へんな オバケに トリつかれたとな?
そうじゃのう そいつの いきたいところに
つれていって やったらどうかな?
コホリント島を歩き回るうちに憑いてきた不思議なオバケ。
どうやら成仏できずにさまよっていたようだ。
...おうち...つれてって..
..いりえの...おうち...
オバケは海沿いの古い家にかつて住んでいたらしい。
.....なつかしい......
.....かわってない.....
....ウッウッウッウッ....
ぼろぼろの家で生きていた頃を懐かしむとオバケは泣き出してしまった。
......ありがと......
....ボクの うちの.....
....ツボ...しらべて...
.....バイ バイ......
お墓へ連れられたオバケはお礼を言い残すと姿を消した、が。
どうやら成仏はしていないようだ・・・。
夢の世界で生きて、夢の世界で散る命もある。コホリント島の一件が単なる夢で片付けられるかを問いかけるような出来事とも言える。
- あるいは、「目覚めの使者」としての使命を果たせなかったリンクのIfの姿、という解釈も出来る。
ちなみに、漫画版夢をみる島(かぢばあたる)では「ナクラ」という名前が設定されており、かつてマモノと戦っていた戦士という設定がある。ただし、家の場所が入り江ではなく砂漠の一角にある崖下になっている。
家まで連れて行った後は、「強力すぎて使いこなせなかった」という剣(ゲームで言うところのLv2の剣/コホリントの剣)をリンクに譲った。