概要
ヨルダンのマーストリヒト期の地層から発掘さられた翼指竜亜目(プテロダクティルス亜目)アズダルコ科の翼竜。
1959年にフランスの古生物学者カミーユ・アランブールによって記載されたが、当時は「巨大な翼」を意味するティタノプテリクスと命名された。だが後にこの属名はブユの一種に使われていた事が判明し、30年後の1989年に記載者のアランブールに由来した学名に改められた。
模式標本は頚椎のみ(アランブールは中手骨と誤認した)だったが、2024年にヨルダンのルセイファニン鉱山にて巨大な右上腕骨の一部が発見された。
これらを基に推定すると翼開長7~10mに達し、近縁種であるケツァルコアトルスやハツェゴプテリクスと並び史上最大の飛翔生物の一つに数えられている。
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もしかして:ランボルギーニ