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パンドラ王家に伝わる歴史によると、リヒャルト氏カレーパン何よりも好み隠れて永遠に食べていたという。

カード効果

レアリティUC
コスト自然文明(3)
カードタイプ呪文
効果自分のマナゾーンに自然のカードがあれば、コストを支払うかわりに、自然のカードを1枚、自分の手札から超次元ゾーンに置いて、この呪文を唱えてもよい。
このターン、自分のクリーチャー1体のパワーを+6000し、「パワード・ブレイカー」を与える。(「パワード・ブレイカー」は、そのパワー6000ごとにシールドをさらに1つブレイクする)

概要

DMEX-18『20周年超感謝メモリアルパック 裏の章 パラレル・マスターズ』で登場した自然の呪文。

自分の手札1枚と引き換えだが、ノーコストでクリーチャーをパンプアップしつつ打点を追加できるのは強力で、自然の入るビートダウンでなら様々なデッキで投入が検討できる。低コスト故に手打ちしても雑に強い。

コストを支払わずに手札を消費できるため、【赤緑“逆悪襲”ブランド】のG・G・G発動の補助兼打点強化として採用されていたが、似たような役割をこなせるカードに《大冒犬ヤッタルワンGS》や《応援妖精エール》といった競合相手も多く、遅くとも2022年夏頃には非流化。

他にも、G・0によりパワーアタッカー+1000000をノーコストで付与できる《秘密結社アウトレイジ》と組み合わせてワンショットキルを狙うコンボも存在する。

余談

カードイラストには無数のカレーパンの山の上に立ち、これを食する《偽りの名ゾルゲ》が描かれている。

カレーパンと《偽りの名ゾルゲ》という組み合わせは、かつて公式大会などで活躍した【カレーパン型紅蓮ゾルゲ】が元ネタになっていると思われる。カード名も、このデッキにコンボパーツとして組み込まれていた《カレーパン・マスター切札勝太》のテキストに由来する。

また、当カードの情報が初めて出たデュエマ妄想構築録vol43.-3中でも、同デッキについて言及されていた。

DMEX-18にて登場した新規カードの共通の特徴として、このカードには「未来フレーム」と呼ばれる既存のカードフレームとは全く異なる独自のフレームが用いられており、さながら別のカードゲームのようにも見える。

このカードのフレーバーテキストにより、ゾルゲ=カレーパン好きという設定が爆誕してしまい、スマートフォン向けアプリ『デュエル・マスターズ_プレイス』ではなんと、背景ストーリー上では悪役であるにもかかわらず《偽りの名ゾルゲ》が切札勝太の切り札として使用されている。

フレーバーテキストにある「リヒャルト氏」とは、コロコロG掲載のエピソード1背景ストーリー漫画にて用いられた《偽りの名ゾルゲ》の偽名。作中では彼がエイリアン王家に執事として潜入していた際に用いられていた。このように漫画上での独自設定が、カード上で明確な正史として語られたのは当カードが初めて。

フレーバーテキストではないが、背景ストーリー漫画の設定を拾った前例としては《薔薇公爵ハザリア》のプロモーション版イラスト等が存在する。

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「カレーパンを食ってやるぜぇ!」
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