『のぞえもん』は雑誌コミックヘヴン連載されていたの藤崎ひかり作の漫画である。
作品解説
「某少年漫画」のパロディと思われる設定や、一般誌としてはかなりきわどい表現が話題になり、第1巻は発売後すぐに「増刷ストップ」がかかるなど物議をかもしていた。
2015年8月8日に発売された日本文芸社の漫画雑誌「コミックヘヴン」第19号では最新話が掲載されず、巻末に以下のような謝罪文が掲載された。
「今号に掲載予定だった『のぞえもん』につきまして、当社としまして内容に不備があると判断し、連載を中止させて頂きます。読者の皆さまには大変ご迷惑をお掛けしましたこと、深くお詫び申し上げます。誠に申し訳ございません」
『のぞえもん』は2015年6月9日、単行本第1巻が発売されたが「内容の一部に不備があった」として、わずか数週間で書店から回収された。
現在単行本はプレミアが付いており、またヤフオクなど以外では取り扱えなくなっている。
あらすじ
高校生たかしのもとに、ある日未来からやって来た幼女型ロボットののぞえもん。
未来のおもちゃを使って、幼なじみで
JKグラビアアイドルのあすかと結婚できる未来を導け!
登場人物
- たかし
主人公。疎遠になってしまった幼馴染のあすかに想いを寄せている。
16歳のJKグラビアアイドル。昔はたかしと仲良かったが、やや疎遠になっている。
- のぞえもん
見た目は幼女の自立型ロボットR-01 FR001-MKII。四次元ランドセルを背負っている。
- かりえもん
通称「ひかり」、のぞみの妹。四次元ランドセルを背負っている。カリえもんという名前は未来のたかしにつけられたものだが、本人は嫌っている。
- ダイアン
あすか親衛隊のリーダー格の女。あすかに近づく男に容赦せず、あすかと仲良くなっているたかしにも厳しく接する。
- ヒメ子
同じくあすか親衛隊のリーダー格の女。
秘密道具
- もシモBOX
「もしも〜だったら」と話すとシモの願いをかなえてくれるが、少しだけしかかなえない。
- らぶらぶぺんしる
ペンをもった人間を解析して自動でラブレターを書く。90秒しか持続しないが、そのラブレターをみた人間はその文章の通りにしたくなる。
- どんぐりぼうし
かぶると道路に落ちているどんぐりのように存在感がなくなる。
- 無視メガネ
時間軸を無視して過去をみることができるメガネ。
余談
ドラえもんの作中の道具はひみつ道具だが、こちらは漢字表記で秘密道具となっている。
関連タグ
ウルトラ怪獣擬人化計画:こちらは公式公認のパロディ作品。