概要
発達した科学力を持つ帝国。数々の星を傘下に置いている。
アザトスの住人は多くは地球人と変わらない見た目をしているが、猫耳のような物がある者や角が生えている者、そして額に目が付いている者など、地球人とは一部のみが違っている。
一方で「可愛さ」「カッコよさ」についての感性や、昼間に活動し夜間に睡眠をとる、入浴の文化や去勢の風習に関しては知っているなど、地球人と似たメンタル性・文化習慣も持っている。
作中に主に登場するのは宇宙船「スレイル」を拠点とした調査団のメンバーで、地球近くの宇宙にとどまっている。
多くの星を傘下に置いているがそれらの星々に地球に住まう動物たちの「可愛さ」は無かったために(作中直接登場した宇宙生物は地球で言えば「ゆるカワ」「キモカワ」な生物ばかりだった)、猫を始めとした地球の動物たちを見ると情緒不安定になり暴走したりキャラが変わってしまうほどの衝撃を受ける。
そのためリザは当初猫についても少しずつ情報を与えて慣れさせてから…と思っていたのだが、与える情報が断片的過ぎて逆に「スレイル」の乗組員には多大な誤解を与える結果になっていた。