分類
通称 | イモガエル |
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和名 | ダルマイモガエル |
学名 | Amphicaris frodendum(3DXまで)、Amphicaris frondiferorum(2023年以降の作品から) |
科目 | イモガエル科 |
活動時間 | 昼 |
体長 | 46mm |
※学名はイモガエル科の英名が一部地域で差別表現が含まれていたためSwitch版ピクミン2配信以降の作品は英名と共に変更された。
解説
黄色いジャガイモやスイートポテトのような姿を持つ、カエルの原生生物。
黄化色素が多い明るい体色で、眼と平行に並ぶ3つの緑色の斑紋がある。
カエルだが浅瀬で跳び回る事に特化したためか体の大きさに対して脚が短く、基本的にジャンプでしか行動できず泳ぎはあまりうまくないため、浅瀬やそのほとりに生息する。
自分よりも小さく動くものであれば、何であろうと反射的に飛びかかって押し潰そうとする習性を持っている為、オリマーたちを見ると大きく頭上に飛び跳ねてプレス攻撃を行う。下手に巻き込まれると相当な数のピクミンを失ってしまうため注意が必要。
また、跳び上がったあとに体を膨らませてバランスをとってから落下するほか、この押し潰しは捕食も兼ねており、潰した獲物の体液を皮膚から吸収して栄養を得ている。そのため獲物を潰す体重を得るために体に占める水分量が多い。
オタマはこのイモガエルの幼体で、Hey!ピクミンではイモガエルとオタマの中間の個体として『コイモガエル』が登場している。成体は誤って彼らを踏んでしまわないよう子離れし、離れた場所で活動することが多い。
近縁種にマロガエルとヒヤシイモ、さらに変異種としてヤキコイモガエルがいる。
「1」ではマロガエルより強いが、「2」ではマロガエルより弱くなっている。「3」ではイモガエルのみ登場。
ルーイメモによると、上記の体質から脚以外は水っぽくて調理に向かないらしい。
(海外版では脚以外にも食用価値がありビール衣揚げにするらしい)
ヌシガエル
『4』から登場したイモガエルの長寿個体。
本来、イモガエルの仲間は繁殖を期に成長が落ち込むが、天敵がいない安全な環境下で繁殖活動を行わず成長を続けた個体は、異常に大きく育ってしまう事もあるという(ピクミンガーデンによると捕食に必要な跳躍が維持できる体高比で2~3倍)。発達した筋肉で、より高く連続して跳ぶことも可能となっている。
元々イモガエルはテロメラーゼという、細胞の老化を防ぐ酵素が活発で、条件が合えば50歳を超える事も珍しくない模様。また、冬眠せず暖かい場所で越冬する。
やる事は通常のイモガエルと変わらないが、大きさと重さは3倍になっており、プレス攻撃の威力と範囲も格段に上がっている。
特に水辺の砂地ではプレス攻撃をした場所に水溜りが発生し、泳げないピクミンは溺れてしまうため長引かせないように。
ただし大型原生生物の中では体力が非常に低く設定されているため、氷ピクミンで凍らせてしまえばあっさりと対処が可能。
ルーイメモによれば「大量の塩で水抜きすれば食べられるが、目玉と脚だけをいただく方がいい」と、水っぽいのは変わらないようだ。
攻略法
ピクミンを投げ続けよう。飛び上がって足を広げたらプレスの合図。すぐに呼び戻そう。
ただし初代では非常に耐久が高くこの方法での対処は膨大な時間を要するため、チャレンジモードでは取り囲んで一気に倒すことが必須。ただしその場合ジャンプした瞬間即座にピクミンを呼び戻さないと一気に数十匹単位で踏まれる他、Switch版以外ではバグにより高頻度でピクミンが死ぬ。
その影響により大水源のチャレンジモード理論値は(TASを除き)2024年現在もSwitch版でしか達成されていない。
2では紫ピクミン連投で安全かつ素早く倒せる。ただしあまり投げすぎると腹部側に張り付いてしまい、潰されることがあるため注意。
ゲキニガスプレーで倒すのもあり。いずれにせよ戦うときは周りの敵や仕掛けなどに注意。
3以降は岩ピクミンなら犠牲なしで戦えるため、岩ピクミンに任せるのもあり。(ただし、水辺や他の生物に注意)
また、5匹以上のピクミンに纏われるとジャンプできなくなって振り払いしか出来なくなる。本作では花が散ることはないため、多少振り払われようが常にピクミンを5匹以上纏わり付かせることを意識しつつひたすらに投げるようにすると岩ピクミンがいなくとも容易に倒せる。
4では固い地面だと岩ピクミンが潰されてしまうため、オッチンに任せるのもあり。
余談だが3以降のイモガエルは静止中は常に声を出している。