概要
海上自衛隊が将来保有することになるのではないか……と妄想されている護衛艦。架空艦。
ぶっちゃけ空母である。
しかし海上自衛隊では(外洋型掃海艦や潜水艦救難艦といった明らかに特殊な例を除き)排水量1000トン以上の外洋型戦闘艦はすべて「護衛艦」としていることから、空母も当然こうなるのではないか、と推測されている。
仮に「空母」を名乗ったとしても、アメリカのフォレスタル級正規空母並の排水量で「護衛空母」と言い張ったり、形式を“DDCV-1”などとして誤魔化すのはミエミエ。
搭載機はその時期によってマグダネル・ダグラスF-4『ファントムII』、グラマンF-14『トムキャット』、マグダネル・ダグラスF/A-18『ホーネット』、ロッキード/ボーイングF-22『ラプター』、と遷移してきたが、近年純国産戦闘機の機運が高まったため、F-3という架空形式が生まれている。愛称については、研究機からそのまま引き継いで『心神』とする主張と、先代の無念を晴らす存在になるべきという理由から『烈風II』とする主張がある。メーカーの候補は三菱重工と本田技研工業。他に補助的にロッキード・マーティンF-35『ライトニングII』を搭載する案もある。他に早期警戒機・対潜哨戒機としてボーイングE-2『ホークアイ』か、国産化を目指して超今更な新型機を搭載するとされている。
銘々は当然、大日本帝国海軍初にして、世界初の“最初から空母として建造された艦”である初代鳳翔から。
ただ戦後人の間では『鳳翔』の知名度が低かったため、一般の目を引く必要のある商業ベースの出版物では『あかぎ』『やまと』『しなの』が多用されてきた。
……のだが、つい最近別冊『宝島』別冊宝島が重要な防衛機密漏洩をしていたことが判明した。
まぁ十中八九コレのおかげで初代の名が一気に知られたことから。
実際に建造されたら建造されたで、おちゃめな海上自衛隊の皆さんのこと、早期警戒機の垂直尾翼に鳳翔さんを描くのはまず間違いないと思われる。