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なにこれ辛い

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なにこれつらいまたはなにこれからい

イラストを見て「これは辛い」と思ったイラストに付けられるタグ。 「なにこれつらい」の表記揺れでもある。

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  • サロンHOMRA

    サロン「HOMRA」Ⅵ

    過去編終わって久しぶりにサロンです。もう随分前だったので、微妙に覚えて無かったりして大変でした…。一応、過去編とサロンと合わせて全部の話になるので、過去話は本当にどうしようもない終わり方でしたが、サロンではしっかり草薙さんを幸せにしたいと思います。ちなみに、次の話で大まかな流れは終了の予定です。今回は長くなって入りきりませんでしたが、久しぶりにキングにがっつり草薙さんを可愛がって(笑)貰いたいと思ってるので、もう少しお付き合い下さいませ。
    16,220文字pixiv小説作品
  • 孤独を知ったら生きられない

    孤独を知ったら生きられない 希望-5-

    俺はお前で、お前は俺だろ?いつも嬉しい時、悲しい時。全て共有してきた。だが俺の孤独、お前達に分かるだろうか。辛くて痛くて悲しくて愛しくて。海の底からとびきりの愛をプレゼントしよう。
    11,194文字pixiv小説作品
  • キャラのプロフィールと細かい設定

    今更ながらプロフィールと細かい設定を書きました〜✨ 誤字脱字があるかもしれませんがそこは目をつぶってください,,,(あと読みづらいかもです) カオルくんの過去に関してはイラストでも描いて分かりやすくするつもりなので待っていてください🙇‍♀️
  • 愚者の涙

    !ブクマコメへの返信は、コメント欄にさせていただいてます🙇ありがとうございます! ☆早々に追記☆ タグとか評価やブクマありがとうございます!励みになります。 一点だけお詫びです、読む前から先入観を持たれそうなタグに関しましては削除させていただきます。申し訳ございません。 どんな感想でも拝読し、今後に生かさせていただきたいので、核心に言及するものはコメントかメッセージでお願いします🙇 !ご注意下さい! 読む方を選ぶお話です。 ___________________ いつも閲覧、評価等ありがとうございます。 前作『愚者の心臓』http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=6598441 の前日談です。前作ではたくさんの素晴らしいタグをつけていただき、感謝でございます。 なぜ、兵長とハンジさんがあそこまで拗れてしまったかが今作ではお分かりいただけると思います。がーっと書いていますので、お見苦しい点はご容赦くださいませ。 また、今作は男性のモブキャラ視点の上に、R15程度で兵長とそのモブ男性が関係を持つシーンが出てきます。 リヴァハン大前提でのリヴァ←モブ(notリット)、モブ(notリット)→ハン要素があります。精神的には、リヴァ→←ハンです。。。 割と前作以上に読む方を選ぶ内容となっております。 一応、これだけ読んでいただいても意味は分かると思います。 以上を踏まえて、よろしくお願いします。
  • 6色を失った松野カラ松の話

    お久し振りです、りんごです。 懲りずにカラ松事変ネタ。 カラ松がサングラスに拘る理由を妄想したら何故かこうなった。 中々救いのない話です(当社比) ※色彩認識に対して医学的におかしい所がありますが、そこはフィクションフィルターをかけてスルーして頂けると有難いです… ほんのり無自覚なおそ→カラ描写があるのでBL松タグお借りしてますが、ほんのり香る程度です(当社比) 今回文章の書き方を変えてみました。 私自身、この書き方は挑戦した事がないので読みやすいかどうか不安で仕方ないです… なのでアンケートを設置させて頂きます。 宜しければ回答して頂けると嬉しいです! 【追記8/23】 タグ追加、コメントありがとうございます。僭越ながらお返事させて頂きます…! 8/22付けのデイリーランキング74位、女子に人気44位に入りました。 皆さまのお陰です、ありがとうございます!励みになります!
    27,353文字pixiv小説作品
  • 刀剣男士が目覚めなくなってる奴集まれ

