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私に嫉妬するその顔が

わたしにしっとするそのかおが

『仮面ライダードライブ』登場人物、ブレンの屈指の不意打ちで強烈で抱腹絶倒な迷場面である。

概要

仮面ライダードライブ35話にて、ブレン/ブレン・ロイミュードが見せつけた台詞及び顔芸

物語が進むにつれて嫉妬の感情を得たブレンはメディック/メディック・ロイミュードへの嫉妬心を抑えられなくなって犬猿の仲となっていたが、35話にてついに超進化態へと覚醒。

超進化態の力を存分に発揮し、メディックを今まで受けた姑息な仕打ちやハート/ハート・ロイミュードへの側近ポジションを取られたことへの鬱憤を晴らすが如く圧倒。実力差を見せつけつつ優越感に浸り、砂浜へ転ばされた彼女に(ハートへ超進化したことに触れられ、「全てはハート、貴方のためです」と答えた後)凄まじい助走をつけてカエルのごとき態勢で滑り込みジャンプ。土下座するが如く四つん這いで着地すると、目と鼻の先で存分に煽り散らかし高笑いする。

「その顔が見たかった···。私に嫉妬するその顔がぁ···!アハハハハ!!アハハハハッ!!」

···が、あまりにも調子に乗り過ぎた反動か、せっかく超進化態になれたにもかかわらず次の36話にてドライブチェイサーマッハトリプルライダーに撃破され(しかも「覚えてろ~!!」という情けないテンプレの捨て台詞というオマケ付き)た。

上記の画像のように何とかコアだけの状態で泣きじゃくりながら逃げ延びたものの···

メディック「ブレン様。」

「ひっ!?」

「さあ、じ〜っくり治療してあげますわ···ブ〜レ〜ン〜さ〜ま〜♡」

「やめてやめてやめて···Noーーーーッ!!!」

しっぺ返しとばかりにメディックから治療という名目での報復を受ける羽目になるという散々な結末がブレンを待ち受けていたのだった。

その際の演者の松島氏のジャンプや凄まじい顔芸(特にを思わせる顎のしゃくれっぷり)の晒しっぷりは強烈なインパクトを視聴者に残し、『ドライブ』屈指の名シーンにして迷シーンのひとつとされている。

余談

ちなみに撮影時もメディック役の馬場女史氏が至近距離の松島氏の演技に堪えきれず笑いかけていたり(映像をよく見るとかすかに笑いかけている)、松島氏のズボンが着地の衝撃で尻に穴が開くなど本編に負けず劣らずのエピソードがある。

泊進ノ介役の竹内涼真氏もTwitter(現:X)で「ついに実写版城之内を演じれる役者さんが現れたか\(^-^)/」というツイートに対し、引用リツイートで間違いない……実写版です✨😎と呟いた(霧子役の内田氏にも大ウケ)。

そして後年仮面ライダーブレンS.H.Figuartsが発売され松島氏本人がレビュー。「僕がブレンで一番かっこいいと思うポーズ(要約)」と言ってライダーブレンにとらせたのが、よりによってと言うべきか「その顔が見たかった」の四つん這いの場面であった(細かいポーズが取れないため絶望してうずくまっているように見えるのは御愛嬌である)。このことから、このシーンは演者本人にも好まれていることがわかる。

(5:45~)

pixivでは

台詞の内容を軽く改変し、好きなキャラに言わせるパロディイラストが多い。