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編集者:ホップ
編集内容:「戦略性」の項を「特徴」に変えた上で編集しました。アイテムの欠点に関する記述が言い過ぎであったため、表現を変えています。パワフルダッシュキノコとは直接関係のない説明(例えば、「落としサンダー廃止」の影響は、パワフルダッシュキノコ関係なく多くのアイテムで共通)は割愛しています。

概要

マリオカートシリーズに登場する王冠の付いた金色のキノコ(初登場の『マリオカート64』では、ただの金色のキノコ)で、使用すると一定時間内は何度でもダッシュキノコを使用できるという、主に下位で出るアイテム。通称「黄金キノコ」。

マリオカート64』で初登場して以来、『マリオカートアドバンス』と『マリオカートツアー』を除いて登場する定番アイテム。『マリオカートDS』以前はパワフルキノコと呼ばれていた。

ただし、『マリオカートダブルダッシュ!!』ではキノピオキノピコ(&ボスパックンキングテレサ)専用のスペシャルアイテムとして出現する。

また前述の通り『ツアー』では登場しないが、同作でのダッシュキノコまたはトリプルダッシュキノコでのアイテムフィーバー状態で(スーパースター効果付きで)疑似的に効果を再現できる。

特徴

ダッシュキノコを一定時間使い放題というインパクトから一見強そうに見えるが、実はそれほどでもないというのは有名な話。

パワフルダッシュキノコは、1回ダッシュを使った瞬間から効果時間のカウントダウンが始まり、何回ダッシュを使ったかに関係なく効果時間は一定

『マリオカート8』では同様に一定時間消えないアイテムとしてファイアフラワーパックンフラワーがあるが、これらとは違って、使用する事で効果時間が短縮されることはない。つまり、効果中にたくさんダッシュするほど得をするのが特徴。

(なお、作品によってはダッシュを使うたびに「通常の速度に戻ってから再加速する」という挙動を取る。この場合、やみくもに連打すると逆効果なので気を付けたい。)

状況によっては大幅なショートカットやごぼう抜きを狙っていける加速アイテムだが、効果時間中は他のアイテムを取れないのが難点。

スターやキラーと違って無敵がつかない上、別のアイテムを装備して防御することすらできない完全無防備状態となるため、ちょっとした妨害や運転のミスで加速を潰されやすい。スターと異なりグリップ力は変わらず、欲張ってむやみに加速すればコースアウトのリスクが大きくなるのも厄介(200ccなら尚更)。相手の所持アイテムが見えるオフライン対戦などでは、パワフルダッシュの発動を確認した上で甲羅やサンダーをぶつけられることも。

(キノピオ・キノピコ専用アイテムでありかつキャラクターチェンジで使用アイテムをチェンジできるダブルダッシュは例外)

ショートカットが目的ならトリプルダッシュキノコで大抵は事足りてしまうのも、パワフルダッシュキノコが不遇な理由の一つ。時間制限無しで3回までダッシュを使える方が、小回りが効いて便利であることが多い。

また、サンダーを喰らったとき、トリプルダッシュキノコならコース上にダッシュキノコが残るため、落としたダッシュキノコを拾ってリカバリーができる。この点でも、リカバリー手段のないパワフルダッシュキノコは不利。

出現率が非常に高く、効果時間の長さから他の強いアイテムの使い時を逃しやすい(パワフルダッシュキノコを使ってしまわないと、次のチャンスアイテムを使えない)のもあり、極めたプレイヤーからはハズレアイテム扱いされることもしばしば。

マリオカートDS』からチャンスアイテムとしてキラーが追加されたことで、キラーが欲しい場面で出てきてがっかりすることも珍しくはないだろう。

とはいえ、マリオカートがレースゲームである以上、「加速できる」というだけでもありがたく、レース終盤の土壇場で1つ2つ順位を上げるのに寄与することは結構多い。

効果時間中は無防備になるのが弱点といっても、妨害を受けた段階で効果時間がまだ残っていれば、再加速して体勢を立て直せるので、実戦的にはそこまで大きなデメリットではなかったりする。

また、衝突によってスピンしてしまう障害物をダッシュ効果によって無効化できる作品の場合、強行突破に使えたりする。

編集者:ホップ
編集内容:「戦略性」の項を「特徴」に変えた上で編集しました。アイテムの欠点に関する記述が言い過ぎであったため、表現を変えています。パワフルダッシュキノコとは直接関係のない説明(例えば、「落としサンダー廃止」の影響は、パワフルダッシュキノコ関係なく多くのアイテムで共通)は割愛しています。