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ジバコイルの編集履歴

2023-01-13 15:49:26 バージョン

ジバコイル

じばこいる

ジバコイルとは、『ポケットモンスター』シリーズに登場するキャラクター(モンスター)の一種である。

基礎データ

ずかんNo.462
英語名Magnezone
ぶんるいじばポケモン
タイプでんき / はがね
たかさ1.2m
おもさ180.0kg
とくせい

進化

コイルズ

コイルレアコイル(Lv30) → ジバコイル("特定の場所"でLvアップ、かみなりのいしを使う(第8世代から))


概要

ダイヤモンド・パール』(第4世代)から初登場したポケモン

第1世代から登場しているシリーズ皆勤賞のレアコイルが進化したことで、古参のファンを驚かせ話題となった。


特殊な磁場(磁力)の影響で、ボディの分子構造が組み換えられて変化した形態。名前の由来も「磁場+コイル」からであろう。

ある集団が科学力を利用して同じような現象を起こし、更なる進化を試みたが失敗に終わったらしい。


レアコイルは3匹のコイルが連結した形であったが、ジバコイルは完全にその3匹が一体化した姿をしている。中央のコイルが楕円形に巨大化、左右のコイルは小さいままアームの様な配置となり、それらを固定する形で金属のリングが出現している。


全体的にUFOの様な形態であり、まるでUFOキャッチャーを連想させる愛嬌のある姿から人気の高いポケモンである。

作中の世界でも夜空を飛ぶ彼らをUFOと間違えた報告がある他、宇宙からやってきたと信じる人々もいる模様。


2×3=6個あったU磁石のユニットは1×3=3個に統合され、レアコイル時代よりも強力な電磁力を発生させている。それらを制御する力も上がっているようだが、強すぎる磁力を出してジバコイル同士引き合い動けなくなってしまう事もある模様。

くろい物体

ピクシブ内でも、その磁力を生かしたイラストがよく投稿されている。

このユニットの先端は赤と青に彩色されているが、実は普段はグレーであり、なんらかのアクションを取ると発光する仕組みである。


巨大化した中央のコイルは頭にアンテナの様な器官が出現し、かいでんぱを発信しながら飛び回って、宇宙からと推察される未知の[[電波を受信しているという。

また、自分のテリトリーをアンテナを用いたレーダーで監視する縄張り意識の強い面も持ち、侵入者ははかいこうせんでただちに処分する。


真ん中の赤いは、両側と違って一切表情などの変化を見せず、眠らせても目を閉じない。

このため長年目ではないと思われてきたが、実は攻撃時に相手の方を見ており、少なくとも視界が存在することが分かる。

スマブラでは「暗視スコープのような役目を果たす」とも書かれており、「感情表現を行わないが、目としての機能を持った器官ではある」ということが判断できる。


ゲーム上の性能

『サン・ムーン』『ウルトラサン・ウルトラムーン』のポケファインダーでは、ホクラニ岳に低確率で登場し、画面奥に映る天文台の上空を往復して去っていく(シャッターチャンスを逃すといなくなる)という、まさしくUFOそのもののような姿を確認できる。


『LEGENDSアルセウス』では、あるエリアの上空を設定通りに巡回している姿を確認でき、フェザー系ボールを上手く当てる事が出来ればゲットも可能。


性能

HPABCDS合計値
ジバコイル70701151309060535
レアコイル5060951207070465
進化前比較+20+10+20+10+20-10+70

進化前から軒並みパラメーターは強化され、特に「防御」「特攻」「特防」が高く設定されている。唯一進化前より劣化したのは「素早さ」のみである。


特攻においては未だにでんきタイプ最強クラスであり、この種族値を生かした「かみなり」「10まんボルト」「ラスターカノン」等の技は絶大な火力を持っている。

進化前もそうだが、耐性タイプの数は12タイプと、2023年時点の複合タイプで最多である。その優秀な複合タイプで後出しがしやすいのが大きな強みであり、高い特攻から電撃やビームを放って一気に相手を殲滅するその姿はまさに未確認飛行物体


