ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

Taxi_Driverの編集履歴

2013-03-14 23:06:01 バージョン

Taxi_Driver

たくしーどらいばー

『タクシードライバー』(Taxi Driver)とは、1976年に公開されたマーティン・スコセッシ監督の映画。

あらすじ

海兵上がりのトラヴィス・ビックルは、不眠症のためマトモな職業に就くことができないという理由で、タクシーの運転手に就く。

同僚とも打ち解けず、趣味ポルノ映画の鑑賞だけという孤独な日々。真夜中のマンハッタンにはびこるドラッグ犯罪を見るにつけ、トラヴィスの中で鬱憤がたまっていく。

そんなトラヴィスもをした。次期大統領候補パラダインの選挙事務所で働くベッツィーという女性事務員に一目ぼれをしたのだ。積極的なアプローチでデートにこぎつけるトラヴィスだったが、いつもの癖でポルノ映画を観に連れて行ったため嫌われてしまう。

ある日、トラヴィスのタクシーに少女が乗り込むが、屈強な男にすぐ連れ戻された。そのアイリスという少女は、家出をして売春婦になり、ヒモにいいように使われていた。

この腐った街を浄化してやる、という衝動に動かされ、トラヴィスは犯罪の計画を立て始める。


概要

1960年代後半から70年代にかけて起こった《アメリカン・ニューシネマ》という現象の最後の代表作と言われている作品。

第26回カンヌ国際映画祭パルム・ドール(最高賞)受賞作品。


監督マーティン・スコセッシと主演のロバート・デ・ニーロは、今作でゴールデンコンビとして知られるようになり、これまで8作品を手がけている。

家出少女アイリスを演じたジョディ・フォスターは、当時13歳だった。


原案は『暗殺者の日記』。州知事の暗殺未遂事件を起こしたアーサー・ブレマーという男の手記で、孤独の中で鬱屈していく心理に共感したポール・シュレイダーが脚本化。同じく非モテであったスコセッシを紹介され、映画化に至った。

ちなみに、ブレマーは『時計じかけのオレンジ』に触発されて暗殺未遂を起こしたが、それを基に製作された今作はロナルド・レーガン大統領の暗殺未遂事件バージニア工科大学銃乱射事件(32人死亡)の引き金になったといういわくがついている。

さらに言うと『時計じかけのオレンジ』の原作小説は、犯罪被害に遭った作家の経験に基づいているため、犯罪と作品化の皮肉な連鎖が続いたことになる。


有名なシーンに、モヒカンにしたトラヴィスが人差し指をに見立て、自分のこめかみにつきたてるさまがある。ただし、トラヴィスがこの髪型にするのは劇中の終盤である。


キャスト

役名配役日本語吹き替え(TBS『月曜ロードショー』/DVD)
トラヴィス・ビックルロバート・デ・ニーロ津嘉山正種/宮内敦士
ベッツィーシビル・シェパード田島令子/井上喜久子
アイリスジョディ・フォスター冨永みーな/木下紗華
スポーツハーヴェイ・カイテル日高晤郎/東地宏樹
ウィザードピーター・ボイル寺島幹夫/浦山迅
トムアルバート・ブルックス野島昭生/村治学

スタッフ

監督 - マーティン・スコセッシ

脚本 - ポール・シュレイダー

製作 - マイケル・フィリップス / ジュリア・フィリップス

音楽 - バーナード・ハーマン

撮影 - マイケル・チャップマン

編集 - トム・ロルフ

配給 - コロンビア映画


データ

公開 - 1976年2月8日(アメリカ) / 1976年9月18日(日本)

上映時間 - 114分

製作国 - アメリカ合衆国

言語 - 英語 / スウェーデン語


関連タグ

映画 / 洋画 / アメリカ映画 / ニューシネマ / 映画の一覧

犯罪 / モヒカン

タクシードライバー


外部リンク

タクシードライバー (1976年の映画) - Wikipedia

映画 タクシードライバー - allcinema

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました