概要
どんな時でもポジティブハートとは、何があっても決してあきらめてはならないという心である。
ダイの大冒険シリーズでは精神状態によって戦闘力が向上したり、半減したりする為に非常に重要な要素であり、大魔王は常に前向きで闘い続けた為、三流魔王のように精神的脆さで戦闘力半減や無駄行動といった醜態を晒さずに済んだ。
たとえば部下に命じて真っ先に始末させた勇者が普通に生きていたり、たとえば勇者たちが気球で逃亡した先にたまたま隠遁中の大魔道士が生活していたり、たとえば相手に勝てると思ったら真魔剛竜剣が飛んできたりなど、何があっても決してあきらめてはならない。
奇跡とはなかなか起きないからこそ奇跡なんじゃないかと言いたくなるが、最終的には奇跡を起こすトンデモアイテムを勇者たちが所持していたことが判明し、何度も繰り返される奇跡に、流石の大魔王も「奇蹟は起こる何度でも・・・!!」などとそれって主人公が逆転のサインか何かで言うような言葉だろというセリフを吐いた。
また、ときどきすごくネガティブハートという余の欠点も存在する。本当に最後の最後まで大魔王の心は折れていなかったのだろうか・・・。
以下、魔王軍が体験した怪奇現象の一覧である
- 勇者を始末したと思ったら普通にその弟子のほうが強かった
- 片手が凍ったタイミングでちょうど太陽まで登ってきて片目を切りつけられた(太陽が起こした神の奇跡)
- 殴り合った勇者一行とワニに友情が生まれてしまう
- ブラッディースクライドで意識を失った勇者が無意識で立ち上がってきた
- 亡国の姫が匿われた塔へ向かうとそれからすぐに勇者がやってきた
- その勇者が気球で逃亡する先に隠遁中の大魔道士が暮らしてた
- マグマに沈んでどう考えても死んだだろという戦士がどう見ても助からないワニと復活
- グランドクルスでもう瀕死だろと思った戦士が闘争心で心臓を貫いてきた
- ヒドラを出撃させたその日の掘り出し物がまさかのドラゴンキラー
- 出撃を許可した竜の騎士がまさかの息子と引き分け
- 眠らせて楽勝だろと勇者パーティに夜襲を仕掛けたら大魔道士がやってきた
- 氷炎将軍の必殺技が不発に終わったのにまさかの真似をされる
- パーティを離れていた僧侶戦士がピンポイントで閃華裂光拳をマスター
- かつて気が変わるかもと放っておいた魔界の名工がまさかの地上にいて勇者に協力
- 大魔道士の弟子を救った初撃で運悪く死神の笛が故障
- 勇者一行がこれでチェックメイトと思えば爆弾が直撃した部下が生きていて邪魔される
- 邪魔してきた部下がこれでチェックメイトと思えば反則キャスリングで逃げられる
- でも勇者は倒したと思えばマザードラゴンのパワーで復活した(マザードラゴンによる神の奇跡)
- おおっと、破邪の洞窟が崩れてミナカトール取得に大幅ショートカーット!
- 相変わらず腕のいい魔界の名工が短期間でいい仕事をする
- 大魔道士の弟子、土壇場で覚醒してミナカトール大成功!
- 部下に命じて早々に始末したはずの勇者がまさかの生存
- 戦士が覚醒しすぎてオリハルコンを素手で破壊してHP1で死なない状態になる
- オリハルコン兵士も思いっきり覚醒して光の闘気を取得
- ねぇ、ハドラー。この陸戦騎どうやってパレスまで来たの?
- 魔力炉が暴走して部下も言うことを聞かず勇者がレベルアップ
- その巻き添えで最上階で待っていた大魔王が階下から居城を吹っ飛ばされる
- 【悲報】大魔王最強の肉体で決めた一撃、老師にダメージを与えられない
- 異空間でメガンテ爆発により消し飛ばしたはずの相手が灰の力により生還
- コツをつかんだ大魔道士二世にカイザーフェニックスを分解される
- 最終局面で相手が奇跡を起こすアイテムを持っていたことを知る
- すべてを捨てた最終形態で勝てると思ったら真魔剛竜剣が飛んでくる(勇者の父が起こした神の奇跡)
- ついでに勇者の体力を全回復される(勇者の母が起こした神の奇跡)
- 数千年以上の計画がたった3ヶ月で崩壊する
大魔王バーン「どうして…」