ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

不律の編集履歴

2013-09-12 13:42:26 バージョン

不律

ふりっつ

不律(フリッツ)とは、同人サークル・SUBTLESTYLE制作の対戦型格闘ゲーム『アカツキ電光戦記』及び『エヌアイン完全世界』のキャラクターである。コッチジャ!

不律(フリッツ)とは、同人サークルSUBTLESTYLE制作の対戦型格闘ゲームアカツキ電光戦記』及び『エヌアイン完全世界』のキャラクターである。


「……斬る!」


概要

経歴に謎の多い、元軍医老人

 キャッチコピーは『彼岸の剣客』。

 着物に帝国陸軍士官の外套をまとい、白髪をオールバックにしている。

 に深い造詣を持ち、さらに秘密組織ゲゼルシャフトについても通じるなど、物語の根幹と深い関係性を持つ人物である。また、アカツキとは陸軍に所属していた当時の同僚である。


その正体は、かつて複製體の研究に従事していた医学者であり、エレクトロゾルダートを誕生させるきっかけを生んだ人物。さらに言えば、アドラームラクモなどの狂人を暗躍させる遠因を生んだとも捉えられる、『アカツキ〜』の世界観の出発点に深く関わる存在でもある。当時の詳しい経歴ははっきりしていないが、これらの点を裏付けるように、ムラクモの彼に対する台詞や新しいヨリマシ(複製體)を製造するべく利用を試みたり、後述の彼自身の行動理念から、複製體の研究において重要人物であった事が窺える。

 自身の研究がアドラーやムラクモに悪用されている事を掴み、自身の研究が成した悪態の始末をつけるべく、軍刀と旧式電光被服を装備して独り立ち上がる。

 彼の持つ電光被服は、アカツキが所持するオリギナール(独:オリジナル)以前に開発された外部バッテリー式の試作品。電光機関併用時のアフターリスクが無い強みがある代わりに、肉体を瞬間的に強化する以外の機能は持っていない。


 ただでさえ燻し銀な『アカツキ〜』世界でも、老齢ながら強い眼光を放つ出で立ちと、軍刀一本で勝負を仕掛ける剣客に恥じない潔さから、その渋さがいっそう際立つキャラクターである。

 また、言動も落ち着いており、行動の動機も実に実直なため、『アカツキ〜』における貴重常識人枠に属する。


性能

コッチジャ注意

軍刀による一撃必殺の剣術で戦う、『剣客』の肩書通りのキャラクター。


 通常攻撃のほとんどが軍刀による斬撃であるためガードしても体力が削れ、回転こそ悪いものの一撃で他キャラの基礎コンほどの火力を出す事が可能。(ただし、エヌアイン完全世界では削り能力は削除されている)


このように剣による攻撃が持ち味のように見えるが、実際は高性能の投げも持つ荒らしキャラ。対空で落としにくい低いジャンプ軌道からの投げ、後述の必殺技を絡めた移動投げ、性能の良過ぎる前後ステップからの投げ、ステップと見分けがつきにくい5Cによる奇襲…等など、投げキャラである筈の鼎二尉のお株を奪う性能を持つ。


 不律の最大とも言える特徴は、必殺技が前方、または後方移動技のみという異質な設定。その移動の際には「コッチジャッ!」という非常に耳に残る台詞を連呼するため、遂には『λ=3<コッチジャッ!』という文字絵まで作られることになった。

特別攻撃は、発生から硬直が終わるまで完全無敵のまま一定距離を移動する技。ゲージが必要なものの、壁際に追い詰められても脱出可能という性能は非常に強力。


 最終特別攻撃の「必殺切リ込ミ刀法」が、同人版アカツキでは斬られた相手から大量に血が吹き出す過激な演出であったが、アーケード版からは木の葉が舞い散る演出へと変更された。ちなみに、同人版『アカツキ電光戦記』前に発表された初期版である『アカツキ試製一號』においてのみ、攻撃時に電撃が発生している。


 電光戦車とは非常に相性が良く、同人版、アケ版、エヌアインと全シリーズで戦車の持つアーマーを一撃で破ってしまうため、戦車側はその強みを全く活かす事が出来ないまま鉄クズにされてしまうのである。\キューン…/


このように癖の強い性能でありながら、超が付くほどお手軽の初心者向けキャラである。


「寄らばシュナイデン!」

 上記の通り常識人枠ではあるが、言葉遣いがちょいちょいおかしい


愉快なおじいちゃん語録

  • 「寄らばシュナイデン(斬る)」
  • 「あいやヴァルテン(待たれよ)」
  • 「我が身すでにアイゼン(鉄)!」

など、ドイツ語と日本語の混ざった独特の言葉(通称:不律語)をしゃべる。そして先述した「前駆」「後駆」での『λ=3<コッチジャッ!』の件もあって、一時期は『萌えじいちゃん』と呼ばれて、ファンから可愛がられていた時期があった。最近は、新たなに押されて……いいんじゃないのか?(汗)

 しかし、いまいち萌えないとされるのせいか、一部のファンからは萌え勢らの一員として相変わらず親しまれている様子。これで良かったのか……


 そもそも『不律』をフリッツ【Fritz】と当て読みする辺り、妙なセンスではある。

 しかし、コレにはれっきとした元ネタがあり、文豪・森鴎外のネーミングセンスがズバリこのまんま。しかも夭逝した次男の名前が不律(ふりつ)である。

 そのほかにも森鴎外とは共通点が多く、「元軍人である」「医者である」「ドイツへの留学経験がある」など、インスパイア元となった可能性は高い。


関連イラスト

剣閃不律

生々流転


関連タグ

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました