概要
おさかな勇者とは、海底王国ムウレアの女王「セレン」の魔法により、一時的に魚の姿になった主人公のファンからの愛称である。作中で直接的に「おさかな勇者」と呼ばれるシーンはないが、開発側も魚の姿になった主人公に対してTwitterなどで「おさかな勇者」と呼んでいる為、ここでもその表記を流用している。
容姿
青紫で、丸みのあるフォルムをした魚の姿をしており、腹と唇は白く、鰭は身体と同じく青い。
人間の姿の時に持ち歩いているテオのおさがりの鞄を頭からさげており、物を拾う、宝箱を開ける、人間の姿ではいけない場所へ遊泳するなどの動作ができる。白いお腹の下腹部あたりに人間の姿の時に左手の甲に印されている「勇者の痣」がある。身体に丸みがあるせいか、泳ぐ姿は青魚より金魚に近い。これは余談だが、本来魚には瞼がない(皮膚をすぼめて瞼が閉じるように見える種もいる)が、おさかな勇者は元々が人間だった為か、ドラゴンクエストのファンタジーな世界観に合わせてなのか、理由は定かではないが、瞼があり、瞼を開閉するシーンがムービーなどで確認できる。
作中での扱い
おさかな勇者はメインシナリオの中で、主人公がとある理由で強制的にその姿を強いられるシーンがあり、その後、それに由来するイベントが一段落すると、セレンに頼めばいつでも魚の姿に変身させてくれるようになる。メインシナリオの中では理由あって魚の姿をとらざるをえなくなるのだが、海底王国ムウレアの中で人間が降りていけない場所、人間が上がれない場所の探索、サメやチョウチンアンコウといった本物の魚との会話が可能となる。自由に魚の姿になれるようになった後は、セレンに言えば元の姿に戻してもらうことができる。ちなみに魚の姿になっている状態では人間である仲間たちとの会話はできない。