    刀剣男士が目覚めなくなってる奴集まれ 2

    ちゃんねる風小説です。1の続きです。 1を読まないと分かりにくいと思います。 以下にご注意ください! ※刀剣破壊の描写があります!苦手な方はご注意ください ※審神者や刀剣男士が痛い思いをする表現があります! ※CP要素はほぼないですが、審神者と刀にお前ら付き合っちゃえよーといつも思ってる系作者なのでそういう表現があるかもしれません。 ※作者はにわかです。ちゃんねるはとうらぶちゃんねるとかまとめ位しか読んだ事ありません ※創作審神者がっつり出てきます(男も女もいます) ※原作にはない嘘設定を山程盛っています 本当に全部嘘です 一応諸々気をつけてはいますが、もし何か問題あったら、そっと教えてください。すっと削除します。 今回、普段使わない頭を使ったので私は白い煙を吐きました 完全に限界でしたが、スタンプやブクマやいいねに密やかに励まされました ありがとうございます 続き書いたので、蛍丸の真剣必殺は、してください 絶対に、是非してください待っています そして、まんばちゃん、ごめんなさい 君を近侍にして100回ログインするから許してね100回挨拶してね 本当にごめんやで
    13,857文字pixiv小説作品
  • 壁越し

    こちらは某歌い手グループサマのお名前をお借りした二次創作小説となります。 ご本人様との関係は一切ございませんので、目の届かないようにお願いいたします。
  • 闇の告白

    皆さまお久しぶりです。Long time no see. 長らく投稿していなかったのできっと皆さま私のことなんて忘れてしまっているに違いありません。なのでどんな小説を投稿してもきっと問題がないでしょう。よし。 今回の作品はかなりの衝動で書きました。 こんな文体で書いてみたい!と授業中に突然思い立ち、家に帰って布団の中で3時間くらいで赴くままに書いたものです。よって頭のあの字も使っておりません。皆様もどうぞ頭を使わず魂で読んでください。タイトルはちゃんと尾崎です。 この作品以外にもぽつぽつ書いている小説があるのですが、需要と供給とかなんとか考えているうちに需要なくね?と思い始めています。ぽつぽつTwitterにはあげていますが、お蔵入りになるかもしれません。 もし興味のある方がいらっしゃればTwitter(https://twitter.com/IchigoFK)のほうへ来ていただければと思います。また、そこでぽつぽつされてる小説に少しでもいいなと思う方がいらっしゃったらコメントなどいただければ幸いです。私が喜んで書き上げます。 本当はキャプションを長々書いてキャプション芸なんて言われるのが夢でしたが無理そうですね。うむ。仕方があるまい。 と言うわけで今回はこれくらいで。お付き合いいただきありがとうございました。 (※これより先は本編読了後お読みください) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 弟が自殺した。いや、自殺しようとした。結果として一命は取り留めたようだが、そいつが自殺しようとしたという事実は俺達兄弟の心を深く、深く抉った。 思い当たることは沢山ある。俺達兄弟はそいつへの扱いがとても酷かった。けれどそれは昔からのことで、そいつはずっと耐えてきていたのだ。どんな扱いを受けても反撃なんてすることもなく、努めて笑顔で。それは何も、そいつが気にしてないからとか、言われるのが好きだからとかそういう訳では無いだろう。 言えなかったのだ。嫌われるのが、捨てられるのが怖くて、強くあるしかなかったのだ。 その心のうちが脆く弱いものであることは、伊達に二十数年付き合っていないのだから知っている。知っていて尚、俺達は怒らないからという理由で甘えて、罵って、おもちゃにして、たくさん傷つけた。あいつを思いやることなど一度たりともなかったのだ。 弟は近所のビルから飛び降りた。死ななかったのは、たまたま生えていた茂みがクッションになったからだ。まさに奇跡といえよう。もし茂みがなければ弟はトマトのようにぐしゃりと潰れて、脳髄を撒き散らして死んでいただろうから。 けれどそんな『もし』は有り得ないのだ。弟は、助かるべくして助かった。生きるべくして生きている。 もし弟がその腹にナイフを突き刺したとしても、急所には至らず一命を取り留めるだろう。 もし弟が信号を無視して車に突っ込もうとしても、たまたま現れた人に助けられてしまうだろう。 もし弟が首を吊ろうとしても、途中で縄がちぎれてしまうだろう。 俺達は自ら死ぬことが出来ない。それはこの『世界』の理なのだ。だから弟がどれだけ望んでも、ここにまた戻ってくるしかない。それに気付いていないのは、俺の1人目の弟、カラ松だけだった。 カラ松が自殺するのは、もう10回目なのだ。死んでは生き返り、その日が終わるとまたあの虚言誘拐の朝に戻る。繰り返していることに気づいていないのは本人だけで。 諦めなきゃいけないんだ。お前はこの運命を受け入れるしかない。俺達兄弟に捨てられたことを認めて受け入れて生きるしかないのだ。 そう伝えることがどれだけ惨いことなのかはよくわかっている。捨てた張本人からそんなことを言われて、受け入れるというのは即ちカラ松に「許す」以外の選択肢を与えないことなのだから。またあの笑顔だけの生活に戻れと言われているのだから。 もしかしたらカラ松はこの繰り返しに気付いているのかもしれない。気付いていて尚、認められないのかもしれない。俺たちはこいつがあと何回あるかわからない繰り返しをしていくなかで、自殺をしないという選択肢を選ぶことを待たなければならないし、そうでなければその日のうちに明日から生きることを説得させなければならないのだ。 きっとカラ松は俺たちに愛想をつかしてしまったのだろう。呆れて、もう信じられなくなって、だから俺たちを捨ててしまおうと思って居るのだろう。 「兄ちゃんを置いて行かないでよ」 置いて行くなんて無理なことなんだけどね。でもこれ以上はお前、壊れちゃうんじゃないの。 病室には長男の俺しかいない。他の弟達は自分の意思に反して行われる行動の罪悪感に苛まれて疲れ切っているのだ。あともう5回も行われたらきっと壊れてしまうだろう。けれどそれより先にカラ松の方が壊れてしまうに違いないのだ。自殺してしまうほど辛い出来事をもう何回も繰り返しているのだから。痛々しい姿で眠るこの弟を壊れる前に救うことができるのは、唯一の兄である自分だけだろう。 「早く起きなよカラ松。お前が心配してるほどみんな冷たくないよ。みんなお前に気の毒で伏せっているんだから。お前がちゃんと明日を迎えられたらみんな喜んでくれるよ」 そう声をかけて弟の顔を覗き込んだ丁度そのとき、頑なに閉じられていたその双眸がぱちりと開いた。今までの9回とは違う、輝く瞳がこちらを覗いている。 あ。これはまずい。 「おはようブラザー!!今日もいい日だな!!!!」 俺たちは間に合わなかった。
  • The best dinner

