ちゆゆめとは東方夢時空の登場キャラクター「北白河ちゆり」と「岡崎夢美」のカップリングの事である。
原作での関係
「魔法が実際に存在するかもしれない」という論文を発表して学会を追放された岡崎夢美。その汚名をそそぐべく幻想郷に向かう夢美に唯一人付いて行ったのが助教授の北白河ちゆりである。
以上のように書くと悲壮な感じがしなくもないが、実際は夢美の無茶な命令と理不尽な拳骨にちゆりが振り回され、一方でちゆりも暴走しかかった夢美をパイプ椅子でぶん殴って止めるなどバイオレンスかつコミカルな関係である。
しかし両者に険悪さは感じられず、両者ともに内心では信頼しあっている様がうかがえ……なくもない。教授のエキセントリックさもあってちゆりの方がまともに見えるが、ちゆりも初対面の相手に小さくても必殺の武器を突き付け誘拐しようとしたりするなど大概である。
このあたりの関係は以降の東方シリーズの主従関係にも通じるところがあり、その走りと言えるかもしれない。
二次創作では
二次創作では大概暴走しがちな夢美を支える苦労人のちゆり、もしくは逆にちゆりの暴走を苦笑しながら見守る夢美といった類型が多い。
両者ともに夢時空一回の登場のせいか、夢美もちゆりも単体で登場することは少なく、大概二人で一緒に登場することが非常に多い。
にも拘らずpixivでこのタグが用いられる事は少ない。
これは両者を描いた作品が少ないと言うより、両者が揃って描かれているのが普通であって敢えてタグをつける必要が無いからとも言える。
まさに旧作勢屈指の黄金のカップリングと言えよう。