「もっと先へ『加速』したくはないか、少年」
この言葉は作中で黒雪姫先輩が発した台詞であり、主人公ハルユキがブレイン・バーストの世界における戦いに身を投じるきっかけとなったものである。
作品を代表する言葉であるため、『アクセル・ワールド』という作品そのもののキャッチフレーズとしても使われている。
この台詞を略したものとして「もっ先」という言葉が生まれ、そして彼女の代名詞的に使われるようになった。
→黒雪姫
…というのは建前で。
公式サイトによる上記フレーズの脱字が由来である。
「もっ先へ――《加速》したくはないか、少年」
元々彼女の本名が不詳であること、「黒雪姫」ではやや仰々しいこと・呼びづらいこともあって、愛称として定着するのに時間は掛からなかった。
キャラの呼称として定着しやすいのは、主人公や周囲のキャラなどが使用する呼び名であることが多い。
しかし、主人公のハルユキが「先輩」としか呼ばないこと、
友人からの「サッちゃん」「サッちん」呼びはあまりにも使用頻度が低いこと、
そのどちらも特定のキャラを指し示していることが分かりづらいため、
ファンの間でしっくりくる愛称が求められていた背景があったと思われる。
また、読み方は「もっさき」なのか「もっせん」なのか特に決まっていない。
原典からすれば前者なのだが、元々の「先輩」呼びもあるので「もっ先輩」と呼ばれたりする。
ちなみに、タグとしては「黒雪姫」で統一されているためpixivではあまり出番がない。