    The best dinner 1

    いつでも腹ペコなエルサのお話。 シリアスです。続きます。 これ書くのにノルウェー料理調べてたらおなかが空きました、トナカイ料理とかとっても気になります。(スヴェン・・・)いつかノルウェーに行きたいなぁ・・・
  • さあ、笑ってくれ、ブラザー!

    兄弟には笑っていてほしい、そう願うカラ松の話。 ※注意 このカラ松は、馬鹿で、鈍感で、ポンコツで、若干サイコパスです。ただ家族の事は大好きなのです。 それでもよろしければ。 カラ松事変です。もう一度、カラ松事変です。 Q、今さら? A、ええ、今さら☆です。 ずっと書いてみたかったカラ松事変………!皆さんが素晴らしい小説書くから書かなくていっかーー☆と思ってましたけれどついに書いてしまいました。 ネタ被りしていたら申し訳ありません、その時はこそりと教えていただけると嬉しいです。 今回材木松タグいれましたが、いらねえ!と思いましたらそれもこそりと教えていただけると。 わたし、基本的にハピエン主義なんです。 ……信じてください、ハピエン主義(なのに何故こうなったと、私が聞きたい) いまですねぇえ色々な次男がでてきますよねえええ、どれもおいしいですよねえええふへへ。 こんな感じで呟いているTwitterやってます。 よろしければ絡んでくださいませ。 http://twitter.com/yua_krtk222
    10,096文字pixiv小説作品
  • さよなら兄弟

    貴方は勘違いしたまま生きていて * 箱舟に乗り込んだ一松とカラ松が生き残る話。 近未来・過去ねつ造・オリジナルキャラとの会話など注意。また、特殊な設定が多く含まれます。 私が夢見る一カラ一至上最高のハッピーエンドにするつもりが、メリバに限りなく近い結末になってしまいました。でも二人とも幸せ。
    40,790文字pixiv小説作品
  • 一人っ子のカラ松

