あらすじ
ミダン・チェアルドにて、「首都防衛戦」と呼ばれるであろう
1つの戦いがひとまずの幕を閉じた。
そんな中、まるで空気を読まない1通の手紙が各勢力の元に届く。
レヴァンティシカに、フィエルシルトに、エスペリアスに、イリシエラに。
ラグナロクに、そしてサルバシオンにすら。
―――その手紙は届いた。
「拝啓、世界の皆様へ。
少し肌寒い風が吹いてまいりました。 この度、魔女"グランマ"は
この"世界"に退屈しているので、暇つぶしとしてとりあえず貴方達の
"想い"を試させていただきます。
試すものはこの私、"魔女"への"恐怖"や"知識"、そして"存在"。
のんびりしたお茶会のつもりとしてご来訪いただけると嬉しく存じ
ます。
魔女グランマより」
「魔女」―――戦役、そして首都防衛戦にて「存在」の軌跡を残す彼女。
一時の休息に彼女は何を視ているのか、何を待っているのか。
「それぞれの"真実"を胸に、お出でなさい」
少し歪な空の中、魔法使いは世界を見上げる。