概要
週刊少年サンデーにて1995年38号から1999年27号にかけて連載された、消防士を題材とした漫画作品。
週刊少年チャンピオンにて1991年に短期集中連載された「FIRE AND FORGET」が本作のプロトタイプ。ただしこちらは災害派遣に赴いた自衛官を題材としたものであった。
番外編として、主人公の高校時代を描いた「C組の大吾」が存在している。週刊少年サンデー1996年6月増刊号に掲載された。
その後月刊少年マガジン2020年11月号から、本作の続編である「め組の大吾 救国のオレンジ」が連載されている。
1999年にはアニメ映画「め組の大吾 火事場のバカヤロー」がサンライズの手によって制作され、その年の夏に行われた週刊少年サンデーのイベントにて上映された。
2004年には山田孝之主演でテレビドラマ化され、1月から3月にかけてフジテレビ系列局にて放送された。タイトルは「FIRE BOYS ~め組の大吾~」。
そして「め組の大吾 救国のオレンジ」もテレビアニメ化される事になった。⇒救国のオレンジ
め組の大吾(あらすじ)
幼い頃に巻き込まれた火災で、消防士の五味俊介(ごみ しゅんすけ)に助けられた朝比奈大吾(あさひな だいご)、学生時代いわゆる「不良」であったが、後に大吾は自らも消防士になる事を目指し、見事千国市消防局の採用試験に合格。消防学校での研修を経て、地元の中央消防署めだかヶ浜出張所に配属される。
ところが大吾が配属された「めだかヶ浜」は、都市開発中で、“めったに火事が起きない『め組』”や“目出度い『め組』”と揶揄される出張所だった。ところが、度重なる出動を経験することで、大吾は自らの所属するチームが、最高のプロフェッショナル・チームである事を思い知る。
登場人物
め組の大吾
※演はテレビドラマ、CVはアニメ映画
大吾の母(CV:園田恵子)
カメラマン(CV:千葉一伸)
消防官(CV:小野塚貴志)
要救助者(CV:麻丘夏未)
女子高生(CV:小池亜希子)
オペレーター(CV:柳知樹)