概要
CV:井上喜久子
両親がすでに他界している松坂さとうの保護者。だが物語開始時点ではさとうと神戸しおが住む家に彼女の姿は見当たらず、高校の教師たちも北埋川を含め誰もその姿を見たことがない。さとうが苦いものに遭遇したとき、度々叔母の姿が回想されるがなぜか全身負傷している。
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ネタバレ注意!
「どんな欲望でも全部飲み込んであげるから」
結論から先にいうと、叔母は今も生きている。
北埋川や飛騨しょうこがその姿を見たことがなかったのはずっと部屋に閉じ籠っていて、
決められた特別な合図がないと居留守を使われてしまうため(逆に言えば合図さえあれば誰であっても応じる)。
物語開始時点のさとうとしおの生活環境で姿が見えないのは、同じマンションの別の部屋にいるというのが真相である。
(さとうは学校やバイト先の書類には叔母の部屋番号を記入している)
では部屋にとじ込もって何をしているのかというと、部屋を訪れる者たち全てを愛し、彼らの欲望を受け入れていた。
・・・こう書くと聖母のような人物だと勘違いされそうだが、分かりやすく書くと相手の本質を一目見ただけで理解し、部屋を訪れる者達からの暴力でも性行為でもなんでも笑顔で受け入れてきた。
それが彼女の愛である。
さとうの愛がしおを愛して満たされるという唯一無二のものであるのに対し、叔母の愛は誰が相手でもいい、ぶっちゃけいくらでも交換のきく消耗品であり、正反対なものになっている。
また、部屋が片付けられないらしく、彼女の部屋は床に体液がこびりつき、大量のティッシュや避妊具などが散乱していて、これが異臭の原因となっている。(しょうこ曰く、「あまりここにいたくない)。
一応未成年のさとうが見えないところで客をもてなすのだが、殴られているときの叔母の笑い声や殴られるときの音などは丸聞こえ。
こんな劣悪な環境で育てられたさとうが多かれ少なかれ倫理観がおかしくなってしまうのも無理もないだろう。
こんなことをマンションの一室で、少なくともさとうが叔母の家に来てから何年も繰り返しているのであれば普通は追い出されそうなものだが、
彼女は広い人脈を持っているらしく(部屋に来た人の中には人を殺したことのある人もいたらしい)、4巻で警察官の光瀬をある程度警察の情報を聞き出せる程に魅了していたことから、マンションの管理人も叔母に魅了されてしまい彼女が部屋でしていることを黙認させてしまっている可能性もある。
このように頭がお花畑な様に見える彼女だが、意外なことに自動車免許はゴールド。
・・・ずっと家に引き込もって乗ってないだけだが。