    一人っ子のカラ松の話 カラ松事変の話があります キャラ崩壊や病気、障害の話など、様々な事を捻じ曲げたりしています 苦手な方はブラウザバックでお願いします 初投稿なため、不手際があるかもしれませんが、どうぞよろしくお願いします なんとなくですけど、カラ松は一人っ子だったら厨二病キャラにならなかったと思うんです。 あと、怒ってるとか悲しんでるとか痛いとかそういうのが分からないと謝れないし、謝れないとずっと罪悪感続きますよね
  • 長夢一夜

    幹部軸の半稀のもとに2008の逃亡者半さんが召喚される話。 ほぼしんどいです。
    11,448文字pixiv小説作品
  • 君という存在

    すれ違い

    本当の気持ちに気づくもののどう接していいか分からず寧々を避けるようなってしまったしまった類とそんな類の気持ちを知りたい寧々ちゃんのお話 前回投稿したやつの続きです。前回を見ていない方はそちらを先に見ることをオススメします。深夜テンションで書きました、きっと誤字脱字が多いです。多分まだ続きます…きっと…。 ※途中でクラスメイトモブが出てきます。
  • だから、

    短いです。 仙水でスウォンに遭遇したときのハクの心境とか、涙の意味とか。 ハクは従者としてヨナを大切にする者としてスウォンを殺したくて。でもただのハクはただただ哀しいのかなって感じで。
  • 死にたがり長男の話

    24話を引きずりまくっています。おそ松兄さんが弱い。完全に私得でしかない自己満ですが読んでくださったら嬉しいです
  • 自分の正義

    どこか、エルヴィン団長とリヴァイ兵長、エレンは縦に繋がってる気がして… いやー、初めてBLモノ描いちゃいました。腐女子ってわけでもないんですけど、エルヴィン団長とリヴァイ兵長の恋愛は凄く大人で綺麗で書いてみたくなっちゃいました(∀`*ゞ)エヘヘ
  • ヤブカンゾウの花言葉

    *82話で櫂君にイラッときたので書きなぐった・櫂アイ*言いたいことは作品のあとがきに書きました(笑)////初☆アンケ設置!!よかったら答えてください。////アンケートの結果、どうやらこの続きが読みたい人が多いようなので、頑張って書きます!今週の日曜の合宿回までに書き上げないと、この話を書くためのテンションを保っていられなくなるよ!!うなれ俺の文才!!………あと、放課後オーバーロードを読みたいって言ってくれる人がいて、すごくうれしかったです!正直0人だと思ってた。///アンケに全部がなくてごめんなさい(汗)特にどれがって聞きたかったので、今回は全部無にしました(´・ω・`)/////続きました⇒http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=1332551
  • 自己愛カンスト次男と好感度ゼロのブラザーたち

