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編集者:bull.falcon
編集内容:ジャンボチャッピー追記。

分類

通称チャッピー、アカチャッピー(『ピクミン2』のみ)
和名デメマダラ(『ピクミン』)、ベニデメマダラ(『ピクミン2』以降)
学名Oculus kageyamii russus
科目イヌムシ科
活動時間昼夜
重さ10
弱点目玉、背中
体長90mm

概要

ピクミンシリーズに登場する代表的な原生生物。なお、チャッピーという名はオリマーが家族で飼っている宇宙犬に見た目がそっくりであることから、犬の名前であった「チャッピー」からそのまま取って名付けたものである。

名前は『ピクミン』、『ピクミン3』、『Hey!ピクミン』、『ピクミン4』では「チャッピー」だったが、『ピクミン2』でのみ「アカチャッピー」となっている。『ピクミン2』はチャッピー系の亜種が爆発的に増えたためか、変更されたとされている。『ピクミン3』では新種のペロチャッピーこそ追加されたものの、『ピクミン2』からのチャッピー系が減少しているため元の名前に戻っている。なお、『ピクミン4』では『ピクミン2』からケチャッピーが抜けてキンキンチャッピーが追加されたことでより多彩になったものの、『ピクミン3』同様「チャッピー」のままである。

突き出した目と巨大な口、赤い地に白の水玉模様が特徴。夕暮れに帰巣する生物を狙う夜行性であり、ピクミンオリマー達が主に活動する昼間は眠っている。縄張りに入らない限り起きることはないが、日が沈むころになると活発になって獲物を探し回る(なお『ピクミン4』ではごく一部の洞窟ではクマチャッピー同様、夜同様に徘徊していることもある)。

夜間のかすかな明かりを捉えるために眼球が大きくなっており、その影響でまぶたを完全に閉じることができず、発達した光彩を伸縮させて瞬きをする(ただし、2014年に公開された『PIKMIN Short Movies』では、この設定は無かったらしく、普通にまぶたを動かしてまばたきしている),

背中側が弱点で、寝ている隙に背後から大量のピクミンを投げつけてやれば簡単に倒せる。また、『ピクミン3』では眼球にピクミンを当てると大きく怯むようになり、明確な弱点となっている(おそらく『Nintendo Land』のトノサマチャッピーや、『PIKMIN Short Movies』でピクミンに目を攻撃されて怯んでいたのが元ネタと思われる)。なお『ピクミン4』ではこの弱点が撤回されているため、従来通り背後からの戦いが望ましい。

しかしピクミンを振り払ってから捕食に移るまでのスピードがかなり速く、口が大きいので一度に咥えられるピクミンの数も多い上に救出も困難。しかも『ピクミン』では捕食動作の際に無敵化してダメージを与えられなくなる謎の仕様に加えて『ピクミン1+2』を除き足元のピクミンを死なせるバグがあるなど立ち回りを誤ると結構な犠牲が発生してしまうため、プレイヤーにピクミンにおける戦闘の基本を教えてくれる存在でもある。

Hey!ピクミン』ではエリア1のボスとして登場。起きていた。ドルフィン2号機によると、ホコタテ星時間では夜だったらしいが・・・本作でも、一度眼球にピクミンを投げつけることで怯ませることができ、その隙に背中にピクミンを投げつけることでダメージを与えることができる。あと、なんかやけにでかい

生息数と亜種が多いことから、PNF-404ではかなり繁栄している生物であるとされる。また、目立つ体色を持ちながら隠れることなく昼間から寝ていられるのは、この星の生態系ピラミッドでも上位に存在する(つまり天敵が少ない)からだとアルフには考察されている。

周囲にコチャッピーという小型生物が複数居ることも多い。一見するとチャッピーの幼体にしか見えないが、実際にはパンモドキ科の生物が擬態したものである。

チャッピーの幼体は斑点がなく、成体のチャッピーに捕食されてしまうこともあるようだ。クイーンチャッピーから生まれたベビーチャッピーを一齢幼生として、コチャッピーモドキと呼ばれる二齢幼生へと成長する。さらに、三齢幼生を経て成体に至るのだが、クマチャッピーの三齢幼生「チビクマ」とキンキンチャッピーの三齢幼生「コンコチャッピー」の2種類のみで、それ以外の三齢幼生は登場していない。

