劇中BGM『バトル・オン・ザ・レクイエム』
足立美奈子氏に作曲されたBGM。タイトルにレクイエム(鎮魂曲)という単語が入っているだけあって、主にシリアスな展開が訪れた場面で流れる。
『ユグドラ・ユニオン』のBF33、BF42、BF44、BF46にフィールドBGMとして使用されており、BF47のイベントにも使用。
物語終盤の内容のあらすじが入っているため、ネタバレが含まれます。
チャプター未クリアの方はご注意ください。
チャプター『バトル・オン・ザ・レクイエム』
帝国軍の残党や焔帝ガルカーサを打ち倒したことで魔竜ブロンガ復活の恐れがなくなり、王国と帝国の間の血まみれた戦争に幕が閉じた。
しかし燃え盛る帝都をあとにしたユグドラは、王国の正義に幻滅していた。
どんなに正義の理想を掲げていても、王国の設立から王家に伝わってきた聖剣は所詮ただの武器で、人を傷つけることしかできない。人は手に剣を握っている限り、剣でしか争いを解決しようと考えない。
ガルカーサたち帝国の民だって本来は自分たちと何も変わらない善人で、彼らの考える理想や正義の元で戦っていたはず。
今まで自分がやってきたことが本当に正しいのか、大陸世界で唯一の王となったユグドラは悩み耽っていた。
しかし帝国との戦争が終わって数刻も経たないそんな時に、帝都フレアヴェルクより南の海からひとつの島が浮かび上がってくる。
聖剣グラン・センチュリオの共鳴を感じ取ったユグドラは、嫌な予感を胸に島へと進軍。
そこには操り人形と化していた戦友・キリエと、舞台裏からこの戦争にその影を落としていた黒幕が待っていた。
聖地で見た悪夢を再現させられた王国軍は魂を弄ばれて苦しむキリエを解放するために武器を手に取り、彼女の最後の願い・戦争のない世界の訪れを聞き入れ、その復讐でこの世界に神界による粛清を招きかねない悲しき堕天使ネシアを止めるように頼まれる。
そして、ユグドラはネシアの口から聖剣の真実を知ってしまうのだった。
聖剣は最初からネシアの鎖を断ち切るための道具でしかなく、その解放と復讐のために人間の負の感情を魔力と化して蓄えてきた。そのために彼は古の時に人間に渡し、魔力が蓄積できるように戦乱が起きるように仕向けてきた。
聖剣に斬られた人々の叫びをその一身に受けてきたネシアは千年の憎悪と恐怖、怒りと嘆きで声を震わせてユグドラに剣を返すようにせがむのだった。
これは神界の残酷さに身も心も踏み潰されその理不尽な罰に牙をむき、望んだ力のためにあまりにも手段を選ばなさ過ぎて被害者から加害者へと変貌した、一人の告死天使の成れの果ての物語だった。
ネシアの復讐に終止符を打ったユグドラの前に、今までの出来事を神界から傍観してきた守護天使・マリエッタが降り立つ。
彼女は王国軍にこれ以上の進軍を禁じ、ユグドラに最後の試練を与える。
「貴方がたに我らが主の言葉を伝えましょう。
汝、刃を以て大罪を為すか
或るいは、永遠に剣を封ぜるか?
その言葉の持つ意味をどのように受け取るか…
その判断を貴方がたに任せましょう…」
その言葉を聞いたユグドラが選ぶのは…?
あわせて3~4マップ。
マップ数 | サブタイトル |
---|---|
BF46 | 失楽の地アンカルジア |
BF47 | 大神殿 |
BF48 | ヘヴンズゲート |
BF49 | ヘヴンズゲート~連環石群 ※PSP版以降、ハード限定 |
BF48&49にて、リヴィエラの懐かしいBGMのアレンジが聞ける。
関連イラスト
関連タグ
ユグドラ・ユニオン 聖剣グラン・センチュリオ 告死天使 死後労働
このチャプターのキーパーソンリスト
王国軍
悲劇の乙女
一兎をも得なかった告死天使
お馴染みの守護天使
非道な実験の被験者
お馴染みの神界最大の危険人物
各チャプターリスト
チャプター数 | サブタイトル |
---|---|
Chapter 1 | 希望を手に追われる者 |
Chapter 2 | 失われた日々 |
Chapter 3 | パルティナ電撃戦 |
Chapter 4 | 囚われのユグドラ |
Chapter 5 | 光と影にたゆたう罪と真実 |
Chapter 6 | グラン・センチュリオ |
Chapter 7 | 竜の眠る最果ての地へ |
Chapter 8 | ブロンキア決戦 |
Chapter 9 | バトル・オン・ザ・レクイエム |