概要
漫画『アーティストアクロ』の主人公。15歳。自分の故郷に新たな芸術の都を作る「オレ計画(プロジェクト)」を目的に芸術の都にやってきた。
「スパイシー」という表現が口癖で、興奮時によく出る。
2つの角のように尖った髪型で技巧をもってしても直らない。本人もこれを非常に気にしており指摘されると猛烈に怒る。この髪型は生まれつきではなくある理由でできた。
性格は様々なものに目を輝かせるなど明るい。世界中のアーティストが人の魂を素材に技巧を武器として振るうようになった現状を聞きそれに真っ向から反発するなど強い正義感を持つ。
また、何も知らないも同然のデコを助けに行ったり、悪夢にうなされるジローを助けるなど非常に心優しい。
しかし天然または世間知らずな面も多く、都の門番に支払うべき料金を技巧で壁にくっつけて取れなくしてしまったり、自分が不潔だという自覚がなかったりする場面があった。
血が見るのも触るのも苦手であり、出血した場合は止まるまで放っておく。(デコからは「死ぬ気か!」とツッコまれた。)
ただし戦闘中は気にしていないようであり、ブラッドとの戦いでは血を流しながらも戦い抜いた。(おまけ漫画でそのことをツッコまれた時には気を失った。)
少女にときめくなど年下好きな場面が多いが、幼いころのネネへの発言やレオンジとモカに対する様子から、「女性が年下の年齢差がある関係」が好きな可能性もある。
技巧
手で触れた物体の性質を一時的に粘土のように変える「粘土細工師(クレイ・ワーカー)」を使う。
粘土化した物体は形以外にも吸着性や柔らかさも変えることができる。
ヴルーの作品を見て全身に刺激を受けたことで目覚めた後天的タイプの技巧である。
作中の台詞からアクロには粘土化できる(素材として扱う事が可能な)物質が視えるらしいが、どのように映るのかは描写が無いため不明。
本人が人を傷つけることを嫌うため目立たないが、人体に対して使えば骨も筋肉も内臓も全て粘土化して容易く人を殺めることができる技巧でもある。
(ブッチーがそう話した他、回想でも父親のパジャに掴まれた際、咄嗟に手に対してだけ使い粘土のように潰してしまっていた。)
作中では様々な人のアドバイスや技巧の影響により技巧の影響が広がった。