概要
リンゴォ・ロードアゲインとの戦闘で、ジョニィ・ジョースターとホット・パンツが戦闘不能になり.自身も腹へ傷を負っていた。ジャイロがおもむろに立ち上がると、父親であるグレゴリオ・ツェペリの幻影が現れジャイロに語りかける。
ジャイロよ、小屋へ行ってはならぬ。行けば負けるぞ
それはお前自身でそう感じてわかっているはずだ。自分ではヤツには勝てないと…
小屋へ「行く」動機は何だ?
それは「感傷」だからだ…だから負ける
何としても「友」を救いたいという「感傷」
「感傷」は我々一族を!……そして先祖から受け継ぐ「鉄球」の技術を破滅に追いやるぞ
行ってはならない!お前には「勝利」なぞ!必要のないことだッ!
黙ってこの場を去りこの果樹園を出ていけ!これは命令だ!
おまえはツェペリ一族の長子!
罪人が「少年」だろうと「無罪」だろうとそれにも「感傷」をまじえてはならないッ!
すぐにこのレース自体も撤退するのだッ‼
それに対してジャイロはこう返した。
お言葉ながら父上 「感傷」ですと…!それは違います
オレは「納得」したいだけだ
マルコが本当に処刑されなくてはならないのか?!
ジョニィが見つけたがっている「遺体」とは何者なのか?
「納得」は全てに優先するぜッ‼
でないとオレは「前」へ進めねえッ!「どこへ」も!「未来」への道も!探すことは出来ねえッ‼
自身の「納得」を得るため、この公正なる「果し合い」のため、ジャイロはリンゴォのいる小屋へと進みゆく。