概要
ヤングアニマルで連載されていた漫画作品。
作者は安田剛助。
ヤングアニマル嵐で2016年no.1から2018年No.1まで連載し、ヤングアニマルに移籍した後2018年No.1から2020年No.2まで連載された。
ミステリー大好きな女子高生白銀百合子と、彼女に恋する男子戸入蕗太郎、その周囲の人々を描くコメディ漫画。
舞台は広島。
単行本は白泉社のヤングアニマルコミックスから発売されている。
全7巻完結。
登場キャラクター
- 白銀百合子(しろがね ゆりこ)
三年生。ミステリ研究同好会の会長。
美人で文武両道、芸術や音楽、演劇も得意とする。周囲からはよく天才と呼ばれるが実際には陰でひたすら努力するタイプ。
しかしそれらのことにはあまり関心がなく、ミステリを愛してやまない。自称「ミステリのためには努力を惜しまん女」。
恋愛オンチ。
- 戸入蕗太郎(といり ふきたろう)
二年生。百合子のことが好きすぎる男子。
小学生までは広島にいたが、中学からは東京に引っ越し、高校二年生から広島に帰ってきた。そのため、他のキャラと違って訛っていない。
イケメンで女子からモテるが、本人は百合子一筋。
- 四ツ名ひまわり(よつな-)
二年生。サッカー部のマネージャー。
戸入とは幼馴染で、小学生時代は同じサッカークラブにも所属していたが、彼からは男の子だと思われていた。
戸入に片想いしており、彼に会いたいからとミス研に入会した。とある勘違いから百合子にはミステリ上級者だと思われている。
- 黄色アイリス(きいろ-)
一年生。百合子の親戚で、イギリス人と日本人のハーフ。百合子のことが好きすぎるあまり白銀家にホームステイしている。
百合子の真似をして語尾に無理にでも「ジャケーン」をつけるのが特徴。
ミス研への入会を希望するが試験をパスできず、仮会員として籍を置く。
百合子をめぐるライバルとして戸入を敵対視している。
- 白銀野薔薇(しろがね のばら)
百合子の双子の妹。見た目は瓜二つだが、性格は明るく奔放で対照的。読者モデルとして活動している。
男を切らしたことはないが、長続きしたこともない恋愛オンチ。
大抵のことは努力しなくてもできてしまう天才型で、努力型の百合子とはやはり対照的。
一年生
- 阿笠皐月(あがさ さつき)
サッカー部のマネージャー。ちゃっかりした性格で、茉莉花を乗せるのが上手い。
- 十角茉莉花(じっかく まつりか)
皐月の友人。社長令嬢で、ちょっと高飛車なところがあり、話を盛りがち。
戸入に気がある。
二年生
- 稲田康夫(いなだ やすお)
戸入の友人。ひまわりも含めて3人で幼馴染で、同い年ながら兄貴分的な頼れる存在。
- 真麻わたすげ(まあさ-)
戸入の友人。彼女持ち。戸入や稲田と猥談をしていることが多い。
三年生
- スミレ
百合子の友人。図書委員。
- 理子玲(りこれ)
百合子の友人。家庭科部に所属しているが、活動実態はオカルト研究部である。
- 犬神紫苑(いぬがみ しおん)
家庭科部所属。オカルト研究部呼びされることは否定している。
普段は人当たりの良いしっかり者なのだが、大変なオカルト好きで、一度スイッチが入ると止まらなくなる。百合子に似たタイプ。
百合子とは幼馴染。また、戸入とは小学校が同じで姉弟のような関係であり、当時短期間ながら交際していたらしい。