概要
ひよこ侍とは、vividcalm製作のフリーゲームであり、アクションRPG。
2002年7月~2003年6月に開催されたゲーム甲子園において、6月月間優秀作品及びコンストラクションツール部門賞を受賞した作品である。
公開は2004年3月30日に行われた。現在も無料でダウンロード可能。
爆発的な人気はPixiv内では見られないが、そのストーリー性で、当時プレイをしたことのあるプレイヤーには、根強い人気がある。
あらすじ
「いかにして生きるか。全てを犠牲にして手に入れたものの先には何があるのか。死して残るものとは…。悲しく美しくも壮絶に生きた一人の男の物語がここにあります。」公式ページより抜粋。
主人公はテューン=フェルベル。(テューンはデフォルト名。プレイヤー名に変更可能。)
数年前の話。
マニマニという国のリクナーとアヤカの間に生まれた彼は、両親とメイドのミリと平穏に暮らしていた。
とある日、国に劇団がやってきて、女優になる夢を持つ少女、ソラと出会う。
新たな友人を持った主人公は、楽しく日常を過ごしていたが・・・。
ゲームストーリー
基本的には、一方通行のストーリー。
メインはほかの剣士とのバトル。タイトルにある通り、主人公は「侍」の象徴である「刀」を自分の武器にしているため、手に入る武器は刀のみ。
エンディングは3種類、ラストの3択から決まる形になっている。
ちなみにバトルメインなので、負けると当然ゲームオーバーなのだが、オーバー時の画面があまりにも怖すぎるため、見たことのある人にはトラウマになるレベルである。
キャラクター
テューン=フェルベル
主人公。彼こそ、タイトルにある「ひよこ侍」その人である。
ソラ
劇団の少女。彼女の夢と、使っていたひよこの着ぐるみが、後の「ひよこ侍」誕生のきっかけである。