コイル系のお家芸である「ロックオンでんじほう」によるコンボも引き継がれているが、発動の遅さから現在はロマンとしての域を出ない。

進化前に覚えられた「トライアタック」は覚えられなくなっていたが、サン・ムーンからまた覚えることができるようになった。

ソード・シールドではDLC鎧の孤島』から登場。「てっていこうせん」を習得し、はがね技の火力に一層磨きがかかる。


4倍ダメージを受けてしまうじめんタイプの対抗策として「でんじふゆう」も覚える事が出来る。ただし足が遅いので、使う場合は相手をしっかり見極めることが重要である。

始めからじめん技を無効化できる「ふうせん」を持たせたケースも多用されている。



特性の一つである「じりょく」は、相手の鋼タイプを絡めとり強烈な電気技とめざめるパワー炎で逃さず沈める事に役立つ。

ドラゴンタイプの味方と相性が良い戦法だが、有名すぎてやることがバレバレな点に注意。

第8世代ではめざめるパワーを失ったものの、防御の数値で攻撃する新たな格闘技「ボディプレス」を習得。高い防御を持つジバコイルはかなりの火力で放つことが可能であり、捕らえた鋼タイプに対する打点はしっかりと確保した。


第5世代では「がんじょう」に自動できあいのタスキ」の能力が備わった。

特殊技に「ミラーコート」を安定して決められ、「じしん」や「フレアドライブ」、「インファイト」などの強力な技にも確実に決めて反撃する事が出来る。


さらに隠れ特性で「アナライズ」を取得。後攻になると技の威力が上昇するというもので、素早さの低めなジバコイルとの相性はいい。

第五世代では無性別は隠れ特性のタマゴ遺伝ができなかった事から厳選しづらかったが、第六世代からはメタモンと掛け合わせても遺伝するようになったため、使われる機会が増えてきた。


どの特性も実用性ある効果を持つため結果的に「がんじょう」型か、「じりょく」を利用した鋼狩り型か、火力を意識した「アナライズ」型か見分けるのにも一苦労と別方面でも強化されている。


加えて、進化前後の3種全部が何らかの方法でバトルで活躍できるというのも極めて珍しいだろう。


第8世代では鎧の孤島剣盾に追加。技は「てっていこうせん」、「ボディプレス」を獲得。「てっていこうせん」は「ダイスチル」化すればノーデメリットの高火力技になり、防御の能力ランク上昇によって「ボディプレス」の火力が高まる。

通常戦ではオーロンゲギャラドスに明確に有利で、型次第でナットレイにも有利を取れたため需要が高まり、最終1位構築にも顔を出していた。

がんじょう」で「じゃくてんほけん」を安全に発動する型、「とつげきチョッキ」でサイクルを回せるようにした型が主にシングルバトルで使われた。


第9世代ではテラスタルを獲得。

テラスタル状態になると必然と単タイプに変わるため、じめん4倍弱点を消せる上に、後投げのじめんには元々そこまで弱くは無かったところテラバーストで役割破壊できるようになった。テラバーストの獲得により役割破壊が自在となったことから、テラバーストで狩りたいはがねをキャッチできる特性じりょくの価値が上がった。

初期環境では上記のような強みからそこそこ活躍している。

俊足のガブリアスを除けば、目ぼしいじめんがトリトドンドオーカバルドンといったジバコイルに素早さで下回るポケモンしかいないのも追い風となっている。

ジバコイルを見掛けたところに後投げされるラウドボーンウルガモスに対して有利・不利を逆転できるみずテラスタル型も一定数使われる。


マックスレイドバトルテラレイドバトルでは通信レイドで活躍する。というのも、ニャイキングの「はがねのせいしん」でサポートすればC130からの「てっていこうせん」を3.375倍ダメージで繰り出せるためである。さらに「こだわりメガネ」を持たせれば火力に関しては言う事はない。


使用トレーナー

ゲーム版


アニメ版


漫画版

  • アカギ(ポケスペ)
  • ミツル(ポケスペ)
  • ギンガ団したっぱ女(快盗!ポケモン7)

進化条件

初登場の第四世代では、レアコイルがシンオウ地方のテンガンざんでLvアップすると進化した。

この様な特殊な条件であった為に『ハートゴールドソウルシルバー』では、通信交換以外では手に入れる事は出来ない。この影響なのかHGSSライバルの手持ちもずっとレアコイルのままである。


いかんせん進化条件が「テンガンざんでレベルアップ」という特殊すぎるものだったため、以降の世代では各地方に磁場が強く影響する場所が登場している。

この仕様はダイノーズ及びクワガノンと共通しており、彼らを進化させたいなら同じアプローチを行えばよい。


第5世代


第6世代

  • XYの舞台であるカロス地方では13ばんどうろでレベルを上げれば進化出来るようになった。これは発電所が近くにあるからだろう。コイルはいないものの、レアコイルが野生で現れるため、第5世代より楽になったと言える。
  • リメイク後ホウエン地方ではニューキンセツでレベルを上げると進化する。リメイク前から存在した場所だが、当時進化しなかったのは内部構造が大きく変わった事によるものかもしれない。

