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くもりときどきミートボール

くもりときどきみーとぼーる

『くもりときどきミートボール(Cloudy with a Chance of Meatballs)』は、ジュディ・バレット作のアメリカの絵本。および、それを原作としたアニメ映画。当記事では主に映画版について記述する。
目次 [非表示]

一日三回、空から食べ物が降ってくる街、カミカミゴックン。住人たちはおいしい毎日を送っていたが、ある日「天候」が悪化、食べ物のサイズは巨大に、そして大量に……。

1978年にアメリカで出版された絵本。100万部を超えるベストセラーであり、日本でもほるぷ出版から翻訳版が出ている。

くもりときどきミートボール編集

ソニー・ピクチャーズ・アニメーションが製作した、上記の絵本を原作とした3DCGアニメーション。絵本では架空の話として描かれたカミカミゴックンの町を、大西洋の小島スワロー・フォールズに置き換え、登場人物を設定し直した、めちゃんこハイテンションなSFコメディ


登場人物編集

フリント・ロックウッド

最高の発明家を志す青年。小学生の頃から奇抜な発想の数々を実現してきたが、成果だけ見ればいまひとつ。亡き母からの贈り物である白衣を身に着け、あくまでも世のため人のために研究活動に邁進する。スワロー・フォールズでサーディン漬けになっている住人たちの役に立とうと、水を様々な食べ物に変換するマシン「FLDSMDFR(ふりずむどふぁー。発音激ムズ)」を開発、意図せず空へ飛ばしてしまう。しかしはるか上空でFLDSMDFRは期待通りに機能し、地上からのオーダー送信によって注文の品を雨あられと降らせることができるようになる。変人扱いされてきたため、他人の前ではやや挙動不審。


サム・スパークス

ニューヨークのテレビ局に勤める見習い気象リポーター。スワロー・フォールズでのイベントと天気を中継するためにウキウキ状態で派遣されるが、大事なデビュー戦をフリントの実験で台無しにされる。自棄を起こしかけたところでチーズバーガーの雨に遭遇、世界初のフードウェザーリポーターに。気象科学が大好きな理系頭で、小学生時代に「ガリ勉」とからかわれたことからずっと隠してきた。自前の気象レーダーで空の異変に気づくが、名声に目の眩んだフリントに忠告は届かず、前代未聞の災害を独自に世界へ配信する。


ティム・ロックウッド

釣具店を営むフリントの父。口下手で、失敗続きの息子をいつも案じている。FLDSMDFRの成功で町全体が浮かれムードに包まれる中でも、生活を変えない堅実な親父。ハイテクに疎く、フリントの研究には基本的にノータッチを貫いてきたが、降ってくる食べ物の巨大化に気づき、マシンの停止を提案する。


フランシス・ロックウッド

ティムの妻で、フリントの母。発明で失敗し大いに落ち込んだフリント少年を励まし、その言葉で彼の夢を支え続けてきた。フリントのトレードマークである白衣は、彼女の形見でもある。


アール

スワロー・フォールズのアクティブな警察官。トラブルメーカーのフリントを警戒しているが、法を破る者には相手が誰であれ容赦なく飛び掛かる。見た目はいかついが子煩悩な父親で、息子・カルとの睦まじい親子関係はロックウッド父子との対比にもなっている。不穏な事態が迫ると胸毛がざわつく奇妙な体質の持ち主。


カル

アールの息子。小生意気な性格で、当初はフリントのことも馬鹿にしていた、所謂マセガキであるが、年相応に素直な一面を持ち合わせており、父との親子関係も至って良好。誕生日にアイスクリームの雪景色を貰ったことできっかけでフリントと打ち解ける。


ブレント・マクヘイル

赤ちゃん時代に地元企業のベイビー・ブレントサーディン缶詰会社(物語の冒頭で倒産)でモデルをやったことで、町ではチヤホヤされまくる人気者。フリントの同級生で、小学生の頃から彼をバカにしていた。フリントが一躍有名人となったことで過去の栄光はすっかり消え去り、新しい自分を探し求めてフードハリケーンへの決死行に同行を申し出る。


スティーブ

フリントの発明品であるサルの本音翻訳機を付けた相棒。大抵は食べ物の事しか喋らない。髭を引っこ抜くのが好きで、隙あらばティムの口髭を狙っている。大好きなくまさんグミを見るとやたらと興奮するため、FLDSMDFRでも降らせてもらえない。


マニー

サムの相棒の寡黙なカメラマン。謎めいた職歴を持つグアテマラからの移民。故郷では医者をやっており、飛行機械の操縦にも心得がある様子。新米のサムと組んでいるだけあって、安定感の半端ないベテランスタッフ。


シェルボーン

野心的なスワロー・フォールズの市長。街の活性化のために全予算を投じて「サーディンランド」なる微妙なテーマパークを建設するも、フリントのせいで壊滅。今度はFLDSMDFRに目をつけ、客寄せのためにフリントを唆す。FLDSMDFRの暴走を目の当たりにして我に返ったフリントを妨害した上、うっかり制御装置を破壊。すべてをフリントにおっ被せて島民を差し置きさっさと逃亡してしまう。



関連タグ編集

絵本 映画 洋画 アニメ映画

コロンビア映画SONY

続編

くもりときどきミートボール2



外部リンク編集

公式サイト

くもりときどきミートボール - Wikipedia

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