概要
たいそうのおにいさんを中心にスタジオの子供達で行う体操に対して、1981年度に1人で行う「もう一つの体操」と呼ばれる身体表現コーナーにて登場。
1981年4月〜2019年3月までの役職名は身体表現コーナーを務める「身体表現のおねえさん」で、番組中では、「(身体表現コーナー名)のおねえさん」と呼ばれる。(例:上原りさなら「パント!のおねえさん」)この時も「たいそうのおにいさん」に合わせて「たいそうのおねえさん」と認識されることがあった。
2019年度より、身体表現の要素が体操に吸収される形で身体表現コーナーは廃止となり、それに伴い、「身体表現のおねえさん」も廃止となり、「たいそうのおねえさん」が正式(公式)に新設される。本記事では便宜上、「身体表現のおねえさん」も合わせて紹介する。
歴代の身体表現のおねえさん
初代:馮智英
1981年4月~1994年3月(13年)
身体表現:「ハイ・ポーズ」
名前の読みは「ひょう・ちえ」。
最初と最後に「アチョー!」と叫ぶことから、「アチョーのおねえさん」とも呼ばれた。
元々はうたのおねえさん志望で、最終選考まで残っていたが落選。
1986年度まで共演していた瀬戸口清文(8代目たいそうのおにいさん)と並んで13年間出演していた。これは現時点で、身体表現・たいそうのおねえさんとして最長の在任期間である。
なお、レギュラー放送では、コンサートや出演者交代などを除いてエンディングには出演しなかった。
この他歌手としても活動しており、『みんなのうた』では『草原情歌』と『風色のとんぼ』の2曲を歌っている。
2代目:松野ちか
1994年4月~1999年3月(5年)
身体表現:「トライ!トライ!トライ!」、「ジン!ジン!ジム!」
新体操をモチーフにしたダンス。
最初の2年間では、フィットしたトップス(レオタード)に黒のサスペンダー付きのパンツで、リボンなどの新体操の器具を用いたダンス(彼女の着用しているレオタードは3色ある。白地にリボン柄、赤地にリング柄、黄色地にボール柄)が中心だったが、1996年度より曲がアップテンポにリニューアルされ、フラフープなどを使ったアクティブなダンスとなった。また、この時にショートパンツの衣装となった。
また1997年4月~1999年3月の土曜日のみ、「ジン!ジン!ジム!」という体操も放送されていた。
収録に参加した子供と佐藤弘道(10代目たいそうのおにいさん)と一緒に、3人で体操する。
最初は「ごきげんよう」のようにサイコロを振り、出た目に合わせたテーマの体操をする。
1回目は佐藤弘道と2人で、2回目は松野ちかと2人で、最後に3人で体操をするという構成である。
3代目:タリキヨコ(現・きよこ)
1999年4月~2005年3月(6年)
身体表現:「デ・ポン」
バリ舞踊をモチーフにしたダンス。衣装もバリの民族衣装をイメージしたものとなっている。
なお、タリは番組卒業後も『おかあさんといっしょ あそびだいすき!』で佐藤弘道とともにMCを務めていた。
4代目:いとうまゆ
2005年4月~2012年3月(7年)
身体表現:「ズーズーダンス」→「ゴッチャ!」
歴代で唯一、2種類のダンスを担当した。
最初の2年間は「ズーズーダンス」で、動物をモチーフにしたダンス。サーカス風の衣装となっている。
2007年度からの5年間は「ゴッチャ!」になり、ショベルカーなどの4種類のダンスを披露する(東日本大震災以後は「くらげ」が封印され3種類に)。衣装もアクティブなノースリーブにワイドパンツとなっている。
最後の出演回では、横山だいすけ・三谷たくみ・小林よしひさ、そしてポコポッテイトを交えて「ゴッチャ!」の「時計」バージョンを踊った。
5代目:上原りさ
2012年4月~2019年3月(7年)
身体表現:「パント!」
パントマイムをモチーフにしたダンス。在任期間が長かったことから衣装チェンジも多く、ベストにパンツ姿のほか、ピエロをイメージしたようなカラフルな衣装も使われた。
上原は学生時代ミュージカルを学んでおり、番組卒業後ソロ歌手としてデビューしている。
因みに、おかいつ出演者で初の平成生まれである。
歴代のたいそうのおねえさん
初代:秋元杏月
2019年4月~
体操:「からだ☆ダンダン」
相方のたいそうのおにいさん(福尾誠→佐久本和夢)と2人でコーナーを進行する。出だしのメイン進行役は週替わりで担当する。
Tシャツにショートパンツでスポーティな服装。たいそうのおにいさんとお揃いの衣装となっている。