ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

ああ探偵事務所

ああたんていじむしょ

『ああ探偵事務所』とは、関崎俊三による漫画作品。2004年にテレビドラマ化した。単行本は全15巻。
目次 [非表示]

概要

ヤングアニマル』(白泉社)にて2002年から2008年まで連載された作品。


電話帳の最初に記載されている探偵事務所、「ああ探偵事務所」の所長妻木とその周囲の人々を中心とした探偵漫画。ただし、探偵の華麗な推理で事件が解決されることはほとんどなく、探偵業の地味な部分や泥臭い部分がコメディや人情話風に描かれることが多い。初出は読み切りだが、その続きという形で連載が開始された。

登場人物

妻木

主人公で「ああ探偵事務所」の所長。「キタロー」を彷彿とさせる独特のヘアスタイルをしている。シャーロック・ホームズに憧れて探偵になり、彼を真似して色々と推理をするが当たったためしがない。探偵としては優秀で、格闘技術も非常に高い。正義感が強く、依頼者に対して誠実な反面、遵法精神に欠け、不法侵入のような違法行為も平気で行う。また、手柄を横取りされるという理由から権力者(特に警察)が大嫌い。探偵業はあまり儲かっておらず、よく何かしらのバイトをしている。家賃滞納の常習犯であるため大家の薫には頭が上がらない。主人公なのにフルネームは最後まで明かされなかった。

井上涼子

ヒロイン。妻木に警官の兄の行方不明事件を調査依頼したことをきっかけに妻木と知り合う。その後自身の見合いに関する事件をきっかけに、妻木の助手(無給)となる。控えめで良識的な美人だが、稀に暴走することも。普段はOLをしており、事務処理能力は非常に高い。探偵事務所では主に書類作成を手伝っているが、直接調査を手伝ったり、時には暴走しがちな妻木のストッパーとなっている。探偵の仕事を通して妻木に惹かれていく。

森野泉

「福耳探偵商会」のチーフを務める探偵。妻木とは腐れ縁で、何度か協力して仕事をしている。探偵としての優秀な能力とかなりの美貌の持ち主で、それを活かした「別れさせ屋」のプロ。妻木以上に手段を選ばない性格。妻木に対しては複雑な感情を持っている。

藤島薫

「ああ探偵事務所」があるビルの大家で、同ビル1階の美容室「F's」の経営者でもある。気丈な性格で、頻繁に家賃を滞納し、涼子の好意に甘えっぱなしな妻木に度々説教や鉄拳制裁を行う。その一方で、金欠の妻木に無料で散髪したり、食事の世話を焼いたり、悩みを持つお客を紹介したりと優しく応援する一面もある。おそらく作中最強の人物だが、オカルトには弱い。夫は海上自衛官のためほとんど家にいない。イワトビペンギンのイワオというペットがいる。

藤島茜

薫の娘。小学五年生。利発で度胸がある少女。妻木に懐いており、彼を「お兄ちゃん」と呼ぶ。「ああ探偵事務所」に度々出入りしおり、仕事を手伝ったこともある。

松本康介

刑事。元々は涼子のお見合い相手(お見合い自体は妻木にぶち壊された)で、彼女に好意を持っている。警官としてはかなり優秀で、ノンキャリアながら警部に出世した。ルックスが良く、性格も真面目でスマート、と非の打ち所の無い人物。妻木とは犬猿の仲で、「探偵」という言葉に反応してしまうほど。ただし、事件解決には協力することもある。

スケアクロウ

妻木が良く利用する情報屋。通称スケさんで、本名は不明。普段は風俗店の看板持ちをしているが、抜群の記憶力とホームレスによる独自の情報網を持つ。元々はスリの名人。それが原因で服役していたこともあるが、その技術は今も健在。スケベな性格で、涼子にちょっかいをかけたこともある。


TVドラマ

2004年7月2日から9月17日までテレビ朝日系の「金曜ナイトドラマ」枠で放送された。

キャスト

妻木 - 永井大

井上涼子 - 酒井若菜

森野泉 - 辺見えみり

松本康介 - 東幹久

大家さん - 川島なお美

藤島茜 - 左近香澄

曽根慎太郎 - 金児憲史

さくら - 牛尾田恭代

スケアクロウ - 阿南健治

関連記事

親記事

ヤングアニマル やんぐあにまる

兄弟記事

pixivに投稿されたイラスト pixivでイラストを見る

pixivに投稿された小説 pixivで小説を見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 9131

コメント

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました