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概要編集

ユグドラ・ユニオン』、『ブレイズ・ユニオン』の登場人物ガルカーサネシアのCPであり、シリーズの腐向けカップリングの一つでもある。


ここからネタバレご注意















魔竜の末裔、つまり魔族でありながら冥府の教えを否定し、「弱い者とは守るべき存在」といった人間価値観を抱くガルカーサと、

理不尽に自分たる告死天使の種族を道具扱いする神界を否定するネシア。

二人はまるで真ん中に会っている存在である。


ガルカーサから見たネシア編集

『ブレイズ・ユニオン』にネシアを加入させに行く旅を始まる時に「まぁ、森深くに隠棲してるだし、変わり者には間違いない」という曖昧な意見を持つが、

出会う時の会話に親しく話しかけたり、初めて近くにいると「一体なんなんだろう、不思議と胸が騒いでる」という一目惚れ的な発言をする

仲間になった後のストーリーシーンでは、特に会話をしていない時でも不思議とべったり。


ストーリーの分裂前パートのクライマックスとも言えるティエラの戦いにて、

一瞬怒りに我を失うところだったガーロットはそれでも心の混乱を乗り越えて、自分を引き止めてくれたネシアに微笑む。


Aルートシスキアが亡くなる後、絶望に沈みそうになるガーロットはネシアから再び立ち上がる希望をもらい、彼の「魔竜の血を利用して革命を遂げる」という提案を呑むことに。

ルート後半でそれぞれの理由で自分を無視している仲間の二人の代わりに、ガルカーサはネシアを頼る存在として選ぶ。

それからネシアを魔竜の血の力を使い慣れていない自分を守り、そして導く者と扱う他に、ガルカーサが彼に不安を打ち明けたり、助けを頼んだりもする。


例のどうしてもちょっと性的に見えるあのシーンでも、ネシアの助け(?)により快楽の絶頂に迎え、命拾いを遂げるガルカーサ。


ガルカーサの戴冠儀式にて裏切り者のメデューテとジェノンの処分についてケンカでもしている様子の二人だが、

手を出したら「お前にでも容赦はしない」と、ネシアのことなら他の仲間よりも許しているような口ぶりなガルカーサと、呆れながらも頷くネシアである。


『ユグドラ・ユニオン』にて二人が一緒に登場することが少ないが、「Chapter 3 -パルティナ電撃戦-」にて、自分たちを何度も苦労させた王国軍に対し「ネシアなら簡単に打ち倒せるだろう」と信頼満々で言い放つガルカーサ。


ガルカーサから見たネシアは、愛すべき仲間の中でも愛おしい親友でありながら、最高の理解者でもいて、自分の絶対的な信頼を持つ者

公式サイト、公式設定資料集にも、ネシアがガルカーサから「絶大な信頼を寄らせている」と書いてある。


また、『ユグドラ・ユニゾン』にてネシアの正体がバレた後、

ガルカーサが傷つかれた様にネシアに対する呼称が「お前」から「貴様」と変わるが、

新生ブロンキア帝国ルートにて彼を倒した後の会話で、ネシアがショックを受けたように「危険な存在とは思っていましたが…ここまでとは…」をつぶやくと、それに対しガルカーサが「貴様ほどでは無いぞ」と答えて笑い流す。

それからはプレイヤーの選択次第に、ガルカーサがネシアを許し、再び連れて行く道も存在する。


ネシアから見たガルカーサ編集

出会った頃には、ガルカーサがいい戦乱を起こす駒だと思い、彼らと協力し始めた。

だが、「戦術には決して感情に入れてはいけない」と信じ、計画の一部を立てるはずネシアにして、その時からの行動は少々可笑しい。


『ユグドラ・ユニオン』にて、ユグドラをブロンガの儀式に使う計画に対し、ユグドラのことを諦めて帝国軍を支え続くかガルカーサを裏切って王国軍と一緒にユグドラを助けようかを決めなくてはいけないネシア。

だが彼ははっきりどちらの選択をせず、王国軍にヒントを与えて自殺

後、やっと黒幕として登場する時に、最強な屍兵になるはずのガルカーサたちを生き返らせなく、かえって王国軍の亡くなった仲間を屍兵にした。

これから王国軍のリーダーであるユグドラから返してもらわないとすごく困るものがあるはずなのに。

これはどう見ても、まるで王国軍を傷つけようか、なんらかの罪に罰しようとしていた行動

人間の心を見抜けるはずだったのネシアにとって、彼らから聖剣を取り戻したいならここは相手を怒らす場合とはとても見えない。

でもどうやらネシアは冷静に考えてなかったようだ。


『ブレイズ・ユニオン』の正史ルートに、部下を犠牲にできなくて魔竜の呪いに命を落とさせそうなガルカーサに対し、必死で「ここでガルカーサ様を失うわけにはいかないのです…!」と呼びかけるシーンもある。


また、分裂前のストーリーにてうっかりガーロットにきゅんとさせられてしまったように思えるシーンも存在する。

(例えば、ユーディが仲間にいない場合「戦士たちの休息-Boy's Side-」のラストの、些細な間違いに招いた計画倒れでキョロキョロするガーロットを見て微笑むネシアなど)


『ユグドラ・ユニゾン』でガルカーサに倒されて処遇を待っている場合、「こうして貴方にお会いできるとは…」をキョトンと言い放つネシア。


ネシアから見たガルカーサは、仕方なく大切にしてきてしまった存在のようだ


二次創作での傾向編集

『ユグドラ・ユニオン』の残酷なシナリオでの死に様により、二人の関係は悲恋物語と扱われることもある。


ハッピーエンドを目指す者の中に、「全ての黒幕であるネシアをその苦しみから救えたら万事解決」という理論もある。

それから、ネシアと同様に生まれた頃から理不尽な差別と虐待に打ち砕かれそうだったガルカーサは彼の理解者として、平和な方法で彼を復讐に諦めさせられるかもしれない。

一方、ガルカーサが唯一ネシアを助けられる者とも見える。


そして『ユグドラ・ユニオン』と『ブレイズ・ユニオン』のシナリオにはそんな綺麗な解答が存在しなくても、

ユグドラ・ユニゾン』にはその幸せな結末が可能。


また、二人の辿った道と支え合う様を見ると、攻めと受けの役などが計りにくくもある。

純粋な肉体関係とは別に、『ブレイズ』時代ではネシアに支えられたガルカーサ → 『ユグドラ』『ユニゾン』時代ではネシアを支えるようになっていくガルカーサという、立場逆転なパターンも存在する。


関連タグ編集

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