第7世代


第8世代

  • ソード・シールドの舞台であるガラル地方では、磁場が発生する土地が存在しない。よって、本作のレアコイルはなんとかみなりのいしを使うことでジバコイルに進化できるようになった。
  • LEGENDSアルセウスの舞台であるヒスイ(旧シンオウ)地方ではテンガンざんに相当する天冠の山麓でレベルアップすると進化する他、進化条件も場所と石の両方が適用され、複数の進化条件を持つ稀有なポケモンとなった。

番外作品

不思議のダンジョン

時・闇の探検隊」で保安官として登場。

お尋ね者の逮捕が完了するとユニットを回転させるが、この時にアメリカのパトカーよろしくユニットを発光させ、サイレンが鳴るというギミックが仕込まれている。


ポケモンGO

2019年5月18日に実装。通常の方法では進化できず、同時に実装された特別なルアーモジュール「マグネットルアー」を使ったポケストップの周囲で進化させる必要がある


性能に関しては、攻撃が高い上に耐性も多くでんきタイプのアタッカーとしては非常に優秀(はがね技は残念ながらゲージ技の「ミラーショット」しか無い)。

でんきタイプのポケモンとして見た場合、こおり技を軽減しつつ戦える貴重な存在であり、元よりでんき技がよく効くことも相まって、みずタイプのポケモン相手には鬼神の如き強さを発揮できる。特にカイオーガレイドでは最適解とまで言われるほど。また、ひこう技を半減できるのも大きく、トルネロス等は格好のカモである。


ただし、弱点も増えており、特に二重弱点のじめん技には要注意。

どちらかといえば、防衛よりも攻撃面で進化を発揮するキャラクターと言えるだろう。


こちらでは、シャドウポケモン化した際、両サイドの目と同じように真ん中の白目部分も赤く発光している。


アニメ版

氷空の花束

CVをポケモンサンデーのレギュラーであったゴルゴ松本が担当。なので第4世代ど直球のプレイヤーはジバコイルと言えばゴルゴというイメージを持っている方も少なくないのではなかろうか?

実際に作中でもかなりのハマり役であり、「ジバババン…ジバババン…ジバババン…」といった機械的な鳴き声で作品を盛り上げた。ちなみにこの特徴的な鳴き声は横向きに添えた人差し指で唇を弾きながら発声することで出している。

ポケんちにゲスト出演した際にもジバコイルのモノマネを披露しており、本人にとっても思い入れのある役のようだ。


新無印編にて、メッソンの能力で両側の目玉のみ涙を流していた。



余談

目について

モルフォンなど一部の虫ポケモンや、トリトドンヒードランのように、ゲーム上では感情が目に一切現れず、瞬きもせず、眠っても目を閉じないポケモンは意外と多い。

一方アニメ等の方では、表現範囲の関係でそういった変化もしっかり描かれる事があり、媒体によってブレが生じ易いため、正式な定義を巡っての論争も起こり易くなっている。


進化?

ポケモンにはあらゆる進化の可能性が秘められているが、特にこのコイル系統もある意味ではイーブイブイズ以上に可能性がある。アニメ版では人工衛星の電波で大量のコイルが集まって巨大なコイルに進化しかけてたり、SVでは一万年前のレアコイルではないかと言われる存在が出てきた。


関連イラスト

ジバコイルHeavy Metals

ジバコイルさんジバコイル


関連タグ

ポケモン一覧 でんきタイプ はがねタイプ

磁力 磁石 UFO SF

コイル レアコイル スナノケガワ


461マニューラ462ジバコイル→463ベロベルト


オクタン:同じくゴルゴ松本に愛されたポケモン。

イオルブ/キョダイマックスイオルブ:UFO仲間


同複合タイプ

トゲデマル


同進化仲間

かみなりのいし繋がり

ピカチュウ/ライチュウ

イーブイ/サンダース

シビビール/シビルドン

デンヂムシ/クワガノン(8世代から)※

ノズパス/ダイノーズ(LEGENDSアルセウスから)※

ズピカ/ハラバリー

※それ以前は特定の場所繋がり


第4世代追加進化

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