概要
心を読む妖怪。「覚」も参照。
大きな猿やヒヒ、または山男の姿で描かれる事が多い。
心に思った事を次々と言い当て、考えるのをやめさせ最終的に相手の心を奪うとされる。
対処法は「相手にしない事」
有名な話では桶作りの内職をしていた男が、覚の化物と出会うが、
対処法を思い出し無視を決め込んだところで、桶のタガを止めていた手がすべり、竹のタガが跳ねて覚の化物の眉間を打ちつけ、撃退してしまう。というもの。
上記の話からも分かる様に撃退法は「思いも寄らない行動で攻撃する事」
桶作りの男の物語では、眉間を撃ちつけられて死ぬ事もあれば、「予見できない攻撃を加えてくる物に勝つ事は出来ない」と逃げ出すこともある。