なお、二齢幼生がコチャッピーモドキと呼ばれているのは、先にコチャッピーが発見されたためである。その結果、本物の幼体なのにモドキとつけられる奇妙なことになっている。

実は劇中での出番は『ピクミン』を除いて意外と少なく、特に『ピクミン2』においては、地上では最序盤に見かける「ねむりの谷」と「めざめの森」にいるそれぞれ1個体ずつしかおらず、地下洞窟においてもチャッピー系統が勢揃いするコンセプトのフロアを除けば、出番は僅か2回だけである。「デメマダラの王国」にも登場しない。

『ピクミンガーデン』の4コマ漫画では無類のピクミン好きというキャラ付けがされており、ピクミンの味がしそうなイモガエルの腹部や伸ばし棒を舐めるという一面も。

ルーイメモによると「よく肥えたものを丸焼きに、ステーキも良い」とのこと。

ジャンボチャッピー

ピクミン4』に登場した「倍数体」と呼ばれる染色体異常の個体

何らかの原因により、通常なら受精時に行われるはずの受精卵の減数分裂(余分な染色体の排除)が行われずに染色体の数が多いまま成長してしまった。

通常個体よりもはるかに巨体ゆえ筋力が強く、大振りに暴れまわるような荒ぶる噛みつき攻撃を行うなどより凶暴に振る舞う傾向が見られるが、性的に成熟することはなく子孫を残せない。その代わり仲間意識が強く、群れを作って仲間を守ろうとする。

また、昼夜問わず常時起きて歩き回っており隙を狙いにくい。狩りも得意であり、草むらに隠れて獲物を待ち伏せ、勢いよく飛び出して獲物を襲うことも。

異様な巨体や常時起きている様子から、『Hey!ピクミン』でボスをつとめた個体や大乱闘スマッシュブラザーズシリーズの『とある星』のステージギミック、『大乱闘スマッシュブラザーズ_for_Nintendo_3DS』の「フィールドスマッシュ」の個体はこのジャンボチャッピーの可能性がある(しかし、スマブラに登場するキャラクターは「フィギュアのイメージが具現化した存在」であり、大きさの表現は非常に曖昧。ピクミン&オリマーも設定と比べて非常に大きくなっている為深い意味はないだろう)。

ルーイメモによると「大きいが肉質はやわらかく美味。しかし一度では食べ切れないため、食用油を塗って冷凍、赤身は燻製にして保存する」といいらしい

半プレイアブル化?

『ピクミン2』のタイトル画面にてあるボタンを押すと乱入してピクミンを食い荒らして来るが、実はCスティックとZボタンで操作が出来る

つまり、プレイヤー自らピクミンを襲う事が出来る

ただし操作してからしばらく放置すると勝手に退場するので注意。

ピクミンは補充されないので、捕食し過ぎると『ピクミン2』のロゴが歪になる。

  • 操作方法

C・上下:全進

C・左右:方向転換

Zボタン:捕食

外部出演

NintendoLand

ピクミン アドベンチャーに登場。遊園地のアトラクションという設定からか機械仕掛けでできており、背中部分が弱点になっている。

大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ

大乱闘スマッシュブラザーズX』では、ステージ「とある星」にて背景兼足場として登場している。

足場のチャッピーは、しばらく乗っていると口を開けてファイターを食べてしまう。

また、ピクミン&オリマー最後の切りふだ「一日の終わり」にも登場する。ドルフィン初号機で飛び去ったオリマー達の下で、原作通りファイター達に食らいつく。

大乱闘スマッシュブラザーズ_for_Nintendo_3DS』では、フィールドスマッシュの敵として登場。

ファイターの数倍はあろうかという巨大な敵であり、噛みつき攻撃でファイターに大ダメージを与える。

原作通り後ろに回り込めば隙だらけ…と思いきや、ヒップアタックをしてくるため、油断は禁物。

目玉を攻撃しても怯んだりはしない。

ちなみに『大乱闘スマッシュブラザーズX』当時は食べられるとそのまま連れ去られてミスという形だったが、『大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL』で再登場した際はファイターをその場で飲み込んでしまう。要するに所謂即撃墜

編集者:bull.falcon
編集内容:ジャンボチャッピー追記。