計3つの資格を取得した事、「アルコールを一生一口も飲まない」という言葉が記されている。
ただ、2023年から古巣だったジャニーズも性加害問題で大揺れとなっているため、長瀬とともに「むしろ退所して良かったのでは」とする声もある。
2024年10月放送の『ミヤネ屋』では、独自取材を受けた様子が放送され、久方ぶりにメディアの前で姿を見せた。
関連タグ
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小出恵介 山本圭壱 斉藤慎二:似たような事件を起こした芸能人繋がり。
田代まさし:依存症繋がりかつ、再犯をセンセーショナルに報道された繋がり。
カンフーパンダ…『3』で声優が変更されたが、それまでは山口を主人公のポーの声優に起用していたため、地上波での放送が絶望的になっている。