- 身長:155cm
- スリーサイズ:82/50/81
- 好き:花
- 嫌い:争い
- 特技:魔法、オカリナ
CV:笠原弘子
概要
心優しい人格と冷酷な人格が同居している二重人格のグローシアンの少女。年齢は17歳。
ウェインがまだ幼かった頃に面識があり、10年前後を経て再会したにもかかわらず何故かその当時から見た目が全く変わっていない。ウェインにオカリナを教えたのもアリエータである。
本来は心優しい性格をしているが、もう一方の冷酷な人格が表出しているときは平気で他人を傷つけたり、怪物たちを従えて各地に出没するなどの行動を起こしている。
実はヴェンツェルに匹敵するほどの力を持つ最強のグローシアンで攻撃魔法を得意としており、唯一の親友は妖狐のセレブ。
10年前にウェインと出会ったときと全く変わらない外見をしているのは、ウェインが出会った近くの遺跡にあった冷凍睡眠装置でコールドスリープをしていた為で、その理由は自身の体に封印されている異形の原生生物ゲーヴの王・ゲーヴァスの魂の支配から逃れる為である。
200年前、グローシアンの王だったヴェンツェルは「民のために命をはるからこそ王なのだ」と語り、ゲーヴァスの魂を自らの体内に封印しようとし、その言葉に心を打たれたアリエータは尊敬しているヴェンツェルの負担を減らすために、自ら志願して、ゲーヴァスの魂の半分をその体内に封じた。しかし、ヴェンツェルはゲーヴァスの魂の影響で性格が豹変して冷酷な王になってしまった。アリエータも自らの中に破壊衝動が芽生えるのを自覚し、精神の安定をはかるためにコールドスリープという手段をとった(裏設定では豹変したヴェンツェルが自分を狙っていると察し、身の危険を感じて姿というのがある)。
セレブを守護役として、アリエータはコールドスリープで10年間眠り、10日間だけ目覚める生活を、200年間続けていた。しかし、その時間に入ってきたのが偶然出会ったウェインである。アリエータはウェインに優しく接し、自分の得意なオカリナを時間の許す限り教え、再び10年の眠りについた。
そして目覚めた10年後、ヴェンツェルが倒されたことでゲーヴァスの魂はアリエータの中に統合され、アリエータの精神は徐々にゲーヴァスの強靭な魂に蝕まれ支配されつつあった。
ウェインと再会したときには、ゲーヴァスの魂の影響で冷酷な人格が現れ始めていた。
・・・そもそも、ゲーヴァス視点では人間とフェザリアンは「自分達の世界に余所から攻め込んで来た挙句に、同胞を虐殺した侵略者」以外の何物でもないので、人間に優しくしようと言う発想が出て来る訳が無いのだ。劇中でも「この世界は元々我々の物だった」と悲しみと怒りを吐露している。
しかもⅢでは、Ⅲ主人公たちによって世界が救われたというオチまで付いている。ゲーヴァスたちは何のために駆逐されたのか分からない。
ちなみに仲間にするには関連イベントを全てこなした上で複雑な手段を踏まなければならず、失敗すると命を落としてしまうので注意。魔法学院のアリオスト研究室にいき、アリオストから『魂送受信機』を入手しておく必要があるので、1000エルムくらい惜しまずに支払おう。
アリエータが仲間に加わった場合は、彼女の友人のセレブが力尽きてしまう。アリエータが死んだ場合は彼女の遺志を継いでセレブが仲間に加わる。
ドラマCD『GROWLANSERⅡ Pride of Knight』では、子供の頃のウェインとアリエータが出会うドラマが収録されている。
余談
- アリエータ役を演じた笠原弘子さんは『GROW LANSER Ⅱ Condition of Knight』と『GROWLANSERⅡ Pride of Knight』のドラマシリーズでは、オリジナルキャラの少年クルト役も担当、さらにイメージソング『Sense of Justice』も歌っている。
- ファンディスクであるDVD『グローランサー~伝説の遺産~』に収録のドラマ(アリエータとセレブが両名生存しているパラレル設定、若しくは力尽きたセレブが死んだのではなく昏倒したと解釈された設定)では、ラムレーズンアイスに入っているごく少量のラム酒だけでも酔っ払ってしまい程に酒に弱い事実が発覚している。
関連タグ
カーマイン・フォルスマイヤー:一部設定のオマージュ元。