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ルーブルの編集履歴

2024-12-08 12:42:39 バージョン

ルーブル

るーぶる

旧ソ連、ロシア、ベラルーシ、沿ドニエストルが用いる通貨単位

曖昧さ回避

  1. ルーヴル美術館(Louvre)」。
  2. 岸辺露伴 ルーヴルへ行く』。
  3. ロシアベラルーシ沿ドニエストルで用いられている通貨名(рубль)。この項で説明。

概要

ルーブル(ロシア語:рубль)は、通貨単位の1つ。ロシア語で「それなりの価値を持つ銀塊」という意味を持つ。ロシア・ルーブルの通貨記号は「₽」となっている。補助通貨はカペイカ(コペイカ)、100カペイカで1ルーブルになる。ソビエト連邦崩壊後に尻拭き紙扱いされかけた時期もあったが、ロシアがエネルギー生産国になったので価値が復活し、アメリカドル・ユーロに次ぐ位置を目指そうとしている。


しかし欧米諸国がロシアに対する経済制裁を実施した途端に、ロシアは人民元・イランリヤル・インドルピーを使用して乗り切り、中国イランインドと共に直接決済国を着実に増加させ、更には独立国家共同体でユーロも外すことでルーブルの価値は上がってきている。ルーブルで直接取引する国は、中国・イラン・インドタイ北朝鮮アルゼンチンエジプトトルコ・CISなどが挙げられる。


2022年2月にロシアがウクライナに侵攻した事により、アメリカ・ヨーロッパなどの各国が経済制裁とSWIFT排除を実施した結果、同月には通貨価値が大幅に下がった。しかしロシア中銀は、「無制限にルーブルを供給するから問題無い。」としている。


一時は下がった通貨価値だが同年4月には侵攻前と同じ価値に持ち直した。これは上記にあるように銀行が供給しているのと露国民に対して外貨の80パーセントをルーブルに強制的に両替する等の規制を導入した上にルーブル買いを強制しルーブル売りを制限するという、かなり強気な手法で持ち直している。更にルーブル決済を前提に外国でもガス供給などを行った為、結果的に持ち直しに成功したともいえる。その反動とヨーロッパのガスパイプラインの供給停止からアメリカドルユーロの決済除外を非欧米世界では広まる要因になった。


因みにルーブルは約いくら?

ロシアルーブルは1ルーブル=約2円前後で推移しており、日本では100ルーブルから購入が可能である。1米ドル=60ルーブル、1ユーロ=65ルーブル、1元=8.5ルーブルあたりが相場になる。


2022年の経済制裁・SWIFT排除以降

1ルーブル=1円(※一時1円を下回った)

1ルーブル=0.0091ドル

2022年5月以降

1ルーブル=2円



関連タグ

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