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ユグドラ・ユニオンの編集履歴

2013-12-20 22:11:01 バージョン

ユグドラ・ユニオン

ゆぐどらゆにおん

『ユグドラ・ユニオン』とは、STING制作のタクティカル・ファンタジーRPGである。2006年にGBA向けに発売され、後にPSP向けに移植・発売された。

概要

かわいらしいキャラクターデザインとは裏腹に、癖のあるシステム・初見殺しな難易度・容赦の無いシナリオなど数々のえげつない要素を隠した、かなり硬派なゲームである。

派生作品として『ユグドラ・ユニゾン』、直接の続編として『ブレイズ・ユニオン』が存在する。

GBA版は2006年3月23日発売され、PSP版は2008年1月24日に発売。OPアニメ、ストーリーシーンのボイス、難易度システム、新キャラクター&マップ、二周目要素などいろいろ追加された他、ユグドラのドットがキャラクターデザインに沿ったものになったり、細かいところまでPSPに合わせてリメイクされている。


ストーリー

大陸世界の中央に位置するファンタジニア王国。

ここは神々の血を受け継いだ王家の一族により治められていた。

そして何代にもわたる賢王の治世により、王国は豊かで安定した時代を築き上げてきた。


しかし第31代国王オルディーンの時代に、ファンタジニア王国は先帝を廃し近年急激に勢力を伸ばしてきた、新生ブロンキア帝国の若き皇帝ガルカーサ率いる精鋭部隊の侵攻を受ける。

圧倒的な帝国軍の攻勢の前に王国軍は次々と打ち破られていく。

広大な領土は失われ、多くの民が蹂躙され…ついには王も命を落としてしまうのだった。


そんな中、陥落する王都パルティナから落ち延びた一人の少女がいた。

年のころは16~7、まだあどけなさの残る顔立ちだが、その手には一振りの剣が握られていた。

代々ファンタジニア王にのみ受け継がれてきた聖剣「グラン・センチュリオ」…創国の英雄がこの地を切り拓いたとされる伝説の剣であった。


少女の名は、ユグドラ=ユリル=アルトワルツ。

王国最後の希望を手に、彼女はついに大陸南端の辺境の地へとたどり着く。

そして、その地で出会った少年・盗賊王ミラノと共に、ユグドラの祖国解放の戦いが幕を開ける…


各チャプターリスト


システム

士気

ユニットのHPに相当するもの。

戦闘の勝敗が決する度タクティクスカード(後述)に定められた攻撃力に従って減少、0になることでユニットは死亡。

逆に言えば0にならない限り、何度負けてもゲームにおける駒としての機能は果たされる。

ただし、その保有量は味方の場合ゲーム全編(48ステージ)に渡って持ち越されるものであり、回復もステージ間に限られることからユニットの運用には慎重を期す。


ユニオン

本作で戦闘を行う際に自動的に発生する集団戦の単位。

戦闘は基本的に直接接触するユニット同士で行われるが、敵味方に隣接するユニットが存在する場合(男性はX字列・女性は十字列)それらのユニット同士の戦闘(連戦)も発生する。

一戦闘につき最大五連戦で、ユニットの数が揃わない場合最初に戦闘を起こしたユニットから順に連戦していくことになる。


タクティクスカード

ステージ攻略の際に使用されるもので、一ターンにつき一枚消費。

(ステージの勝利条件を満たす前に使い切るとゲームオーバーとなる)

その用途は、ユニットの移動・戦闘でのスキル使用・戦闘に勝利した際のダメージ計算を兼ねている。


備考

一部シナリオから前作『約束の地リヴィエラ』と同一の世界観を共有していると思われていたが、当時の新作『ナイツ・イン・ザ・ナイトメア』発表を期に、「Dept.Heaven.Episodes.」(D.H.E.)の一エピソードとして組み込まれた。


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