    好感度カンスト次男と好感度ゼロのブラザーたちは打ち上げをする

    恋愛ゲームは、どのエンディングを選ぶのかその決定権は主人公に帰属します。 どうも、いろはです。番外編です。好感度カンスト次男=三番目の唐松と兄弟たちの最終回後に催された飲み会です。今のところ番外編はもう一つ書くつもりでいます。次回はこのシリーズで最も可哀想な彼のお話になる予定。 * 最終回のコメントにてご質問を頂いたので少々この場を借りて解説をば。前提として本編中にも書きましたがこれは恋愛ゲームではありません。兄弟たちに落葉松と唐松どちらが六つ子の次男『松野カラ松』かを決めてもらうゲームです。この時点で好感度システムは破綻しています。好感度は兄弟に恋愛ゲームと思い込ませるためのフェイクです。兄弟が唐松を選ぶ度に増えていた好感度は兄弟サイドのバッドエンドへのカウントダウンであり警告。そして当然ですが兄弟が導き出した落葉松と唐松の入れ替わり説はただの勘違いです。最初から二人は入れ替わってなどいません。兄弟が落葉松を『松野カラ松』と認め彼の言葉に従い他の人間を連れてきた場合、現実に戻っていたのは落葉松です。落葉松を認めず唐松こそが六つ子の次男だと決め付けた場合がこのシリーズのエンディングとなっております。…ご質問の内容にはこれで答えられていると思うのですが如何でしょうか。もし間違っていたらお手数とは思いますがまたコメントして下さい。改めて書かせて頂きます。 * 追記。これまでのも含めて愛されタグを外してきました。書き始めた当初はまさかこんなオチに落ち着くことになろうとは思わなかったので。今までよく抗議が来なかったなと反省しております。非常に申し訳ない。あとヘイトタグはそんなつもりで書いてはいないのですが、まぁ、いいかなーと。少なからずそう感じる人がいたからタグ付けをしたのでしょうし。これでそういう話を読みたくない方は回避できるわけですから大事なタグだと思います。なので、私はこのままにしておきます。 * 追記の追記。ルーキーランキング50位と女子に人気ランキング93位に入りました。ありがとうございます。番外編なので本当は最終回のシリアスをぶっ壊すような話にしようと思い書き始めたのですが気付けば兄弟たちにただただ追い打ちをかけるだけの話になってしまいました。もっと、こう、面白おかしくしたかったのになぁ。そして上げた後に書き忘れがあることに気付くという…。もういいです。ちなみに容赦ないというコメントを頂いたのですが私はこれでも手加減しています。まだ可愛い方だと思うのですけどねぇ。 * ごめんなさいと一松は謝罪を繰り返す。泣きながら唐松に縋りつき、まるで壊れたレコードのようにさっきから同じ言葉だけを延々とリピートしている。鬱陶しいと唐松は顔を顰めた。他の兄弟がいなくなって二人きりになった途端にこれだ。耳障りな涙声が酷く癪だった。 「一松。おまえはさっきから誰に謝っているんだ?」 「誰って、あんたしかいないでしょ…」 「俺に謝ってどうする?おまえが普段からボロ雑巾みたいに扱って最後に殺したのは俺じゃないだろ?」 「でもあんたもカラ松じゃないの?」 「そうだな。俺は唐松だ」 「でもな」と彼は続ける。 「俺がブラザーたちを憎んで嫌う理由なんてないんだ」 「…何、それ?どういう意味?」 「マイセルフは俺に『松野カラ松』としての記憶はくれたがその時の感情は何一つとして渡してくれなかった。だからおまえたちに殺された一番目が最期に何を思って死んだのか俺には分からない。誘拐されたというのに放置して挙句の果てに寝ているのを邪魔されたなんてそんな理由であんな鈍器をぶつけるような真似は最低だと思うけどな。でもそれだけだ。言い方は悪くなるが俺からすれば所詮ただの他人事だ」 人の一生を映画で見たとして感情移入はできても本人にはなりきれないだろ? それと同じだと、唐松は主張する。「待って」とその意見に一松は弱々しい声で意義を申し立てた。だってそれでは自分が松野カラ松であることを否定しているも同然ではないか。六つ子の次男でないのを認めたことと同義ではないのか。嘘だと言ってくれ、なんて目で唐松に訴える。しかし彼はそれをいとも容易く退けた。 「俺はマイセルフの憎しみから生まれた松野唐松。逆を言えば俺がマイセルフから貰い受けた感情はそれだけだ。一番目を殺されたことに対する二番目の松野落葉松の憎しみだけなんだよ。だから俺はおまえたちのことが憎い。憎くて憎くて堪らない。大嫌いだ。だけどそこに明確な理由は存在しない」 「……」 「それを踏まえた上でもう一度聞くぞ、一松」 謝ってやったんだから許せよ、なんてあまりにも身勝手な自分が頭の中で怒鳴り散らす。違う。そうじゃない。今にも表舞台に上がってきそうなそいつに向けて冷や水をぶっかけた。今しがた彼は言ったばかりではないか。他人事だと。松野唐松はあの一連の騒動における当事者ではないのだと。関係のない人間に謝罪したところで許しなど得られるわけがない。ましてや落葉松の憎悪の塊でしかない唐松にいくら謝ったところで返されるのは理由なき嫌悪だけだ。そんな第三者である唐松が一松に問いかけた。 「おまえは一体誰の許しが欲しくてさっきから謝っているんだ?」

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