概要
ライトノベル『アクセル・ワールド』にて、オンライン対戦格闘ゲーム「ブレイン・バースト」を自らの通信端末「ニューロリンカー」にインストールし、デュエルアバターを獲得したプレイヤーの俗称。作中の登場人物のほとんどが該当する。最初期の呼称は《BBプレイヤー》
ブレイン・バーストをインストールするためには2つの条件
- 幼児期からニューロリンカーを使用していること
- 大脳応答に適性(高い反応速度)を持っていること
このうち2つ目の条件は黒雪姫曰く、明確な基準がないとの事。
また、能美征二をはじめとする加速研究会はバーストリンカーという通称を忌避しており、自分達を「加速利用者」「加速能力者」などと呼んでいる。
最初の百人(オリジネーター)
バーストリンカーのうち開発者から直接BBを受け取った第一世代を指す。
現在判明している該当者はクロム・ファルコン/サフラン・ブロッサム/グリーン・グランデ/ブルー・ナイト。またブラック・バイスも自身がオリジネーターであることを示唆するような発言をしている。グラファイト・エッジに関してはオリジネーター以上の古参である《同位体》とのことだが詳細は不明。
与えられた権限自体は第二世代以降と変わりなく、また《親》からの指導も受けられずレギオンなどの互助組織も整っていない状態に投げ込まれたため、現在では大半がポイント全損で加速世界を退場していると推測される。しかし数少ない生き残り達はそのBB最古参の経験に裏打ちされた実力と威圧感で第二世代以降とは一線を画する存在である。またプレイ経験自体が長いことからBBの秘密に肉薄している者も多い。
バーストリンカー一覧
ネガ・ネビュラス
- 有田春雪 / シルバー・クロウ
- 黒雪姫 / ブラック・ロータス
- 黛拓武 / シアン・パイル
- 倉嶋千百合 / ライム・ベル
- 倉崎楓子 / スカイ・レイカー
- 四埜宮謡 / アーダー・メイデン
- 氷見あきら / アクア・カレント
- 小田切累 / マゼンタ・シザー
- アズール・エアー
プチ・パケ
プロミネンス
レオニーズ
グレート・ウォール
クリプト・コズミック・サーカス
オーロラ・オーバル
オシラトリ・ユニヴァース
加速研究会
沖縄のバーストリンカー
無所属
余談
BBの加速というシステムの性質上、古参リンカーになる程精神年齢が成熟する。
だが、それに反比例した肉体の幼さ、非力さのギャップで加速世界に依存する傾向がある。
中でも女性リンカーはリアルの男性に対して“男性恐怖症”を多かれ少なかれ持っている。
これは加速世界で強者である者ほど顕著に現れ、どんなにデュエルアバターが強くても、現実では男性に力負けしてしまう為。
そんな中、主人公のハルユキに女性リンカーが普通に接してくる理由はニコ曰く、ハルユキにはリアル/アバター双方に全く恐怖を感じなかった為らしい。