プロフィール
概要
プラントの兵器設計局の1つ「ヴェルヌ局」に所属する男性テストパイロット。兵器設計局が次々と統合されて「統合設計局」となったためなのか、搭乗した機体が多い。特に、C.E.71年後半はニュートロンジャマーキャンセラー搭載型核エンジンを採用した次世代機のプロトタイプを任されている。
モビルスーツの操縦技量と戦闘能力が高く、テストパイロットとして試作段階の機体を扱ってきた事もあり、大抵のMSを乗りこなせる。また、ザフトでは数少ない「空間認識能力を持つコーディネイター」(※)であり、ドラグーン・システムも使える。
テストパイロットとしてザフトの試作機に携わっていた事もあり、テストパイロットとして関わっていないはずの機体にも詳しかったりする。
※クルーゼやレイは、所属こそザフトだが人種はナチュラルである。
劇中の活躍
『X ASTRAY』
ドレッドノートのテストパイロットとして、叢雲劾のアストレイ ブルーフレームセカンドと模擬戦を行い、彼に完勝している。
なお、この作品の時点ではドレッドノートのテストパイロットは明かされてなかった。
『DESTINY ASTRAY』
南アメリカ独立戦争では、南米にあるザフトの基地でザク量産試作型の運用テストを担当し、部隊数10機以上に上るダガーLの侵攻を単騎で迎え討ち、同部隊を壊滅させている。
セカンドステージシリーズ開発ではカオスのテストパイロットを担当し、シン・アスカのインパルス、マーレ・ストロードのアビス、リーカ・シェダーのガイアの4人チームで運用テストを行っている。テスト後に正式パイロットとなったのはシンとマーレの2人のみで、リーカと共に正式パイロットには選ばれなかった。
セカンドステージシリーズが報道機関へお披露目された際に、「MSに乗って取材」するジャーナリストのジェス・リブルとその乗機に興味を示して接触した。その際に、ジェスのZGMF-X12 アストレイ アウトフレームが、ザフトで開発されたZGMF-Xシリーズの1機であるZGMF-X12A テスタメント、その予備機であることに気づいていた。
アーモリーワン襲撃の際には、保存処理がされていたプロトカオスを稼働させて、地球連合軍・諜報部隊のNダガーNと交戦している。
『SEED MSV戦記』
ザク量産試作型のNJCがニュートロンスタンピーダーの素材に使われることが決定してコロニーに集められた際に、そのNJCの情報をファントムペインに握られて同部隊の一員であるスウェン・カル・バヤンが駆るストライク+I.W.S.P.に襲撃されてしまう。NJCが外されたザク量産試作型を稼働させたが、核エンジンが使えずにエネルギー切れを起こしたことで機体がフェイズシフトダウンして停止、敗北した。しかし、これは「NJCがもうここには無い」と思わせる偽装のための行動であり、スウェンが撤退したことでニュートロンスタンピーダーのコアシステムの秘匿を死守してみせた。
『SEED DESTINY MSV戦記』
旧ザラ派のサトー達によるユニウスセブン落下テロ事件「ブレイク・ザ・ワールド」以降は、ザフトのMSパイロットとして戦線に出る事を決意。
メサイア攻防戦では、ザフトのパイロットとしてデスティニーインパルスを駆り、オーブ国防軍とクライン派の混成軍を相手に激突を繰り広げ、多大な戦果を挙げた。しかし、最終的にはデスティニー・プランに否定的な考えからザフトのデュランダル支持派と交戦し、戦後はMS開発からも一線を退きザフトを去っている。
その理由は「自らが開発したMSで戦うことに深い悲しみを抱いたから」と言う。
『FREEDOM ASTRAY』
カイト・マディガンに雇われ、彼が個人所有するコロニーにあるモビルスーツコレクションの整備を担当している。
余談
「コートニー」は本来女性に用いられる名前なのだが、れっきとした男性である。
関連タグ
機動戦士ガンダムSEED DESTINY ASTRAY 機動戦士ガンダムSEED FREEDOM ASTRAY ザフト
関連・類似人物
- スウェン・カル・バヤン:機動戦士ガンダムSEED C.E.73 -STARGAZER-の主人公。ユニウス条約締結後にコートニーのザク量産試作型と一戦交えた事がある。
- スティング・オークレー:カオスを奪ったエクステンデットの少年。
- カミーユ・ビダン:女性の名前を持つ男性繋がり。